チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

クラフト一味「将門」

2023年09月03日 | 美味しいもの

晴れ、26度、90%

 息子の友人が自分で作って売っている「一味」の店を福岡のデパートの催し物に出店するので、行ってやって欲しいと連絡を受けました。10代からの友人だということです。土曜日曜の二日間しか店には出ないとのこと、このデパート、土日は駐車場に入るのも待ちます。咋朝、開店時を目指して行きました。行きながら確か今週の催しは「イタリア展」だったけどなあと首を傾げながら向かいました。10時前なのに既に車が並んでいました。

 他に用事はありません。催し会場に直行。やはりイタリア展です。「??」会場を一回り、「一味屋さんはどこですか?」と聞くのも憚られるほどイタリア熱です。インスタグラムでどんな「一味」かを下調べしておきました。その中で地元の「ジェラート」ととコラボしているのが頭に浮かびました。そこで「ジェラート」屋さんを探しました。ありました!ありました!ジェラートを受け取るレジの横に一味が置かれています。

 私が行くと息子が知らせてあったので、初対面ですがすぐに打ち解けてお話しさせてもらいました。

 千葉の佐倉市で「唐辛子」を有機栽培し、乾燥にもこだわりを持って作っている「クラフト一味将門」です。この地は平将門とゆかりのある地だそうです。土のpHにもこだわり、畑を荒らすイノシシ対策に狩猟の資格まで取って栽培されています。唐辛子の乾燥というと韓国や中国四川の庭先の筵に広げた真っ赤な唐辛子を思い浮かべます。「将門」は機械での乾燥です。水分の跳び具合は数字化されるから、一番美味しい時を掴めるようです。

 お店先でしばらくお話しさせていただきました。息子と家用に瓶入りを友人たちにも試していただこうと小袋を買いました。 早速封を切りました。「唐辛子」の甘い香りです。甘いというと可笑しく感じるかもしれませんが、まろやかな含みのある香りがします。ちょっと舐めました。辛さは後からやって来ます。この「一味」で初めに作る料理は決まっています。「ラタトゥイユ」です。

 息子の友人、土と真摯に向き合う人柄が滲み出ていらっしゃいました。まだまだ試行錯誤なさると思います。いいものを作って欲しいと願います。東京タワーの2階のお土産売り場でも買い求めることができるそうです。クラフト一味「将門」、どうぞよろしく。

コメント
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