晴、8度、92%
一日中降り続いた雨は夜半には雨足、風が強くなり昼前にやっと上がりました。植物たちが動き始めています。虫たちも動き始めています。
裏庭に降りた途端に赤いチューリップが開いているのが目に入りました。咋秋、植え付けたチューリップも全て赤にしました。ただ球根をオランダのものに変えました。昨年の赤いチューリップは日本の球根、赤い色の違いを見たかったのです。新しく植えた球根は50球ほど、昨年春掘り上げた日本の球根は20球ほど植え込みました。どれもすでに大きく成長して、オランダのものは全て花芽をつけています。第一号はやや短い茎に大きな花をつけました。外の花びらはグリーンがかすかに残っています。どのチューリップも普通の赤いタイプです。桜とは違った春の息吹をチューリップには感じます。日に日に開いてくれるはずです。夕方の散歩時、よそのお宅のチューリップたちも開き始めていました。
最後の「椿」がふっくらと開きました。 「月桂樹」の花も小粒ですが香りよく咲きました。 この小さな花はミツバチが好きな花です。
「セージ」がいくつも蕾をつけています。柔らかな紫の花が咲くのももうすぐです。
「ポリッジ」はこぼれ種で晩秋から見事な葉をつけていました。雪にも負けずに春を迎えました。昨日見ると真ん中にたくさんの花芽が出ています。「ポリッジ」は蜂を集める花です。いちごの人工授粉をしなくていいようにいちごの鉢を「ポリッジ」のそばに置きました。
何ヶ月待ったかしら?「シンビジューム」です。昨年の夏の終わりに3本花芽が出ました。冬になり家に入れましたが、水遣り、日光浴に時々外に出しました。その時、一番大きく育った1本を折ってしまいました。自分の丁寧でない扱いが折角の花を台無しにしてしまいます。やっと2本目の開花です。
昨年友人からいただいた「デンドロデューム」も緑の花芽をつけています。
「オダマキ」は小さいながらいくら見てもため息の出る美しさです。まだまだ花が咲きます。
たくさんの発見で大喜び、風で落ちた葉っぱをかき集めていると、枯芝の陰に桃色が小さく見えました。地面にしゃがんで、枯芝をそっと開くと、「タイツリソウ」です。 茎はまだ数センチなのにあの可愛い花をすでにつけています。冬の間は葉も茎も枯れて何も無くなったかのように見えました。約束を守る植物たちが春を連れて来てくれています。
一雨ごとに花は膨らみ、新たな新芽が出てくると思います。昨日の午後はたくさんの喜びを庭からもらいました。
咲いているうちに是非いらして下さい。私の雑な性格で一本ダメにしたことが悔やまれます。雨上がりは喜びをいっぱい連れて来てくれました。
シンビジュームは咲かせるのが難しいのに、流石だわ❗️
大濠公園のチューリップ🌷も咲きつつありますね。
それ以外にもたくさんのお花でいっぱいで、お散歩の度に花壇を眺めては、目と心の保養をしています。