雨、19度、82%
クリスマスローズを10株ほど植えている庭の一角があります。花の盛りは過ぎました。夏の暑さ予防に今年は早くに花を切りました。その片隅に3月初め小さな芽が出ているのを見つけました。小さな緑です。「なんの芽だろう?」抜かずに見ているとズンズン背を伸ばしました。葉の形から「クリスマスローズ」とわかります。 並んで植っている「クリスマスローズ」どれかの子供です。6年育てて初めて「こぼれ種っ子」ができました。
昨年秋には一番古い株を3つに分けました。この春は特に目立った新種も出なかったので、新しい株は買いませんでした。いよいよ、我が家で自家増殖できる株が育って来ています。小さな株を買っても1、2年花がつかない「クリスマスローズ」です。店で花付きを売っているのはすでに何年も手が掛けられた株です。育ててみてわかった「クリスマスローズ」の値段の高さでした。
種を蒔けば数ヶ月後に花をつける植物もたくさんですが、発芽から開花まで数年を要する植物もまたたくさんあります。先月は初めて「クリスマスローズ」の種取りに成功しました。 夏の暑さが収まる10月ごろ種蒔きの予定です。「こぼれ種っ子」も嬉しいけれど種から育てる楽しみは格別です。
今日は一日雨予報、しっかり脇芽も出始めた「こぼれ種っ子」を鉢に植え替えました。 帰宅中、庭の草むしりをしていた主人もこの小さな芽は大事にとって置いてくれました。
「こぼれ種っ子」が花をつけるのは数年先、種蒔きするものはまだその先の話です。気長に小さな緑を見守る、これも庭の楽しみです。
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