曇、6度、87%
女正月、小正月とも呼ばれる15日には小豆を炊きます。ここ数年はあん餅をこさえました。今年は主人も一緒です。久しぶりに「小豆粥」を仕込みました。
小豆をコトコトと朝から炊き始めます。「小豆粥」の分の小豆は煮崩れる前に引き上げて残りは粒あんにしました。隣で炊いているおかゆに形のある小豆を入れ、しばらくするとおかゆが薄紅色に染まります。とても幸せな色です。
小豆は慶びごと、季節の節目に使われる食材です。お正月から半月、忙しかった女性を労う意味がある「女正月」、「小豆を食べてまたマメに働きましょうという意味かしら?」と炊きながら一人で笑いました。一晩でも美味しく漬かる「おカブ」のぬか漬けを添えて、お腹に負担のかからぬ粗食です。
3年ぶりに帰国した主人にあれもこれも日本らしいものをと1日の献立を立てました。日頃は4日に一度の買い物が毎日買い物に出かけます。「初めて小豆粥を食べた。」という主人、香港に渡る前、幾度か作った「小豆粥」をお忘れのようでした。
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