晴、9度、57%
寒くなると必ず食べたくなる「肉まん」。私は皮がフカフカの「肉まん」が好きです。中の肉餡は多めで硬めが良い。全体的にも大きい方が嬉しい。艶々の皮肌を見ると美人だねと思います。。
朝、バゲットを焼いた後のオーブンの余熱を利用して「肉まん」の皮を発酵させます。朝の発酵手順が遅れるとお昼に間に合わなくなるので、「今日は、肉まん!」と気合を入れます。ふっくらと太った肉まんが蒸しあがりました。あつあつです。お皿に盛るのはひとつづつ、食べ終わってお代わりに台所へ向かいます。寒い時期、温かな食べ物を手に持って食べるのは幸せです。手先からも美味しさをもらいます。湯気が立つ姿を見ると目からも幸せをもらいます。湯気は匂いを運んでくれて鼻も喜んでいます。もちろんお腹も膨らんで幸せです。「焼き芋」も同じだなぁ。熱い飲み物のカップを手にした時も同じです。寒いからこその幸せです。
スーパーで売られている常温保存の「肉まん」が不思議でなりません。山積みの肉まん、保存料のおかげかもしれませんが中はお肉です。もちろん傷まないからああして売っているのでしょうが、どうしても買う気になりません。食べ物でない気がします。
お家で作る「肉まん」は不揃いです。口が開いて大笑いしている「肉まん」もできます。でも安心して口に運べます。この冬幾度作るかしら?あつあつ、ふかふか肉餡たっぷりの私の「肉まん」です。