曇、11度、57%
渋柿を干して約ひと月、小さく干からびた「干し柿」ができました。麻紐で吊った柿を紐から外しました。 雨の多いこのひと月でした。お日様も少なかったけど風はよく吹きました。深い軒下に干したので、雨で取り入れることもありません。柿がぶら下がっている光景が好きです。
少し揉みました。「ころ柿」より柔らかく「あんぽ柿」より硬い我が家の「干し柿」です。早速、昨日のおやつにほうじ茶と一緒に食べました。 干している間、生の「富有柿」をいただきました。よく熟れた「富有柿」は秋の甘味です。干しただけなのに「干し柿」はその甘さを変えます。渋も抜けます。アルコール消毒をして干しただけです。ネットリも生柿とは違います。種の周りが一番美味しいのは生も干したのも変わりません。鄙びた味です。
香港にも「干し柿」がありました。「柿餅」と書かれて売っています。粉が吹いていますが縦方向に柿を丸くつぶしています。一度だけ買って食べました。なぜだろう?甘くなかった記憶があります。「柿餅」を買う人もあまり見かけませんでした。
よく揉んで、缶に収めました。 ピッタリ2缶。家族の帰りを「干し柿」も待ちます。
居間のテーブルの上には、私がいつでも食べれるように蓋つきに入れました。 ついつい蓋を開けてしまいそうです。