チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

師走 ついたち

2024年12月01日 | クリスマス

曇、8度、71%

 今年もあと一月、時間が速く過ぎます。12月らしい寒い朝を迎えました。

 帰国以来、クリスマスはほぼ一人で迎えました。おそらく今年も一人です。それでも家の中はクリスマス模様に飾ります。クリスマスの準備は心が温まる時間です。  アイアンのキャンドルツリーに飾るのはもう40数年、この白木の飾りです。その昔、アメリカからやって来ました。白木が薄茶色に変色しています。飾り棚には、 ディアドロの小さなツリー、 ツリーを刺した私の刺繍額です。こちらも麻布が黄変しています。どれもこれも私とずっと一緒に歩んできたクリスマスの飾りです。床の間も26日まではクリスマスの飾りです。 大きな床間に不釣り合いな馬小屋の「マリアとキリスト」の刺繍額、 庭に7年間生きていた小さな「柊」を金色の缶に植え替えて、赤い実をつけて飾りました。 床の間はどう飾っても静かな空間になります。

 床の間前のコーヒーテーブルに置いた本は、「クラブツリーエヴリン」のクックブック。 古い古い本です。幾度も読み返しています。イギリスの料理は美味しくないと言われますが、この本からのレシピで今も作る料理があります。

 もちろんテーブルクロスは赤い色。暖かさを呼びます。 冬はますます陽が少なくなるこの家です。着るものに赤い色を身につけないので、目に入る赤は貴重です。

  モモのカレンダーはお風呂上がりのモモ、6歳の時です。私のバスローブにしっかり包まれています。香港も冬は少し寒くなります。懐かしい一枚です。

 私と一緒に歩んで来てくれたものに囲まれて心温まる「師走」の始まりです。

 

コメント (2)
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