晴、8度、60%
魚屋さんの店先が賑やかになって来ました。お魚が美味しくなる季節です。しかも早々にクリスマスやらお正月用の魚も並んでいます。福岡は「鯛」が美味しい土地です。養殖のおかげで一年中「真鯛」が取れるようになったそうです。昨日、珍しく「黒鯛」が一匹だけありました。小振りで30センチほどの「黒鯛」です。 鱗やお腹をとった後に写真に収めたので貧相です。「黒鯛」を見てるとおじさんが「脂が乗ってるよ。」と声をかけてくれました。一匹だけだからでしょうか「まけとくよ。」
お夕飯は軽く塩をして焼いた「黒鯛」でした。身の盛り上がり具合、脂の乗り、なかなかです。ただ磯臭さがつきものの「黒鯛」です。「サザエ」のような磯の香りは好き好きです。私はさほど気になりません。味はというと、「真鯛」の方がクセがなく甘味が優っていると思います。「黒鯛」はもっさり感が残ります。
何年振りに食べた「黒鯛」でしょうか?釣り人はこの魚を釣り上げるのは面白いと言います。香港でもたまに魚屋に並んでいましたが、人気のない魚でした。この魚屋に並ぶ魚は概ね地元のものです。遠くても対馬、山口沖、魚も養殖などで季節感がなくなりました。スーパーに並ぶ「タコ」など輸入品です。地元の魚が食べられることに感謝します。