庭の冬鳥
晴、4度、64%
寒さが増すにつれ庭の鳥たちが増えて来ます。渡ってくる鳥のようです。「カラス」、「スズメ」、「ムクドリ」などは一年中常連のお客様、春先の「ウグイス」の声を聞く頃までには冬限定の鳥たちは姿が見えなくなります。
庭には小さな木の実がなっています。「南天」、大小の「もちの木」、赤い実、黒い実をついばみにやって来る鳥達です。時には地面をつついて、ミミズを引っ張っています。私が見えない虫達も鳥のご馳走になっていると思います。
庭に鳥が来たからとすぐに気付くことはありません。本を読んでてふと窓の外に目をやると、見慣れぬ鳥の姿を発見。動くとすぐに飛び立ちますのでガラス越しに写真を撮ります。庭のパーティションにある「モモさんの通り穴」の向こうに見えるのは「シロハラ」でしょうか。大きな地味な鳥です。一度目が合いましたが、私の存在は気にならない様子です。枯れた芝を頻りにつついていました。
胸がオレンジ色の「ショウビタキ」も毎年やって来ます。 福岡の北風は冬は寒さを連れて来ます。強い風に吹かれて何を考えているのか、しばらく草が生えている花壇にじっとしていました。
「キー、キー」と高い声でなく鳥がいます。地面には降りて来ません。高いマキの木に止まっています。薄いブルーグレーの鳩よりやや小ぶりな鳥です。一度、2階のベランダにいると目の前にいました。生憎、カメラを持ち合わせていませんでした。目が合うとすぐに飛び立ちました。
南天の赤い実をお正月の花に添えようと思っても、鳥達がついばんだ後でまばらについている赤い実です。黒い実を食べると、黒いフンをあちこちに残して行きます。
寒さから私はほとんど家の中で過ごします。庭の草花の動きも手入れも一番少ない時期です。そんな庭ですから鳥達も安心してやって来るのでしょう。梅の木に「ウグイス」が鳴く頃にはこの鳥達の姿はもうありません。
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