晴、30度、80%
庭の梅の木から落ちた熟し梅を「梅干し」にしました。年老いた木ですが大きな実をつけてくれます。梅干しを塩漬けにし、赤紫蘇が出回ると一緒に漬けます。しばらくすると梅から出た汁がきれいな赤に染まります。「梅酢」です。酸っぱいのではなく塩水に梅のエキスとシソの香りがついています。 梅干しの副産物です。「紅ショウガ」でも作ろうかなと思っていたのですが、「柴漬け」を作りました。ナスの柴漬けです。
小さい頃から「柴漬け」が好きでした。「土井の柴漬け」をいただくと封が切られるのを楽しみに待ちました。昔は今のようにデパートに行けば全国の美味しい物が手に入ることはありませんでした。関西からのお土産でした。梅とシソの香りが移ったシワシワのナス、この暑さの中ご飯が進みます。
ナスを塩もみして「梅酢」で漬けるだけです。 我が家の漬物石は「スパイス用のすり鉢」です。梅を漬けるときも梅の上にこのすり鉢をのせます。10キロぐらいです。しゃれた漬物を作る容器が売られていますが持ちません。手持ちのこのすり鉢とガラスのボールで作ります。 「柴漬け」の水が上がり、ナスが徐々に赤く染まります。ガラスのボールから見える様子が楽しませてくれます。
二日、三日で出来上がり。早速食べました。漬物ですが、「ナスの水漬け」と「柴漬け」は冷たい方が好きです。「梅酢」はまだあります。キュウリやミョウガも漬けてみよう。庭の梅の木からの恵みを残さず小さな身体にいただきます。
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