曇、8度、67%
師走らしい寒さで迎えた一二月一日です。後ひと月で今年も終わりと思うと身が引き締まります。義母が逝って半月が経ちました。私の中にできた穴を見つめ始めています。人が亡くなることがこんなに呆気ないとは、世の中は何一つ変わらず回っています。私の気持ちとは裏腹に、忙しい師走がやって来ました。忙しいと気晴れてかえって良いかとも思います。
近くのスーパーですらジングルベルの曲を早々にかけています。繁華街に出ればツリーの飾りが至る所に。喪中ですが、例年通りに質素な飾り付けをしました。床の間のお軸は外して、「馬小舎のイエス」の刺繍の額を飾ります。小振りな額ですが香港で誂えた額縁がいいものだったので広い床間にも映えます。
床の間の前のテーブルには「コーヒーテーブルブック」が置かれています。 今月は3冊、子供の絵本のクラシック、絵本作家「サセック」の本です。「THIS IS HONG KONG」「THIS IS NEW YORK」「THOS IS PARIS」重ねて置きますが、毎日一番上の本を替えます。昔の街並みを描いた絵本です。忙しい合間、ページを捲るのが楽しみです。
クリスマスが近くなると「赤」と「緑」が部屋に欲しくなります。「モリス」らしい絵柄の一枚をテーブルにかけてみました。 赤も様々、ピンクを濃くしたような趣のあるこの色が好きです。 赤や緑があるのに部屋が落ち着いて見えるのは「モリス」の布の成せる技です。
モモカレンダー、2歳のモモです。主人がオーストラリアから蝋引きのコートをモモのお土産に持ち帰った日の写真です。モモが見上げる先は主人、まだあどけなさが残っている横顔です。このコート大事にとってあります。ココに着せてみるのですが、ガパガパ。やっぱりモモは大きかったなぁ。
年齢のせいで全てがスローになって来た私、一年のことを胸で咀嚼しながら「一二月仕事」を進めます。「一二月仕事」は前に進む大事な仕事です。
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