晴、14度、70%
果物を食べていて種を見ると土に蒔きたくなります。「アボガド」のように水栽培できるもの、「みかん類」「りんご」「マンゴ」、種を見れば育てようと思います。「りんご」の種を蒔いたのは1度や2度ではありません。根が出て、小さな緑の葉が芽生えるのですがそれまででした。香港の暑さは「りんご」には不向きでした。帰国後、土に蒔いた「りんごの種」芽生えて、既に4年が過ぎました。
20センチほどの高さです。暑い季節を乗り越えたのに、この夏は一向に成長しませんでした。日当たりだろうか?土質だろうか?悩みます。初めてこの大きさまで育てることが出来た「りんご」です。日中、一日中日に当ててやろうと地植えを掘り上げて鉢に移しました。小さい割に深く張った根でした。「よくここまで育ったね。」
木は始め木自体を育てます。栄養を得るために葉を広げます。花を咲かせるのは芽生えて数年後です。実をつけるのは花を咲かせてもまだ時間がかかります。種から育てることは、辛抱が必要です。「りんご」より先に蒔いた「アボガド」は今年やっと花をつけました。受粉が難しく実はまだ先になりそうです。同じ頃蒔いた「アプリコット」は花は咲かせませんが、1メートルほどに育っています。
ある程度育った苗木を買ってきて植えれば、こんなに時間はかかりません。一年、四季が巡って、また一年、また一年。小さな芽を信じて、いつか実をつけてくれるのを待ちます。
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