晴、17度、80%
帰国してすぐに植えた2本のオリーブ、まだ5年ですが大きな木に育ちました。一年に2、3回切っても切ってもズンズン高さを増します。手に負えません。今年は実を沢山つけました。小さな花が咲いていても実にならない年もありました。植えた翌年、わずかに出来た実を塩漬けにしようと、アク抜きをしました。そのままでは渋くて食べられません。重曹液に浸けて10日ほどで抜けると書かれています。ところが半年経っても渋いままでした。重曹液は毎日取り替えます。結局食べないまま、「オリーブって面倒だなあ。」と思うようになりました。
たくさんの実をそのまま放っておこうと考えていたのですが、ポトポト落ち始めた実を見ると「勿体無いいなあ。」と収穫しました。
小粒なオリーブです。手でもぎって、服のポケットに入れながらの作業です。よく熟れた紫と緑の実、手のひらにコロコロと感じます。刃物を使わない作業なので、ココも一緒に庭に出ていました。 「オリーブよ、まだ食べられないよ。」重曹に浸ける前に種を取ったほうがいいのですが、小粒なので皮に爪楊枝で穴を開け、アク抜きを始めました。爪楊枝の先はオリーブの油が滲んでいます。
重曹液に浸けて2日目、「今年はうまく抜けてくれるかしら?」不安です。うまくいかなかったら、来年は簡単な方法でオリーブオイルを絞ってみようと思っています。実のなる木は花も実も楽しめます。しかも一年中緑の葉を茂らせるオリーブです。細葉は裏がシルバー色で風にそよぐと美しい。
今年はオリーブを食べられますように。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます