椿
2023年01月28日 | 花
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曇、2度、64%
花は草の花も木の花も好きです。帰国する前からこの花を植えよう、あの木を植えようと色々思い巡らしました。子供の頃からこの家の庭は花が少ない庭でした。帰国してそろそろ6年になります。苗木で植えた木も大きくなりました。毎年の庭仕事のルーティーンも少しずつ要領がつかめてきました。
秋口から庭の花が少なくなります。真冬にはいくつかの花が咲くだけです。冬の庭を彩ってくれる花は目を楽しませてくれるだけでなく元気もくれます。帰国後、とても好きになった花が「椿」です。香港には「山茶花」はありましたが「椿」はなかったと記憶しています。「椿」熱が起こったのは、おそらく若い友人の影響です。「椿」だけの花展の写真を毎年送ってくれます。その一つ一つの「椿」の表情に魅せられました。
「玉有明」という紅白の椿を植えました。 大きな丸い実をつけて、その種から小さな苗木が芽生えています。その後、4本もの「椿」を座敷に面した和風の庭に植えました。まださほど大きくはありません。紅白それぞれ2本ずつです。か細い枝に蕾がたくさんついています、時間をかけてまん丸く膨らんだかと思うと花開きます。
雪の中、色づき始めた「沈丁花」「ミツマタ」その横で「椿」が花を咲かせています。中国原産と言いますが、シャネルのマークも「椿」、資生堂のマークも「椿」です。薔薇とは違った華やかさです。
少し季節はずれに咲く「夏椿」があることを知りました。文様としても古くから使われる「椿」です。うっすらと雪化粧をした「椿」は格別の美しさを感じます。朝、雨戸を開けての楽しみは「椿」を見ることです。
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