曇、10度、88%
今、庭にはスミレが咲いています。小さなスミレたちです。園芸種のものですから、本来の花期より随分早く秋口から咲き始めます。種から蒔いたスミレはまだ数センチの苗で花は5月ごろかなと予想しています。スミレでも昔からある「パンジー」は花びらが大きく好きになれません。庭で一番大きなスミレは「ビオラ」です。
今年は「ビオラ」の改良種、「フィーリー」が登場しました。「ビオラ」の半分ほどの花ですが、精巧な作りで数多く花をつけています。 手前が「ビオラ」奥が「フィーリー」です。「フィーリ」でも大きさに違いがあります。 奥の花が一番小さな「フィーリー」です。
「屋久島スミレ」も改良品種です。冬の最中も咲き続けました。原種に近いスミレは俯き加減に花を咲かせます。 「においスミレ」も原種に近く「ビオラ」の様に群れて咲きません。ポツポツと咲くところが魅力です。微かに甘く香ります。
2年前から散歩道の道端にスミレの葉が芽生えて来ました。小さな花が下を向いて咲くので花を見つけるのは容易ではありません。でも確実にその数を増やしています。「スミレ」は強い品種です。
「フィーリー」にすでに種がついています。 この結実にすっかり見惚れてしまいました。枯れてしまうのを待って「種取り」です。種から育てるのは簡単だと聞きますが、私は下手くそで、今年もたった4株しか芽生えてくれませんでした。深いオレンジの種を蒔きました。オレンジ色の「ビオラ」が咲くのはまだまだ先の話です。種を取り、種を蒔き、芽生えて、花を咲かせ、また花の一年が巡ります。
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