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晴、19度、62%
街角を回った途端、鼻に届くかすかな甘い香り、「金木犀」が咲き始めました。今年は例年より遅いそうです。私の住む街は庭に「金木犀」がある家が多く、縁側に腰掛けているだけでも満開時にはその香りに満たされます。
まだ蕾です。色もオレンジ色より薄い黄色です。小さな「金木犀」の花は色付かないと気付きません。満開になり町中が「金木犀」の香りいっぱいになるのも好きですが、この咲き始めのかすかな香りの時が胸が一番踊ります。鼻先を掠める香り、必ず立ち止まって「どの木かな?」と見回します。過ごしやすい季節になりました。空は秋の色、そして「金木犀」の香り。この二つが揃うと、何故かどこまでも歩きたくなります。
夏の間、朝晩のココの散歩以外は外出は車でした。外に出るのですら億劫でした。庭の水遣りは朝7時前に終わらせます。無駄に体力を使わなかったはずですが、九月に入ると急に体が重く感じられました。昨日は心は「金木犀」と秋の空に誘われて、体も軽く感じます。歩きました、目的もなく、ただただ歩きました。庭仕事をしている人もたくさん見かけます。外にいないと勿体無い季節です。
我が家の玄関脇の古木の「金木犀」もまだ蕾です。今年は枝払いをしていないので緑豊かにどの枝もたくさんの蕾をつけています。満開になると、木がオレンジ色に見えます。数日で満開です。
昨年はあちこちで金木犀の二度咲きを聞きました。木々も暑い夏が負担になるのでしょう。調整の二度咲きだったのかしら?かすかな香りの今、「金木犀」に感謝して季節の巡りを知ります。
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