気ままに

大船での気ままな生活日誌

バラもコスモスたちも見頃に 上弦の月

2023-10-22 21:32:20 | Weblog

こんばんわ。

島倉千代子は”人生いろいろ”で♪バラもコスモスたちも枯れておしまいと歌ったが、大船フラワーセンターのバラとコスモスたちは見頃になりました。♪髪をみじかくしたりつよく小指をかんだり自分ばかりを責めて泣いてすごさない♪で結構ですよ(笑)。

池の前のコスモスは満開

秋薔薇も見頃に入る

マリアカラス

ラブミーテンダー

ブラックティー

タイムレス

あとはまとめて。

広場のコスモスも満開 子供達はハロウィンスタイル

人生いろいろ、桜だっていろいろ咲き乱れるの。

アーコレード桜 オオヤマザクラとコヒガンザクラの交雑により英国で作出。春と秋に咲く。

押し花展の片隅に牧野富太郎博士の植物標本4点が展示される。大船で見られるとは。

エゴノキ標本。花もしっかり押し花に。

今日は上弦の月。十三夜の名月(後の月、栗名月)まであと5日。

今夜はオリオン座流星群も期待。流れ星をひとつ見てから寝よう。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

夕富士

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閻魔さまの金木犀絨毯、荘司福展、八幡さまのおめでた

2023-10-21 21:54:29 | Weblog

こんばんわ。

軽いぎっくり腰で三日ほど外出を控えていたが、今日、完治したので(?)、早速、北鎌倉から鎌倉まで歩いた。まず、閻魔さまを祀る円王寺。ここの金木犀が一昨日の風で散っているはず。とすれば、金木犀の花びらの絨毯が見られはず。はたしてどうだったか。

絨毯というのには気がひけるかな。薄いオレンジ色の布を敷いたくらい。もうニ、三日後が見頃か。

お地蔵さまにも散り金木犀。

閻魔さまのお顔も金木犀の花の色。

人気のえんまさま。

まだまだ散らすぞ。

円王寺を出ると、すぐ、巨福呂坂洞門。

このトンネルを抜けると、すぐそこに神奈川県近代美術館・鎌倉別館。

日本画家、荘司福の特別展が開催されていた。

ぼくも好きな画家で十分、楽しめた。

とても素晴らしかった。これは、他日、独立した記事で1本、書こうと思う。珍しく写真撮影可能だったのでお礼の意味でもね(笑)。

ここを出るとすぐそこに八幡さま(鶴岡八幡宮を地元ではこう呼ぶ)。閻魔さまでもおめでた(金木犀の絨毯)だったが、八幡さまでもおめでただった。

舞殿で結婚式。おめでとうございます。

七五三の家族もいく組も見かけた。おめでとうございます。

ちょっと歩き過ぎたかな。明日また腰が痛くなったらどうしよう。

心配するなとお月さま。明日は上弦の月だもの。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

おんめさま(大巧寺)のダイヤモンドリリーが咲き始めた。

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やまと絵展(1)四大絵巻勢揃い

2023-10-20 21:06:32 | Weblog

こんばんわ。

東博で”やまと絵/受け継がれる王朝の美”展が開かれている。最大の呼び物は、日本絵巻史上最高傑作として名高い”四大絵巻”が同時展示されること。ぼくは、このような勢揃い展が大好きで(汗)、たいてい出掛けている。例えば、佐竹本三十六歌仙勢揃い、一遍聖絵全巻、岩佐又兵衛絵巻全巻同時展示などいくつも。

本展では、展示される約240件のうち、国宝が53件、重要文化財が125件という豪華なものなので、それらは、4期に分けて展示替えされる。そして、4大絵巻がそろって展示されるのは10月11~22日の10日間余りだけ。ということで、開幕早々、二日目に出掛けた。

四大絵巻とは、『鳥獣戯画』(高山寺)、『源氏物語絵巻』(徳川美術館)、『伴大納言絵巻』(出光美術館)、『信貴山縁起絵巻』(朝護孫子寺)の四つ。 いずれも平安時代末の作品でみな国宝である。

絵巻きは出来ればすべて拡げて、物語の解説文も添えて、見せてもらいたいが、こういう展覧会ではそうはいかず、代表的な場面が拡げてあるだけである。でも、ぼくを含めて多くの観客は、たとえ、一画面だけでも、国宝四大絵巻を同時に見られるだけでも幸せ。せめて、写真でも撮らせてもらえれば、より記憶にも残るのだが、撮影は全面禁止。

というわけで、本展の第1期で展示されていた場面をここに載せて、”四大国宝絵巻同時制覇”の記録としたい。

『鳥獣戯画』(高山寺)

甲巻、乙巻、丙巻、丁巻とあるが、最も有名な甲巻が今期に展示されている。このカエルとうさぎのお相撲の場面が開かれている。

『源氏物語絵巻』(徳川美術館)

関屋・絵合 源氏29歳のとき九月から冬までの物語、逢坂の関で偶然空蝉と出会う場面。

『伴大納言絵巻』(出光美術館)

貞観8年(866)閏3月10日に起きた、応天門の炎上をめぐる大納言・伴善男の陰謀、その露見と失脚の物語を、生き生きと描いた絵巻。宮廷絵所絵師・常磐光長筆と考えられている。上巻部分。I期のみの展示となる。

『信貴山縁起絵巻』(朝護孫子寺)

信貴山朝護孫子寺を開いた命蓮の奇跡の数々を描いた説話絵巻。画中の山水表現も平安時代やまと絵の極、致を示すものとされる。飛倉巻、延喜加持巻、尼公巻の全三巻。今期は飛倉巻が開かれている。

”信貴山縁起絵巻”以外の絵巻はすでに何度か見ているが、何度も言うように、同時に観たことに意義がある(笑)。幸せなひとときであった。

ほかにも、II期には神護寺国宝三像、Ⅲ-IV期には三大国宝装飾経などの勢揃い展示もあるので、何度か足を運ぶようになるだろう。

(つづく)

では、おやすみなさい。

いい夢を。

今日は六日月。明後日がもう上弦の月。曇り空の中、今日も顔を出してくれた。

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60年に一度の洪鐘(おおがね)祭、間もなく開催 その絵巻を見る 

2023-10-19 18:34:12 | Weblog

こんばんわ。

60年の一度の大祭、円覚寺の洪鐘(おおがね)祭が間もなく、29日に開催される。

円覚寺・仏殿の東南の山の上に鐘楼があるが、鎌倉最大で”洪鐘(おおがね)”と呼ばれている。正安三年(1301年)に第9代執権北条貞時の寄進により、鋳物師、物部国光が制作したもので、昭和28年、国宝に指定されている。

その洪鐘を祀る祭礼が洪鐘祭(おおがねまつり/こうしょうさい)で、史料上では文明十二年(1480年)から、60年に一度、庚子(かのえね)の年に行われている。時々の事情でずれることがあり、明治では不作の影響で翌年に、昭和の時代は円覚寺仏殿の再建により、そして、今回はコロナの影響で3年遅れとなった。

歴代の洪鐘祭の様子は絵画や絵巻等に残されていて、とくに明治時代の洪鐘祭は16mにも及ぶ長大な絵巻、洪鐘祭行列絵巻に詳しく描かれている。この絵巻は、円覚寺の”宝物風入れ”の時に、全部拡げられ展示されるので、その豪華な行列の様相には驚き、是非、生きてる間に実際の行列を見たいと思っていた。

2020年に行われる予定であった洪鐘祭がコロナ禍で順延となり、いよいよ本年、開催されることになった。これに合わせて、鎌倉歴史文化交流館では、洪鐘祭に関わる史料や絵巻、記録写真、解説パネルなど、洪鐘祭の歴史を紹介する特別展、”洪鐘祭/60年に一度の祭礼の記録”を開催している。ここで、あの洪鐘祭行列絵巻が展示され、解説版は写真撮影も可能であったので、ここに記録しておこうと思う。

鎌倉歴史文化交流館 鎌倉駅西口から銭洗い弁天方面へ5分も歩くと着く。

特別展:洪鐘祭/60年に一度の祭礼の記録

洪鐘祭行列絵巻(明治34年の祭礼、栗田要三作)右手の整理箱に絵巻の原本、左手の壁に複製画と解説文が展示されている。

では、以下順に。行列の様子を。

さて、60年に一度、令和の洪鐘祭はどのような行列になるだろうか。朝日新聞のローカル版に北鎌倉町内での準備の様子が伝えられた。触れ太鼓や神輿、お囃子など300メートル、千人の行列になるようだ。チャルメラが鳴る江の島神社の”唐人行列”のほか、”面掛行列”も加わる予定だ。絵巻にもあった張りぼての洪鐘も子供たちも参加し、制作中だという。また、おもちゃのヘルメットを土台にした兜、厚紙で鎧など武者装束もつくり、”北鎌倉の13人”として行列に参加の予定だ。この子たちが、60年後の洪鐘祭を主導していくことになるのだろう。まさに、次代につなぐ。


明治の行列、張りぼての洪鐘)


八雲神社のお面

パレードは10月29日9時半より12時半まで。建長寺~小袋谷交差点~円覚寺(県道21号横浜鎌倉線)。北鎌倉駅下車。雨天決行。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

今日の夕月(五日月)こんな雲が多いのに雲間から顔を出してくれた。

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ハロウィン・フラワーセンター 花よりお化け

2023-10-18 21:12:23 | Weblog

こんばんわ。

10月も半ばになると、大船フラワーセンターもハロウィン仕様。秋薔薇はまだ少し早いし、つい目は、”花よりお化け”。

いきなり、玄関口でハロウィンでハロー!

裏に廻れば、ガイコツや魔女たちがこんにちわ。

子供達もハロウィン・ウエアーでこんにちわ。

広場にはお化けカボチャがいっぱい。

おお恐っ!

あちこちにユウレイさんが。

グリーンハウスもハロウィン・スタイル。

ヒスイカズラは最近、咲かなくなったが、お化け提灯はいくつも咲かす。

フクワバモクゲンジの実。九月に黄金色の小さな花をいっぱい咲かせていたが、ハロウィン・シーズンにはお化け仕様に。

”お化けより花”という人にはこれを。
冬桜が咲き始めました。
ハイビスカス三人娘

では、おやすみなさい。

いい夢を。

夕月(四日月)

夕空のグラデーション

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永遠のローマ展 

2023-10-17 20:10:29 | Weblog

こんばんわ。

上野の秋は豪華な美術展で沸き立っている。東博では”やまと絵展”、西洋美では”キュビスム展”、上野の森美では”モネ展”(20日から)、そして都美では”永遠のローマ展”。今のところ、ローマとやまとは制した(笑)。しかし、美術展はブログ記事にしないと完結しない。記憶力が秋の日のようにつるべ落としで、日々落ちてゆくので備忘録として是非必要なのだ(汗)。半月遅れになってしまったが、ローマの記憶を。

10月3日に行ってきました。東京都美術館の”永遠のローマ展”。

今回の目玉は、何と言っても、《カピトリーノのヴィーナス》 (2世紀 大理石)でしょうか。まず、いきなり、そのうつくしいお姿から。

ミロのヴィーナス(ルーヴル美術館)、メディチのヴィーナス(ウフィッツィ美術館)と並ぶ三大ヴィーナスのひとつとか。門外不出のカピトリーノ美術館の至宝。よくぞ来日して下さった。ただ、東京展だけで、福岡展にはお出ましにならない。

恥じらいのポーズをとっていることから”恥じらいのヴィーナス”とも呼ばれている。会場では撮影禁止なのが残念だが、ぐるりとまわって背中側も鑑賞することができる。

本展では、建国神話にはじまり、古代ローマ時代の栄光、芸術の最盛期を迎えたルネサンスからバロック、そして芸術家たちの憧れの地となった17世紀以降の時代まで、「永遠の都」ローマをめぐり生み出された壮大なる美の歴史をたどる。ということで、各章の代表作を絵葉書等からの写真を載せることにしよう。

第1章 ローマ建国神話の創造

ローマ建国神話の代表格といえば、軍神マルスと巫女レア・シルウィアの間に生まれた双子ロムルスとレムスが狼に育てられる物語。この有名な彫刻が展示されている。

「カピトリーノの牝狼」(複製)ローマ市庁蔵

第2章 古代ローマ帝国の栄光 

古代ローマ帝国は、前1世紀、ユリウス・カエサルとその遺志を継いだオクタウィアヌス(のちのアウグストゥス)が礎を築いた。その後、数々の皇帝たちによって繁栄する。本章では、歴代ローマ皇帝と帝国ゆかりの女性たちの肖像を中心に栄光の時代をたどる。ここの見どころは、《コンスタンティヌス帝の巨像》。この一部が原寸大複製で展示される。頭部だけで高さ約1.8メートルのスケールをもつ巨像は、カピトリーノ美術館誕生のきっかけにもなった重要な彫像。本展では、巨像の頭部、左足、左手、さらにルーヴル美術館で近年発見された人差し指の複製があわせて展示される。撮影禁止なのが残念。これでは大きさが出ない。とにかくでかい。

コンスタンティヌス帝の巨像 ローマ文明博物館蔵

コンスタンティヌス帝の巨像の左手(複製)》巨大な手でびっくり。

以上の三組を見ただけで大満足。あとはさらっと。

第3章 美術館の誕生からミケランジェロによる広場構想

カピトリーノ美術館の起源は、1471年に教皇シクストゥス4世が《カピトリーノの牝狼》と《コンスタンティヌス帝の巨像》を含む古代ブロンズ彫刻4点を、ローマ市民に返還するという名目でカピトリーノの丘の中庭に設置したときからはじまる。

その後、16世紀にミケランジェロがカピトリーノの丘の頂にカンピドリオ広場を建設するプロジェクトを手がけた。本章では、美術館の起源からミケランジェロの都市計画までの展開を絵画、版画等を通して紹介している。

トスカーナの画家(16世紀)《ミケランジェロ・ブオナローティの肖像画》1535年以降 

ローマ派工房《ローマ教会の擬人像》13世紀初頭 モザイク、石とガラスのテッセラ。
 
 
エティエンヌ・デュペラック《カンピドリオ広場の眺め》1569年 エッチング ローマ美術館蔵

第4章 絵画館コレクション
 
教皇のコレクションを核に設立され、1734年に一般公開が始まったカピトリーノ美術館は、世界的にもっとも歴史の古い美術館の一つ。同館のコレクションのなかから優品が多数、来日している。ぼくも知るような名作はないが、 16世紀から18世紀に活躍した画家たちの作品が並ぶ。
 
カラヴァッジョ派の画家(17世紀前半)《メロンをもつ若者(嗅覚の寓意)》1626-29年頃
 
 
カヴァリエル・ダルピーノ《狩人としての女神ディアナ》1600-10年頃
 
 
カルロ・マラッティ《聖家族》1712年
 
 
第5章 芸術の都ローマへの憧れ―空想と現実のあわい

古代遺跡の宝庫である都市ローマは、17世紀以降、グランドツアーなどを介してイタリア内外の芸術家たちの芸術的霊感源となった。古代建築やその装飾は、彼らの自由な発想によって、はるかな時を越えてよみがえり、多くの傑作を生みだした。

本章では、古代記念碑「トラヤヌス帝記念柱」をモティーフとする版画や模型、石膏複製の名品が紹介される。

トラヤヌスの記念柱とは。ローマ皇帝トラヤヌスのダキア戦争での勝利を記念したもの。戦争を叙事詩的に描いたレリーフが円柱の表面に螺旋状に描かれている。写真はWikiより。

以下の作品だけ、写真撮影が可能。

ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージによる”トラヤヌス帝記念柱”からの石膏複製。

モエシアの艦隊(トラヤヌス帝記念柱からの石膏複製)1861 ─ 62年(原作は113年)

そのキャプション。

デケバルスの自殺(トラヤヌス帝記念柱からの石膏複製)1861 ─ 62年(原作は113年)

そのキャプション。

《マイナスを表わす浮彫の断片》 前1世紀末-後1世紀、ペンテリカス産大理石

特集展示 カピトリーノ美術館と日本

ちょうど150年前にあたる1873年、明治政府が欧米に派遣した岩倉使節団がカピトリーノ美術館を訪れている。欧米の本格的な博物館を視察した彼らの経験は、のちの日本の博物館政策や美術教育にも影響を与えた。特集展示では、カピトリーノ美術館と日本の交流を、版画やパネル、石膏像を通じて紹介している。

とても素晴らしい展覧会でした。できれば、もう一度。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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閻魔さまの金木犀 東慶寺のキンさんギンさん

2023-10-16 20:42:33 | Weblog

こんばんわ。

金木犀の季節となるとどうしてもはずせないのは、閻魔さまのお寺、円応寺の金木犀の古木。そして東慶寺の入り口に並ぶキンさん(金木犀)ギンさん(銀木犀)。近所の金木犀が一斉に開花しているので、もう大丈夫だろうと出掛けた。

建長寺のすぐ先に円応寺はある。急階段を登ると、本尊の閻魔さまと十王を祀る本堂が目の前に現れる。その両脇に大きな金木犀の古木が二本、仁王様のように立っている。ちょうど見頃になっていた。

左右に金木犀の大木。

二株の金木犀が重なり合う最上部。左右とも満開の金木犀。

右側の金木犀を鐘楼側から見る。鐘楼と本堂にはさまる形。

大豊作!

竹林が後方に。

左側の金木犀

金木犀の花越しに閻魔さま。

閻魔さまと十王さま

閻魔さま。 運慶作と伝わり、国の重要文化財。本物は鎌倉国宝館へ。これは複製で写真撮影も可能。

見事な咲きっぷりだったが、ほんとうの見頃はこれから。これらの花が散って、境内いっぱいに黄金色の絨毯ができたとき。その日を見極めるのが難しいが、数日後、再訪の予定。

。。。。。

東慶寺のキンさん(金木犀)ギンさん(銀木犀)

富士山に初冠雪があった10月5日に、キンさん、ギンさんにそれぞれ初花を観察した。鎌倉で最初だったが、その後、勢いがなくなり、初花も散ってしまった。今年はもう咲かないのではと心配して見に行った。どうだったか。

キンさんは例年通り、咲いてくれた。しかし、ギンさんは、ほんの僅か、咲いた程度だった。

左側の大きな木がキンさん。右側の小振りな木がギンさん。

キンさんはよく咲いている。

一方、ギンさんは数輪、咲いている程度。ほかに花芽が見当たらないので、これでおわりでしょうか。2018年、20年にはよく咲いたが、今年は不作。

あと、鎌倉では、妙本寺、明月院の金木犀、八幡さまの銀木犀に期待したい。金木犀の季節は忙しい。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

今朝、今季二度目の冠雪富士。初冠雪は雪帽子程度だったが、今度は上半身が雪化粧の富士山だった(今朝のブログで報告済み)。夕富士も見事だった。

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雪化粧富士 明けの明星 まんまる金木犀

2023-10-16 09:32:38 | Weblog

おはようございます。

10月5日の初冠雪後、10日振りに新雪があったようで、今朝、秋晴れの空に美しい雪化粧の富士山が現れました。それも、日の出前後に見られる紅富士風に。

あとは、雪化粧が消えずに、さらに増えることを祈って。

今朝の明けの明星。青のグラデーションが好き。お月さまはいない。今日から夕方の西空に。

富士見をしてから朝散歩。時節柄、大長寺の大きなまあるい金木犀を見に行った。

ちょうど見頃、嗅ぎ頃のまんまる金木犀!落花すると根元を中心にまんまるの落花模様となる。

帰宅すると富士山は紅色から純白色に。いよいよ富士山の季節へ。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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金木犀、花香る 東御苑 薄黄木犀も

2023-10-15 10:45:36 | Weblog

おはようございます。

今日は、雨がしとしと日曜日ですが、昨日の土曜日は秋晴れの絶好のお出かけ日和でした。朝、近所の金木犀が一気に開花したので、よしいくぞう、と東御苑に向かった。数年ほど前に見つけたのだが、ここには金木犀が十数株もあり、また銀木犀と似た薄黄木犀も数株もあるのだ。

大手門をくぐってすぐの受付処の脇に二株の大きな金木犀がいきなり現れる。果たしてどうか。たくさんの花房が開花!

それも見頃、嗅ぎ頃の全盛期に入っていた。これで一安心。

金木犀の向こうに見えるのが新装なった三の丸尚蔵館。

三の丸尚蔵館。11月3日オープン。ぼくの予想通り伊藤若冲《動植綵絵》と高階隆兼《春日権現験記絵》の両国宝が展示される。今回は日時指定で10月20日予約開始。初日、取らねば。

日本一うつくしいススキを横に見て。

日本一うつくしい二ノ丸雑木林に入って。

雑木林のシラヤマギクを見て。

二ノ丸池のヒメコウホネを見て。

向かうは天守台のある本丸広場。

本丸休憩所近くに若木を入れて10数株の金木犀の木が。そのいくつかを。

薄黄木犀(うすぎもくせい)も数株あるが、今年は不作。一株だけが満開。

目立たないが、よく咲いている。

クリーム色で、銀木犀の変種とされる。

今年もとても素晴らしい金木犀と薄黄木犀でした。

次回は11月3日(チケットがとれたら)に。まだ紅葉は早いかな。でも平河門のアメリカ山法師はもう紅葉になっていた。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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お十夜の風景 光明寺 

2023-10-13 21:35:31 | Weblog

光明寺のお十夜が昨日から(10月12日)始まったというので、出掛けてきた。光明寺へは蓮見に何度も訪ねているが、お十夜はまだ二度ほど、2014年以来、コロナ休止をはさんで9年振りとなる。ほんとは灯りのともる夕方のお参りが賑やかでいいのだが、今年もお昼に行って、練り行列を見学し、めったに開かない山門楼上に昇り、釈迦如来像や十六羅漢さまにお参りしてきた。目の前が材木座海岸で、行列の時間待ちのときはここですごした。

ではお十夜の風景をどうぞ。

鎌倉駅から逗子駅行きのバスに乗り、光明寺で下車。すぐそこが光明寺入り口の惣門。そこから露店が山門前までずらりと3列に並ぶ。

惣門から山門までの露店の列。

山門前の様子。山門は鎌倉最大級の規模を誇り、浄土宗大本山に相応しい荘厳な造りである。

山門くぐって大殿(本堂)前までも出店がつづくが、立派な本堂が改修中で覆われていて絵にならないので撮らなかった。大殿の代わりには隣りの開山堂がその役割を担っている。本堂の阿弥陀如来さまの御手とつながっている白布の網、”善の綱”もある。

ゴーンと鐘の音。この鐘は、円覚寺、建長寺の鐘に次ぐ大きさという。

鐘がゴーンと鳴ったら、お腹がグーと鳴ったので、本殿前の露店でたこ焼きと缶ビールを頂く。そのあと、山門楼閣の見学へ。

急階段に気を引き締める(笑)。歳を取ったら、転ばない、風邪ひかない、をモットーに。

山門楼閣からの風景。惣門前まで並ぶ露店。三列。

今日はおぼろだが、富士山もみえる。分かりにくいので、境界に印を入れている(笑)。

扁額 天照山

釈迦如来さんを中心に両脇に普賢菩薩と文殊菩薩。そして、10年前に旧作と入れ替わった新作の十六羅漢さま。

山門下には双盤念仏のチーム。

練行列まで時間があるので、向かいの材木座海岸へ。短いトンネルをくぐるとそこは海岸だった。

サーファーたちが楽しんでいた。海風が涼しい。芥川龍之介も新婚時代、材木座に住んだ。ここで遊んだことだろう。

暫くすると、光明寺側から練行列らしき雰囲気が伝わってくる。バス通りに出ると、行列の先頭が。

関東一円から集まったお坊さんの行進。

女性陣も。

以前は稚児行列もあったが、今回はなかった。赤い傘の方がこの法要の導師さまのようだ。

参道に入る。

導師が山門をくぐると、山門楼閣から散華が撒かれた。縁起物らしく、皆、拾っていた。

そして、練行列は開山堂前に集合。導師さまの念仏がはじまる。南無阿弥陀仏。

念仏に合わせて、女性陣の清らかな歌声。御詠歌か?

導師さまの華やかな袈裟。お堂の中でさらに法要がすすむ。

ここで、帰路へ。鎌倉の秋の風物詩、光明寺のお十夜を約10年振りに楽しんできた。来年はぜひ夕方に。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

夜明け前の月(左)と金星(右)。月は細くなり、むしろ金星の方が明るくみえる。

明後日が新月。

。。。。。

突然、ソソラソラソラ兎のダンスを歌い出す月。

それに合わせてソソラソラソラ、ブルーハワイを歌い出す金星。

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