まろねふの廊下からの呟き

中年オヂさんの呟き転じて、人生備忘録となる…

レムの成れの果て

2007年05月09日 | 泥沼より
最近になって、パソコン内に溜まりあげた画像をCDに盛大に焼いていた所、古いネガをスキャンしたまま忘れていた画像が出てきました。

もう10年近く前になるんでしょうか、実家に帰省する度に原チャリツーリングを楽しんでいた頃、旧那賀郡内の山中で見つけた、レム5000の成れの果てです。この時は今福線跡の取材を終えて、山中を彷徨っていて偶然見つけたものでした。今となっては、詳しい場所が判らないのですが…

59-2改正後に、鉄道貨物輸送の大合理化があったのは皆さんご存知でしょうが、丁度その頃に浜田市国分町の空き地にレム5000の車体が数個置かれました。後にその車体を使い、喫茶店がオープンしましたが数年で閉店し、いつしか車体も撤去されてしまいました。
当然解体処分されてしまったのだろうと思っており、存在さえも忘れていましたが、この車体を見つけて外販の切り取り方を見た時、あの時の喫茶店の成れの果てだと直感しました。この時からもですが、結局それを確認する事は出来なかったのですが、今でもそうだと思っております。ただ、もう現存はしないでしょうね…

道路側より。奥にもレムが…


裏側はほぼ原型


レム54○5と読み取れます。

ウチの田舎では、レムの再利用は珍しかったですね。

ダンボーシャ

2007年05月09日 | ひろでん
フラワーも終り、本格的に冷房を使う時期になってきました。私にとっては、偏頭痛と異常なまでの肩コリに悩まされる時期となりました。

今では死語となってしまいましたが、広電では冷房を積んでいない車両を『暖房車』と呼んでおりました。私が運転士になった頃には、571・760・761・762・763・767・901・903・908・909が現役でした。
当時はラッシュ帯の増便系統を中心運行しておりましたが、日中に走る事も多々あり、白島線では真夏の日中に901・903号で運行と言った事もありました。今では考えられませんな…(笑)
これら暖房車も新車導入と共に数を減らし、予備車確保も兼ねて冷房を搭載した、761~763号を除き廃車となりました。ヘタクソ写真から、750型の暖房車の写真をペタリと…


760号 最後まで残った暖房車


761号 “フラダンス”のような格好で運転しなければならない車両(笑)


762号 復活の際に771号の台車と振替え、今では584号の台車を履いてます。


763号 コレが正しい『フラワー臨』の姿…(爆)


冷房を搭載するまでは、車内は白熱灯でした。架線から600Vを抵抗を介して引き通し、電球は直列で繋いでいたはず…多分…?

761・762号と言えば、平成元年の直通のダイヤ改正で余剰車となり休車となりましたが、後に不死鳥の如く蘇り更に冷房まで積んだ強運の車両です。

ワンハンドル車に乗るよりも、このような車両の方が腰に負担が来ないんで、あえて乗せてもらう事もしばしば… でも、もうちょっと足が速かったらなぁ…(息)