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ヨーロッパへの旅 (イタリア) (13)

2009-12-24 17:39:20 | 2009年 ヨーロッパへの旅 南フランス・MRS~ROM~ポンペイ・カプリ
Napoli  9月15日 


1時間ほど休み、早速市内観光に。

ナポリはギリシャ語で「新しい街(ネアポリス)」という意味で、
ギリシャの植民地としてスタートした。
12世紀からはノルマン人に、
13世紀にはアンジュー家、アラゴン家に統治され、
16世紀にはスペイン総督、
18世紀にはフランスブルボン王家の統治を受けたが、
それぞれの時代の建物や美術品が残されており、
文化的な水準が高いと言われている。

バスを降りて最初に見えた建物がカステル・ヌオヴォ。
1282年にフランスのアンジュー家出身のシャルル1世が建てた城。
ヌオヴォというのは「新しい」という意味で、新しい城、すなわち、
卵城より新しいということらしい。




要塞のような城、卵城。
12世紀にノルマン王によって、サンタ・ルチア港の埠頭に建てられた城。
基礎部分に卵を埋め込み「この卵が割れた時は、
城はもとより、ナポリの街まで危機が迫る」
という呪文がかけられたという伝説が名前の由来らしいが、
私には意味がよく分からなかった。




卵城の上まで上ると、ナポリ湾の向こうに、ヴェズヴィオ山が見える。
「ナポリを見て死ね」という言葉は、この城から見た風景だとか。
皆は足で、鳩ちゃんと私はエレベーターで昇った。
もう思い残すことはない・・・・かな?



卵城から10分、プレビシート広場に面した正面に、
スペイン統治下の17世紀初めに建てられた豪華な宮殿がある。

18世紀以降、ブルボン家はじめ、歴代ナポリ王の居城になり、
正面には歴代ナポリ王8人の彫像が並んでいる。

これが世界遺産になっているの・・・?と言うぐらい、
質素な建物に見えた。



ところが中に入ってびっくり!



美しい大理石の彫刻に息を呑んだ。


王宮の正面にはプレビシート広場。



私の憧れは崩れてしまったが、
やはり、ナポリの人達はこの街に強い誇りを持っていることだろう。

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ヨーロッパへの旅 (イタリア) (12)

2009-12-24 01:12:42 | 2009年 ヨーロッパへの旅 南フランス・MRS~ROM~ポンペイ・カプリ
RomeからNapoliへ  9月15日 


ニースで落ち合ったじんちゃんと渚ちゃんは、このまま日本へ、
ローマに単独乗り込み、先輩として貴重な意見を述べたあかねちゃんは、
夜の飛行機に乗るまでの数時間、一人でローマ郊外へ出かけると言う。

他の学生4人と、ナポリへ向かった。


駅前のスターホテルは4星、しかも駅のすぐ前で、中の造りも良く、
なかなか快適だったが、窓からの眺めは最悪だった。



右上がナポリ中央駅、左下が駅前の風景。


「ナポリ、恋の町、幸せに溢れて・・・♪」という歌で、
何となく憧れがあったのだが、
テトリス状態の車の運転、騒音、街に溢れるゴミ、
しかも、信号の数が少なく、
自動車の間を縫って道路を渡らねばならず、
何度も怖い思いをした。
もう、完全に、着いたその日に憧れは崩れてしまった。

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