日々発見

日々新しい事に挑戦して・・・

ヨーロッパへの旅 (イタリア) (16 )

2009-12-31 01:55:25 | 2009年 ヨーロッパへの旅 南フランス・MRS~ROM~ポンペイ・カプリ
Capri  9月17日 


青の洞窟行きをあきらめざるを得なかった我々は、ケーブルカーに乗り、
5分後、高級ホテルや高級ブランドショップの立ち並ぶウンベルト広場に着いた。



眼下には美しい海が広がり、白い建物が点在。



ここから歩いて15分ほどの[大砲の展望台]まで上がる道はとても細く、
車はもちろん、自転車も難しそう。




しかしながら、道の両側には美しい豪華な家が並び、この犬を連れた男性が
我々と別れた後に入って行った家を見て、驚いてしまった。
「わぁ~~~、セレブ~~~」



兵器開発で巨万の富を築いたドイツのフリードリヒ・アウグスト・クルップが、
19世紀の初めに造園した庭園の、一角にある展望台から見る景色はすばらしかった。
でも、夫が一言「西伊豆みたいだね・・・」







土産物屋の店先には、たくさんのタイルやリモンチェッロが並んでいた。
リモンチェッロというのは、日本で言う梅酒のレモン版、
アルコール度が高く甘い。
それぞれの家庭で作られているそうだ。
食後に飲む物らしく、ローマのレストランではいつも出してくれた。



タイルはアルファベットの文字が一枚ずつ売られており、
花模様や、動物、幾何学模様など種類も多く、とても美しい。
そして、それぞれの家の表札や、街の通りの名前にも、
このタイルが使われていた。


さて、この島で一番有名なジェラート屋があり、
そこで食べるのがとても楽しみだった。

焼きたてのワッフルに、たくさんの種類のジェラート・・・
人だかりのしている「TAVOLACALDA」という店を見つけた。






本当に、今までどこで食べた物よりおいしかった。

おいしい昼食、おいしいジェラート、青の洞窟には行けなかったが、大満足だった。



暑い日差しの中、一日の旅が終わり、また、モーロ・ヘヴェレッロ港へ。
もう二度と来ることはないだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨーロッパへの旅 (イタリア) (15)

2009-12-31 01:50:02 | 2009年 ヨーロッパへの旅 南フランス・MRS~ROM~ポンペイ・カプリ
Capri  9月17日 


ガイドブックに書かれていることを信じてはいけない。

仲間のガイドブックには誰の本にも「カプリ島に渡るのは
メリジェリーニ港から・・・・」と書いてあったので、全く疑うことなく
地下鉄に乗り、メリジェリーニ駅で降り、港を目指した。



ところが、チケット売り場で「ここからはカプリに行く船は出ない。」と言う。
結局タクシーで10€を払って、モーロ・ヘヴェレッロ港へ・・・・

何と、一昨日行ったカステル・ヌオヴォのすぐ側ではないか。
日本のガイドブックはあまり当てにならない。
今までにも、何度だまされたことか。



カプリ島はナポリから約30kmの海に浮かぶ、
長さ6km幅約3kmの小さな島。


フェリーで約30分、島の主要な港町、マリーナ・グランデに着いたら、
ここから青の洞窟に渡るため、
さらに次の船着場で並ばなければならないが、
グループ旅行の人達はどんどん乗って行くのに、
待てど暮らせど我々の船は来ず、
1時間近く経っても、チケット売り場が開かない。


聞けば、洞窟の入り口でさらに小船に乗り換えるために、
1時間以上並んでいるらしい。
その内に、行列の前の人達が怒りながら抜けて行った。



アメリカから来た御夫婦も、何とか洞窟まで行きたいと言い、
立ち去る気にはならない様子。

ここで2時間待っても小船に乗り換えるまでに3時間、
どうしよう・・・と迷っている間に
「波が出てきたので、ここで終わり・・・。」と締め切られた。

「あ~~ぁ、せっかく早起きして来たのに・・・。」

洞窟から帰って来た人達に聞くと「ファンタスティック!」と言う人、
「大枚出したのに見られなかった。」と言う人、
「幸運にも2~3分中に入れたが、すごいチップを要求されて
不愉快だった。」と言う人、様々だった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする