5月12日
もう10年近く前に辞めたが、デパートの外商部でパート勤めをしていた。
その頃の仲間と年に2回、バス旅行や食事などを楽しんでいる。
今回は、東北の震災の後で、何となく遠くに出かけるのも憚られ、
話題のパンダを見に行こう・・・ということになった。
先ずは腹ごしらえから・・・
創業明治8年、「鐘は上野か浅草か」と詠われる寛永寺の
鐘楼に隣接する「韻松亭」で花篭膳をいただいた。
130年を経た建物には、古めかしさと懐かしさがあり、
心落ち着くひとときであった。
ランチ料理はとても美しく、
大豆御飯は格別の美味しさで、ついついお替りを・・・・。
口が滑らかに動いている内に、
「又のお越しを・・・」とせかされて外に出れば、
何と、20人近い行列が出来、しかもほとんど女性ばかり。
早めに入った私達はラッキーだった。
動物園に行く途中、大仏様があるという案内板を見て、
立ち寄った悲しい身の上の大仏様。
お顔だけの大仏像など初めて・・・・、不思議な気がした。
上野の動物園には子供の頃に一度来たことがあったと思うが、
思い出せる所は何もなかった。
幸運なことに今日は雨が降っているせいか、パンダ館の前でも
うわさの行列はなく、ゆっくり、のんびり、見ることが出来た。
いつもテレビで見ているせいか、パンダに格別な感激はなかったが、
半年ぶりに友人達と会い、健康でいることの幸せを噛みしめた。
次回は秋・・・。 お互いにがんばろうね。