日々発見

日々新しい事に挑戦して・・・

山菜摘み その2

2014-05-27 00:06:24 | 美味しいもの


5月14日

朝早く温泉に入り、気分は晴れやか。

ホテルの朝食はまあまあだったが、鮎の一夜干しと
ミーちゃんお手製の糠漬けのおいしさは格別だった。

今日は山菜摘みをあきらめて、
正さん御夫妻のお勧めで観光とドライブに切り替えた。

さあ出発。

白駒の池に着くとまだ林道にはかなり雪が残っていた。

ここは白駒峰の噴火により大石川(信濃川水系)が
堰き止められて誕生した湖であり、
標高2、000メートル以上の高地にある湖としては
日本一の大きさとのこと。

池の周囲は1,35kmなので、
大したことはないから歩こう、ということになった。

鴨も気持ち良さそうに泳いでいる。

ところが・・・・雪が深いために、あちこちでズボズボッと膝辺りまで落ち、
それに気を取られたためか、歩き始めてしばらくして、
周遊湖道路から 外れてしまったことに気付いた。 

山歩きに慣れている君ちゃんが
「この枝をまたぎなさい。」と手を貸して下さったり、

気をつけて、と言った途端に腰までズボッと落ちてしまったり、

一度腰辺りまで落ちると、なかなか抜け出せなくて必死の形相だ。

正さんは杖も使わず、懸命に正規のルートを探しているようだった。
姿は見えないのに、時々悲鳴が聞こえる。「ワ~~~ッ。
腰辺りまで、何度も落ちた様子だった。

ようやく、道が見つかったぁ。」
遠くから明るい声が聞こえてきた時には、
皆ホッとして、急に元気が出てきた。

湖水近くまで辿り着いた時には、皆苦笑い・・・
正さんの脚には、無数の傷跡が残り、靴下はびっしょり。
普通は1時間ほどの道程らしいが、私達は2時間20分程かかった。

骨折もせず、捜索隊のお世話にもならず、本当に無事で良かった!

あまりおいしくないお蕎麦を湖の傍の茶屋で食べ、
道の駅で野菜などを買い込み、
快い疲れに後部座席でウトウトし始めた帰り道、
高速道路上は渋滞で全く動かなくなった。

今日から上野原、高井戸間の工事のため、とのこと。

結局、上野原で降り、下道を走ること3時間・・・無事帰宅。

そして、今日の収穫のワラビとフキノトウ、ヨモギ、
夫の採ったコゴミ正さんから分けていただいたコゴミ。


明日は天ぷらパーティと草餅!

とっても楽しい2日間だった。
皆さま、本当にお世話になりました。

後日談がある。

(5月27日) 正さんが夫に「今が丁度良い時期ですよ。
今度は男性だけで行きましょう。
昔のお嬢さまにはちょっときつい山だから・・・」
とおっしゃっているのを聞いた。

私は「昔のお嬢さんは今おばあさんだから・・・・」
と反省をしながら言い訳をした。

 

コメント (3)
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