6月7日(土)
数日前、テニス仲間のkさんから、
思いがけないプレゼントをいただいた。
イタリアを代表するオペラ作曲家ドニゼッティの
「ランメルモールのルチアハイライト」のチケット二枚。
今年は日本とスペインの交流400年記念の年に当たるそうで
それを記念して、2011年に立ち上げられたプロジェクトの
集大成のコンサートとのこと。
スペインの現代世界最高と言われている
テノール歌手セルソ アルベロ氏と
八王子出身のソプラノ歌手石橋朋子さん
その他、日本を代表する声楽家達のオペラが
八王子「オリンパスホール」で催された。
あらすじは16世紀のスコットランド、
ランメルモールの地方を舞台にした、
丁度「ロミオとジュリエット」と似たストーリーで、
敵対関係にあった家同士の息子エドガルトと
娘ルチアの悲恋の物語だった。
1669年に実際に起きた事件をヒントにして
作られたものであるという。
今までにも何回かオペラを見たことはあったが、
こんなに感激したのは初めてだった。
舞台の両袖に字幕が出て、台詞の日本語が表示され、
舞台の全てを把握出来たのが、大きな理由だろう。
才能は言わずもがなだが、人間の声帯も訓練すればあそこまで
すばらしい表現が出来るのかと驚いた。
そして、バリトンの大賀史朗氏、バスの佐藤泰弘氏、
テノールの寺田宗永氏、ピアノの浅野菜生子氏、
フルートの綱川泰典氏の音色も本当にすばらしかった。
いつか機会があれば、
抜粋の部分だけではなく、全ての舞台を見てみたい・・・
会場で何人かのテニス仲間にお会いしたが、
どのお顔も感激に輝いていた。
kさん、ありがとう