10月21日(金)
2か月ほど前、きのぴさんからお誘いがあった。
「6月に行った稲取でまたテニスをしましょう。
今回は陶芸の生徒さん中心で初級者が多いんだけど・・・。」
それから音沙汰なしで、出発日の3日ほど前に
「何かお手伝いすることはありませんか。」とお電話をしたら、
「大丈夫!全部支度は出来てるから。ただ、予定していた参加者が
それぞれに先約があって、6人になっちゃったの、誰かいないかしら。」
「え~~~っ、明後日からなのに・・・どなたかいるかしら。」
ということですぐにテニスの出来る知り合いに連絡をしたら、
突然にもかかわらず、快諾をいただいた。
そして2日後、出発日の早朝・・・
「ごめんなさいね。夫が風邪を引いて熱を出しちゃったの。
とっても楽しみで、夕べ遅くまでかかってお菓子を焼いたのに・・・。
今からお届けするから皆さんに召し上がっていただいて。」
と奥様からとっても残念そうなお電話があった。
電話を替わった御主人も
ガラガラのひどいお声でとても辛そうだった。
こちらも本当に残念だった。
今夜遅くに3人の仲間が着くので、
今日は5人でテニスを楽しむつもりでいた・・・。
11時にお菓子をいただき、途中、昼食を挟み、4時間で現地に到着。
3人で2時間ほど基本練習。
ゆったりと温泉に入り、男性はビールを飲んで、一休みした後、
8時にマンションに併設されているレストランに行ったら、
「すみません、8時閉店なんです・・・」
「え~~~~っ、キンメダイの煮付けと鰺のフライが・・・」
「もう火を落としちゃったので、すみません・・・」
仕方なく、10分ほど歩いて、近所のレストランに行ったら
「すみません、8時閉店なんです。」
「え~~~っ、何か、何かありませんか・・・。」
「すみませ~~ん、板前さんが帰っちゃったので・・・。」
すぐ傍の小さな薬屋さん兼スーパーマーケットが開いていた。
ほとんど食料はなく、冷凍の餃子とラーメン、ビールを買って帰り、
林さんが「このラーメンはおいしいですよ。」と作って下さった。
生まれて初めての豪華な冷凍ラーメン。
確かにカップヌードルよりはおいしかったし、
自分では作れないお味だったが・・・
頭の中には伊豆の海鮮料理が大きく膨らんでいただけに悲しかった。