千畳敷カールから宿に向かう途中、ドーナツ工場へ立ち寄ったが、
お腹が空いていないので興味も湧かず
数袋をお土産に買ってすぐに車に引き上げた。
しばらく走るとピンクの花が咲いている畑のような所に
大勢の人達が見えた。
何だろう・・・時間を少し持て余し気味の我々には
格好の暇つぶし・・・?
早速入っていくと「アサギマダラの里」と書いてあった。
フジバカマの花に人が群がってカメラを構えている。
そして、たくさんのトンボが飛び交い、
森さんが指を立てると・・・近くに寄ってきた。
まぁ すご~~~い。
私も真似をして指を立てるとすぐに止まった。
4~5枚シャッターを切っている間、じっとしていたので、
選び抜いた一枚をアップ。
私は全く知らなかったが、アサギマダラは
台湾や八重山・沖縄諸島から
暑さを避けて東北・北海道まで北上し、秋になると
寒さを避けて南下をする渡り鳥のような大型の蝶らしい。
ヒラヒラと軽やかに飛び回るのではなく、
傍に人がいても恐れる様子はなく、
フワ~~~リ、フワ~、フワ~と花に止まり、
蜜を吸っている。
さて、十分遊んでそろそろチェックインの時間も過ぎた。
ホテルやまぶき (早太郎温泉)
皆の荷物を平然と両手に持った
力持ちの美人若女将?さんは愛嬌も良く、
ホテルの隅々まで掃除も行き届いていて
日替わりの にーにの湯、ねーねの湯もとても気持ちよく
何だか当たりくじに当たったような雰囲気だった。
20時にお願いをした夕食は
囲炉裏を囲んで「長月の膳」
「いろり信州アルプス牛 特選石焼きステーキ野菜と共に」と
銘打って、途中から登場!
北さんが鉄板奉行?を引き受けて下さって
口に入れるとスッと溶けるようなおいしい牛肉に皆大喜びだった。
まずは 食前酒・果物酒 先付 冷製玉地蒸し・なめこあん
前菜 初秋三点盛り
造里 海川三種盛りあしらい一式
蓋物 季節の炊き合わせ 吸い物代 名残の地トマトのスープ
強魚(しいさかな)ヤマメの洋風仕立て 特製ソース付け合わせ
山家茶漬け・香の物
水菓子
とてもおいしくて、量も多く、下ちゃんによると
東京ならお料理だけで一万円以上はすると思うわよ・・・とのこと。
温泉も食事も仲間もすばらしくて、
しかもあれだけの山登りだったのに、
全く筋肉痛もなくて最高の一日だった。
10時には・・・・沈没
(蛇足ですが、翌日どころか、何日も痛みは出ていませんよ)