11月3日(火)
我が家の庭師は、何十年も猫の額の手入れを趣味としている。
我が家以外の手入れは行わない。
今日も「歳を取ってくると、高い所に登るのがきつくなるから、
良いことを思い付いた・・・」と言いながら庭へ出ていた。
薄暗くなってきたので雨戸を全て閉めたが、
しばらくして、右胸を押さえながら、辛そうに入って来て、
「ひどい奴だ・・・僕が庭でひっくり返って、声も出せず、呻いていたのに・・・
雨戸を閉める時にちょっと下を見てくれればいいのに・・・・」と言った。
聞けば、30年近く使っていた脚立が、突然、足元からグニャッと折れて、
あっという間に落ちてしまったそうだ。
慌てて近くの外科医院に連れて行って診ていただいたら、
骨折はしていなかったが、肋骨の周りの筋肉が裂けていて、
全治3週間と言われ、打撲の後が生々しく、赤く残っていた。
さて、自分で工夫して、風通しが良いようにと
三段重ねのカイヅカイブキに作り変えていたが、
今度は一番上の剪定をするのは辛くなったと、
上の傘の部分を、切り払う途中だった。
上から見るとドーナッツのよう。
結局、1か月以上痛がっていたが、現在は新しい脚立も購入し、
全て重ねドーナッツに整った。
お疲れさまでした・・・・
もう大丈夫。
お大事にね。あまりこき使わないように(笑い)
春の個展に向かって、くれぐれもお大切になさって下さい。
こき使っている訳ではないのですが・・・
趣味とはいえ、そろそろ専門家にお任せした方がいいかもしれませんね。