9月9日 (日)
ホテル・ヒルトンの朝食はやはりすばらしかった。
でも、時間がなくて、ゆっくり楽しんではいられなかった。
9時半の電車に乗らなければならなかったからだ。
昨夜遅く着いた洋君。
ヨーロッパでも周りの人に劣らぬ背の高さがあり、
時々、現地の人が振り返るほどだ。
フランクフルト→ヴュルツブルグ(REで1時間56分)
→シュタイナッハ(普通列車で42分)
→ローテンブルク(普通列車で14分)
2回乗換えで、乗り換え時間を含めると約3時間の旅。
途中、シュタイナッハで一人の日本人女性から
「お祭りに来られたのですか」と聞かれ、何のことだか分らなかったが、
その言葉に期待が膨らんだ。
お昼過ぎ「古城街道と」「ロマンチック街道」の
交わる所にある「ローテンブルグ」に到着。
ローテンブルクは町そのものが城塞になっており、13世紀頃、
最初の城壁が築かれて以降、徐々に拡大されてきた町だという。
駅舎の真前に我々の泊まるmD Rothnburger Hof
ローテンブルガーホテルはあった。
小さく見えるが、50室も部屋数があるそうだ。
小さくてこざっぱりとしたかわいいお部屋。
駅舎
何だか古い田舎町に来たような雰囲気があった。
ホテルを出て歩くこと5~6分、城壁に囲まれた町に入ると、
中世の服装をした人々で溢れていた。
え~~っ、ああ、これだ!
これが先程の女性が言われた「お祭り」だ。
ローテンブルクには春の祭りと秋祭りがあり、
我々は丁度運良く、
秋祭り(帝国自由都市祭りと呼ばれているようだ)
の3日目、最終日に行き当たったのだ。
町中の人達が中世の服装をして、
幼い子どもから大人までお祭りに参加し、
町は中世一色に染まる。
もちろん、車もシャットアウト。
お芝居もあり
バンド演奏もあり
見物人も演奏者もビールやワインを飲みながら、本当に楽しそう・・・
後で、この町に住む日本人女性とお話をするチャンスがあったが、
例年、このお祭りが始まると同時に、急激に寒くなるのに、
今年は異常に暑く、インターネットで取り寄せたベルベットのドレスが
暑くて困った、とのことだった。
日本でも暑い夏、長い夏が話題になっているが、
世界中温暖化の影響を受けているのだ・・・
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