
今日は一人でロンドン郊外一日バスツアーに出かけた。
ウィンザー城、ストーンヘンジとジョージ王朝の都バース
参加費69ポンド。
朝、7:45にホテルまでバスが迎えに来てくれて、ヴィクトリア駅で
それぞれのコースバスに乗り換えて、目的地へ向かう。
ガイドの男性を見て、驚いた。3年続けて同じ人だ。

「3年間あなたと会っているが、覚えていますか」と聞いたら、
少し首をかしげて ’A little.'と答えた。
狼狽の表情・・・多分、覚えてはいないだろう・・・
一昨年はコッツウォルズ、昨年はオックスフォード・ストラッドフォード。
日本に6ヶ月行っただけで、日本語のガイドが出来るのだから、
すばらしい頭脳だが、残念ながら、込み入った歴史の話になると、
英語が80%、日本語20%・・・
日本人だけ前に集められて、英語はマイク。日本語は肉声。
よく分からないことも多く、質問をすると「分からないので、
私に聞かないで・・」と言われてしまった。
日本語のガイドが付くだけで、料金は高かったが、とにかく、
要所、要所で、集合場所や時間の説明があり、また、日本人には気を使って、
一緒に歩いてくれるので、心強くはあった。
ウィンザー城では見学時間が2時間。
王家の宝物や居室のすばらしさを見て、興味深かった。

パンフレットから拝借

22年前のウィンザー城(おまけ)








BATH・・文字通りお風呂の語源になった町。
バースは紀元前から栄えていた所だけにとても美しい町だった。
ガイドさんの話によると、ローマ人が入って来て、ローマ式の温泉風呂を作り、
その後、いろいろな民族が入って来て、今までの町を潰し、
自分達独自の町を、その上に築いていったので、8メートルも高くなっていた。
近世になって、掘り起こしている内に、この遺跡が出てきて、
以来、人々がここを訪れるようになった・・・ということであった。
どこかに温泉宿もあるのだろうか、
高温のお湯が今も豊富に流れ出ていた。

パンフレットから拝借 下中央の白濁している部分が温泉

バースの教会 (絵葉書より)

道路のラインに沿って建つ、美しい集合住宅。 (絵葉書より)








ストーンヘンジは一番楽しみにしていた所だった。
とにかく遠いので、今まではあきらめていたのだが、今日は敢行してよかった。
大平原に円形状に立つ石群。
5000年前にはあったらしい・・・
なぜ作られたかは、定かではないが、しかし、近年、
どういうふうに作られたかは、少しずつ、解明が進んでいるという。
近くに石切り場がないために、半分ぐらいが生活のために使われたり、
観光客によって削り採られたり、記名をされたり、
荒廃の危機にさらされたりしたので、最近は縄で柵が施されている。


娘に出した絵葉書・・・こんなふうに立てたのかしら・・・


エジプトのアブシンベル宮殿と同じに・・・
たしか?お彼岸の中日だと??
それを計算して作ったとしたら、その時代の人たちに頭が下がりますね。
私も太陽の光を見たいと思いましたが、
その日は大変な騒ぎのようですね。
世界中から人々が集まってくるのでしょうか・・・