9月7日(月)
Blausee
ブラウゼー
トンネルを抜けしばらく走って、Rさんが案内して下さったのは、
森の中にある美しい湖だった。
少し歩いたその先に驚くほどの青い水が見えた。
Oさんが「子供の頃に何度か来たことがある。」と言われた。
透明なブルーの湖水にはForellenと呼ばれる魚がたくさん泳ぎ、
これを傍にあるレストランで食べることも出来るという。
湖面には美しい陽の光が降り注ぎ、この世の物とは思えないほどの
幻想的な美しさに感激し、私達をここに連れて来て下さった
Rさんの御親切に、涙がこぼれて止まらなかった。
彼は驚いた様子で涙の訳を聞かれたが、
上手に説明することは出来なかった。
湖水の傍にはいろいろな遊具もあり、おじさんも若者も
楽しそうにクルクル・・・・・
5人の男の子の母親とは思えないほど美しいNさん。
美しいだけでなく、優しく、いつも私の傍にいて下さって、
ドバイのこと、御家庭のこと、お友達のこと、
御自分の若かりし日のこと、何でも話して下さった。
私が単語が分からないと、次々に他の言葉で説明して下さるので、
おそらく、ほとんど、理解することが出来たのではないだろうか。
御主人のRさんは、どこへ行っても、初対面の人にも、
おおらかに声をかける。
ここでも、カタールから来たという男性グループに
声をかけ、まるで昔からの知り合いのような感じだった。
彼等は私達にポットに入ったカルダモン入りの
アラビアンコーヒーを御馳走して下さった。
これも生まれて初めての味だった。
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