“良いことで協力”を
できるだけ多く行いたい
志位委員長 鳩山新政権に感想
日本共産党の志位和夫委員長は16日、民主党の鳩山由紀夫代表が衆院本会議で首相に選出されたことを受けて、記者団から感想を問われ、次のように述べました。
一、私たちは、かねてから「建設的野党」として、「良いことには協力」「悪いことには反対」「問題点はただす」という立場で現実政治を前にすすめるといってきたが、新政権ができたので私たちは、良いことでは協力するという部分ができるだけ多く行われることをのぞみたい。
労働者派遣法の抜本改正、後期高齢者医療制度の撤廃、日米核密約の究明、地球温暖化に対する対応など一致する方向では、大いに協力して政治を前に動かすということをすすめていきたい。
一、同時に、鳩山首相には、決して数の力におごることなく、民主的な政権運営、国会運営をおこなっていただきたい。高速道路の無料化など、国民から批判や不安の声があがっている問題に対しても、ひとつひとつ謙虚に耳を傾けて、直すべき点は直すという姿勢も求めたい。
一、(10日の日本共産党と民主党の)党首会談では、日米核密約の問題、あるいは温室効果ガスの25%削減目標などで、(鳩山)代表の発言を歓迎、協力を惜しまないという話をした。ただ、私たちは、国民の利益に反する、間違ったことにはきっぱり反対する。
いろいろ立場の違いはあるが、さわやかな関係で良いことには大いに協力する、しかし、悪いことには率直にモノを申す、という関係を築いていけると考えている。
向日市9月議会が終わったが、向日市の民主党は相変わらず自民党と同じ態度のママです。国政の与党らしく、市民の暮らしを守る先頭に立つ態度を取るべきです。国政では、後期高齢者医療制度を廃止するといいながら、向日市では、引き続く予算に、討論もせず無条件に賛成しています。日本共産党は、不当な決算反対。制度を廃止せよと討論しました。
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