2時間で3.5億円浪費
陸自火力演習を公開
静岡
国内では最大規模の陸上自衛隊の実弾射撃訓練「富士総合火力演習」が30日、東富士演習場(静岡県御殿場市など)で一般公開されました。陸自富士 教導団などの隊員約2400人による演習を、約2万6000人が見学しました。総選挙の投開票日でもあり、結果を待つ浜田靖一防衛相(自民)が視察しまし た。
演習には、90式戦車など戦車・装甲車が約80両、火砲40門、F2戦闘機や戦闘ヘリコプターなど航空機が25機、その他車両が600両動員され ました。演習は約2時間。戦車による耳をつんざく爆音の射撃、迫撃砲や誘導弾を富士山ろくに向けて撃ち込む攻撃などを公開しました。
使用した弾薬は44トン、費用約3億5000万円があっという間に浪費されました。演習は、1961年から行われ、今年で51回目となります。
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