消火器破裂:頭部直撃し10歳男児重体 大阪の駐車場
2009年9月15日 21時3分 更新:9月15日 21時58分
15日午後4時50分ごろ、大阪市東成区中本4の駐車場で、放置されていた消火器4本のうち1本が破裂し、駐車場内で遊んでいた近くの自営業、翁 長(おなが)良光さん(48)の長男宥之介(ゆうのすけ)君(10)=市立中本小4年=の頭部を直撃した。宥之介君は病院に運ばれたが意識不明の重体。府 警東成署が、破裂した原因を詳しく調べている。
同署によると、破裂したのは1989年製の粉末加圧式消火器(高さ55センチ、直径17センチ)。胴体部は底が抜けた状態で、約10メートル離れ た駐車場に接する路上に落ちており、底は近くに残っていた。宥之介君が消火器のピンを触っていたのを、一緒に遊んでいた同級生が見ており、その際に消火器 が破裂、胴体部分が直撃したとみられる。
消火器は、駐車場を管理する50代の男性が90年ごろから、4本まとめて雨ざらし状態で放置していた。4本とも、男性がかつて使用していたもので、不要になったことから、駐車場の北東隅の壁際に置いていたという。
総務省消防庁によると、消火器の耐用年数は8~10年とされ、それ以上老朽化すると、内部で腐食が進み、破裂するケースがある。今回破裂した消火 器のメーカーは「8年を超えると交換をお願いしている。消火器は雨ざらしになることは想定しておらず、かなり腐食が進んでいたのでは」としている。
ヤフーニュースより 【花牟 礼紀仁、堀江拓哉、田中博子】
まさか・・・・が事故になります。
次の注意をして下さい《消火器を安全に使うためのチェックポイント》
□大きい錆や傷、変形のチェック(もしあれば廃棄。絶対に使用しない)
□製造年数から耐用年数のチェック(早めの交換)
□台所や洗面所など湿ったところや、高温の発生する場所、屋外には設置しない。
□廃棄消火器は、分解、放射などをしない。
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とんでもないことです。