今年も、しんせきから利平栗をいただきました。
夏の間、雨が少なかったからか、ちょっと小ぶりだけど甘みは十分とのこと。
さっそく栗きんとんをつくることにしました。
栗は1時間ほどかけて 蒸篭(セイロ)で蒸します。
茹でるより蒸した方が水っぽくならないし、甘みが強いのですが、
スプーンですくえるほどやわらかくするには時間がかかります。
蒸した栗を半分に切って、実を取り出します。
熱いうちにしないと、実が硬くなってしまうので急ぎましょう。
それを、先日買ってきた波紋すり鉢にいれて、讃岐の和三盆糖を入れて、
少し粒が残るくらいにつぶしていきます。
実はこのすり鉢が使ってみたかったので、「栗きんとん」にしたのです。
冷めてくるとちょっと硬いので、「ソヨゴ」の蜂蜜を少しいれてみました。
思ったとおり、「ソヨゴ」は癖がないので、栗の香りと競合しないようです。
ほのかに蜂蜜の香りがして、しっとりとしてよい感じです。
ラップできゅっと絞って、栗きんとんのできあがり。
美味いっ! さすが利平栗の栗きんとんです。
今年の初物。少し寿命が延びたような気がしました。
すぐに食べる分だけ栗きんとんにして、あとは型に入れて、
凍っても切り分けやすいように切り目を入れて、冷凍庫へ。
これで食べたいときに、いつでも、おいしい栗きんとんが食べられます。
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素材も甘みも選りすぐりの手作り栗きんとんは、安全ですが、
今月になって、世間を騒がしているのは、花王の食用油「エコナ クッキングオイル」。
トクホ(特定保健用食品)にもなっているのですが、食べると体内で分解されて、
発がん性物質のグリシドールになる可能性があるという。
発がん性の恐れのあるトクホなんて、聞いたことがない。
健康ブームで、健康になりたい人たちの間で人気の「エコナ」だけど、
高い油を使ってがんになったら、笑い話ではすまないよ。
これまで寄せられたお客様のお問い合わせについて(2)
(エコナ関連製品の一時販売自粛について 第6報)
2009年09月20日 花王株式会社
メーカーの「花王」は、「大丈夫、安全性に問題ない」と消費者にお決まりの文句で、説明している。
「花王」ってもともとは合成洗剤のメーカーで、わたしは若い頃「せっけん運動」してたのだけど、
消費者の安全性の心配をよそに、根拠なく「合成洗剤は安全です」と繰り返していたっけ。
今回もおなじパターンか、と見ていたら、さっそく消費者行政担当大臣になったばかりの
福島瑞穂さんが乗り出してきて、対応プロジェクト発足させた。
社民党は、長年、食の安全性の問題に取り組んできた日本消費者連盟とも縁が深いのだから、
現場の人たちも、メンバーに入れて、きっちりと調査してほしい。
発がん性物質には、「閾値(いきち)はない」 のだから。
発がん性の評価の仕方、閾値
他の症状(エンドポイント)とは違い、発がん物質が遺伝子を攻撃してがん細胞を作る場合は、“物質の量がこれより少なければ発がんの可能性なし”ということがなく、どんなに少量でも発がんの可能性を持っていると考えられています。
“これより少なければ可能性なし”という化学物質の摂取量または暴露量を「閾値[いきち]」といい、
暴露量がゼロにならない限り有害影響を生ずる可能性がある場合、「閾値がない」、
これ以下では有害影響を生じないとされている暴露量がある場合、「閾値がある」といいます。・・・・
都内では、「エコナ」の安全性を問う集会も開かれたようです。
以下、毎日新聞と日本経済新聞の記事です。
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夏の間、雨が少なかったからか、ちょっと小ぶりだけど甘みは十分とのこと。
さっそく栗きんとんをつくることにしました。
栗は1時間ほどかけて 蒸篭(セイロ)で蒸します。
茹でるより蒸した方が水っぽくならないし、甘みが強いのですが、
スプーンですくえるほどやわらかくするには時間がかかります。
蒸した栗を半分に切って、実を取り出します。
熱いうちにしないと、実が硬くなってしまうので急ぎましょう。
それを、先日買ってきた波紋すり鉢にいれて、讃岐の和三盆糖を入れて、
少し粒が残るくらいにつぶしていきます。
実はこのすり鉢が使ってみたかったので、「栗きんとん」にしたのです。
冷めてくるとちょっと硬いので、「ソヨゴ」の蜂蜜を少しいれてみました。
思ったとおり、「ソヨゴ」は癖がないので、栗の香りと競合しないようです。
ほのかに蜂蜜の香りがして、しっとりとしてよい感じです。
ラップできゅっと絞って、栗きんとんのできあがり。
美味いっ! さすが利平栗の栗きんとんです。
今年の初物。少し寿命が延びたような気がしました。
すぐに食べる分だけ栗きんとんにして、あとは型に入れて、
凍っても切り分けやすいように切り目を入れて、冷凍庫へ。
これで食べたいときに、いつでも、おいしい栗きんとんが食べられます。
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素材も甘みも選りすぐりの手作り栗きんとんは、安全ですが、
今月になって、世間を騒がしているのは、花王の食用油「エコナ クッキングオイル」。
トクホ(特定保健用食品)にもなっているのですが、食べると体内で分解されて、
発がん性物質のグリシドールになる可能性があるという。
発がん性の恐れのあるトクホなんて、聞いたことがない。
健康ブームで、健康になりたい人たちの間で人気の「エコナ」だけど、
高い油を使ってがんになったら、笑い話ではすまないよ。
「エコナ」出荷停止 発がん物質に変わる恐れある成分 朝日新聞 2009年9月16日 花王は16日、「体に脂肪がつきにくい」とうたった特定保健用食品の食用油「エコナ クッキングオイル」について、体内で発がん性物質になる恐れがある成分が含まれていることがわかったとして、エコナ関連商品(12種類59品目)の出荷を停止すると発表した。スーパーなどには販売自粛を要請。返品を求める消費者には代金を返す。 花王によると、問題の成分はグリシドール脂肪酸エステル。体内で分解されると、発がん性物質のグリシドールになる可能性があるという。同社の分析によると、エコナにはグリシドール脂肪酸エステルが一般的な食用油の10~182倍含まれていた。 同成分は意図して製品に配合されたものではなく、油のにおいを除くために加熱する工程で、副産物としてできたという。エコナ事業担当の安川拓次グループ長は「商品の安全性に問題はないが、不安を感じる方がいるため、安心して食べてもらえるようにするまで出荷を止めることにした」と説明。同成分の含有量を大幅に減らし、来年2月にも再び販売するとしている。 問い合わせ先は、エコナ消費者相談室(電話0120・501・243、9月末まで毎日午前9時~午後7時、10月以降は平日の午前9時~午後5時)。 花王によると、ドイツの研究機関が今年3月、加工した植物油を原料に使った粉ミルクに、MCPDエステルと呼ばれる発がん性物質が含まれていると報告。花王もエコナの原料に加工した植物油を使っていることから、6月に成分を分析した。その結果、MCPDエステルは検出されなかったが、グリシドール脂肪酸エステルが見つかったという。厚生労働省も同じころに調査を求めていた。 ただ、同省によると、グリシドール脂肪酸エステルが分解されてグリシドールになるかどうか、分解されたとしても体内に吸収されるかどうかは分かっていないという。 また、厚労省によると、エコナには、ジアシルグリセロールという別の成分も、一般的な食用油に比べて高濃度に含まれている。エコナシリーズのマヨネーズが特保に申請された際、一部の実験で感度を高めた特殊なラットにがんが発生。同省は05年、食品安全委員会にジアシルグリセロールを含む食品の安全性を評価するよう要請し、食品安全委が安全性を調べている。このジアシルグリセロールについて、花王は16日、「安全性に問題がないことを確認している」とコメントした。 ◇ 〈エコナ クッキングオイル〉 大豆と菜種から取った油脂のジアシルグリセロールを主成分にした食用油。この油脂が他の食用油に比べて脂肪をつきにくくする効果があり、98年5月に厚生省(現厚生労働省)から特定保健用食品に認められ、99年2月に発売した。ドレッシングソースやマヨネーズ、ドッグフードなど計12種類59品目に使われ、花王のエコナシリーズの08年度の売上高は約200億円 |
これまで寄せられたお客様のお問い合わせについて(2)
(エコナ関連製品の一時販売自粛について 第6報)
2009年09月20日 花王株式会社
メーカーの「花王」は、「大丈夫、安全性に問題ない」と消費者にお決まりの文句で、説明している。
「花王」ってもともとは合成洗剤のメーカーで、わたしは若い頃「せっけん運動」してたのだけど、
消費者の安全性の心配をよそに、根拠なく「合成洗剤は安全です」と繰り返していたっけ。
今回もおなじパターンか、と見ていたら、さっそく消費者行政担当大臣になったばかりの
福島瑞穂さんが乗り出してきて、対応プロジェクト発足させた。
社民党は、長年、食の安全性の問題に取り組んできた日本消費者連盟とも縁が深いのだから、
現場の人たちも、メンバーに入れて、きっちりと調査してほしい。
発がん性物質には、「閾値(いきち)はない」 のだから。
発がん性の評価の仕方、閾値
他の症状(エンドポイント)とは違い、発がん物質が遺伝子を攻撃してがん細胞を作る場合は、“物質の量がこれより少なければ発がんの可能性なし”ということがなく、どんなに少量でも発がんの可能性を持っていると考えられています。
“これより少なければ可能性なし”という化学物質の摂取量または暴露量を「閾値[いきち]」といい、
暴露量がゼロにならない限り有害影響を生ずる可能性がある場合、「閾値がない」、
これ以下では有害影響を生じないとされている暴露量がある場合、「閾値がある」といいます。・・・・
エコナで対応プロジェクト発足 消費者庁、発がん性懸念 2009/09/29 12:47 【共同通信】 福島瑞穂消費者行政担当相は29日の閣議後の記者会見で、発がん性が懸念されている花王の食用油「エコナ クッキングオイル」について、「食品SOS対応プロジェクト」を消費者庁に発足させたと発表した。 泉健太政務官をリーダーとし、消費者庁次長ら職員6人も加え、消費者庁としての対応指針を1週間以内につくる。 エコナをめぐっては、商品に含まれる「グリシドール脂肪酸エステル」が分解されると発がん性を持つとの懸念が欧州を中心にあり、内閣府の食品安全委員会が安全性を調査。花王も16日から関連商品の販売を自粛している。 食品安全委員会の結論は11月までかかる見通し。福島氏は「結論が出ていないので科学的知見を飛び越えてはいけないが、消費者の不安を解消するため客観的な事情を説明し啓発するなどといった対応ができるかもしれない」と説明した。 2009/09/29【共同通信】 |
都内では、「エコナ」の安全性を問う集会も開かれたようです。
以下、毎日新聞と日本経済新聞の記事です。
エコナ:都内で安全性問う集会 発がん性疑い不純物検出で (毎日新聞 2009年9月25日) 花王の特定保健用食品「エコナ」シリーズから発がん性物質に変化する疑いのある不純物が検出され、販売・出荷が停止されている問題で、全国消費者団体連絡会などが25日、東京都内で緊急集会「エコナの安全性を問う会」を開いた。 この中で、食品安全委員会事務局の北條泰輔評価課長は「(発がん性物質への変化が指摘される)グリシドール脂肪酸エステルの安全性評価のため、追加の試験などを厚生労働省に指示した。11月末には最初の情報が入るので、できるだけ早く評価を出したい」と述べ、安全性の確認を急ぐ考えを示した。 参加者からは、特保の認定が消費者庁、リスク評価が食品安全委、販売禁止措置は厚労省と「縦割り行政」になっている現状への批判が相次いだ。 (毎日新聞 2009年9月25日) |
花王「エコナ」安全と説明 消費者側、不安の声も 2009.9.25 日本経済新聞 食用油など「エコナ」シリーズの特定保健用食品(特保)に発がん性物質に変換する可能性のある成分が高い値で含まれているとの指摘を受け、花王が販売自粛に踏み切った問題で、全国消費者団体連絡会などは25日、東京都内で集会を開き、花王や消費者庁などから説明を求めた。花王が製品の安全性を強調したのに対し、消費者側からは不安の声も上がった。 花王の担当者は「国際基準の試験結果などから、安全を確信している」とし、販売自粛は「不安に思われる方々がたくさんいることから、成分を低減したものに置き換えるため」と説明した。 消費者庁は食品安全委員会のリスク評価を待って対応する姿勢を示したが、消費者側からは「食品安全行政に不安が出る」などの意見が出た。(25日 22:31) |
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