新しい年をむかえて二日目が、
いつものことですが、わたしのバースディ。
こどもたちが思い思いのプレゼントや
ケーキを持って集まって来てくれました。
ル・クルーゼの重厚な鋳物ホーロー鍋、
あと何年生きるかわかりませんが、一生ものになりそうです。
薪ストーブの上でことことと、さっそくおでんの大根とにんじんを煮始めました。
言わずと知れたティファールのお鍋セット。
欲しかったのですが、お鍋はたくさんあるし、
じつは高くて手がでなかったの(笑)。
京都の「SOU・SOU(そう・そう)」というお店の暖かそうなポンチョと
「濱野 HAMANO」のバック。
肩にかけられる使いやすそうなワインレッドのトートバック。
うれしいです。
そうそう、
12月にキッズドリームで買った
蜜ろうねんどとクレヨンを出して、遊びはじめたのですが、
熱中していたのは、ずっと前に子どもだった人たち。
室温ではかたくて、ひとの手の温度で柔らかくなって、
うすーくのばすと透明感のある光沢がでます。
置いておくとそのまま固まり、こねるとまた柔らかくなるという、
アメ細工のような、不思議な蜜ろうねんど。
ひとしきり遊んでから、ともちゃんがおいしいコーヒーをいれて、
けんちゃんが買ってきてくれた
ヒコ・ハヤシのケーキを食べました。
すてきなバースディをありがとう!
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昨年の3・11の第条第項゛震災と原発事故を経て、
新年から、毎日新聞と朝日新聞がそれぞれ、
「リスクと向き合う」「リスク社会に生きる」の連載をはじめるとのこと。
どんな記事になるのか、関心を持って読み比べたい。
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こどもたちが思い思いのプレゼントや
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ル・クルーゼの重厚な鋳物ホーロー鍋、
あと何年生きるかわかりませんが、一生ものになりそうです。
薪ストーブの上でことことと、さっそくおでんの大根とにんじんを煮始めました。
言わずと知れたティファールのお鍋セット。
欲しかったのですが、お鍋はたくさんあるし、
じつは高くて手がでなかったの(笑)。
京都の「SOU・SOU(そう・そう)」というお店の暖かそうなポンチョと
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うれしいです。
そうそう、
12月にキッズドリームで買った
蜜ろうねんどとクレヨンを出して、遊びはじめたのですが、
熱中していたのは、ずっと前に子どもだった人たち。
室温ではかたくて、ひとの手の温度で柔らかくなって、
うすーくのばすと透明感のある光沢がでます。
置いておくとそのまま固まり、こねるとまた柔らかくなるという、
アメ細工のような、不思議な蜜ろうねんど。
ひとしきり遊んでから、ともちゃんがおいしいコーヒーをいれて、
けんちゃんが買ってきてくれた
ヒコ・ハヤシのケーキを食べました。
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昨年の3・11の第条第項゛震災と原発事故を経て、
新年から、毎日新聞と朝日新聞がそれぞれ、
「リスクと向き合う」「リスク社会に生きる」の連載をはじめるとのこと。
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リスクと向き合う:3・11を経て M9以上の地震、火山に「波及」 大噴火対策を本格検討 ◇震災で政府危機感 政府は東日本大震災の被害を重視し、広域に甚大な被害をもたらす火山の大規模な噴火の対策に乗り出す方針を決めた。来年度、内閣府に有識者を交えた検討会を設置し、県境を越える避難や都市生活に影響する火山灰対策などを具体的に検討する。日本は世界の活火山の1割が集中しているが、大規模噴火対策はこれまで手つかずだった。震災は地震・津波対策だけでなく、火山の分野にも抜本的な見直しを迫ることになった。 11月17日、東京・霞が関の中央合同庁舎5号館5階の会議室に省庁の担当者や火山学者ら約30人が集まった。富士山の大規模噴火がテーマの非公開の勉強会。講師役の小山真人・静岡大教授が「想定外とされてきたことに今後は真面目に取り組むべきだ」と強調したうえで、04年に国主導で作製したハザードマップ(災害危険予測図)の見直しを訴え、出席者は皆うなずいた。 マップは1707年の宝永噴火を基に火砕流が山頂から約10キロまで到達すると予測。小山氏はこれを大きく上回るシナリオとして、火山で起こる大きな山崩れ、「山体崩壊」の可能性を挙げた。南東約15キロの静岡県御殿場市中心部は、約2900年前の山体崩壊で10メートル近く積もった土砂上にある。小山氏は「周辺70万人の全面退避まで想定した避難計画が必要だ」と主張した。 20世紀以降、マグニチュード9以上を記録した地震は東日本大震災で6回目。過去5回はいずれも翌日~3年後に近くの火山が噴火している。今回の震災との類似性がいわれる貞観(じょうがん)地震(869年)が起きた9世紀には、富士山や伊豆大島、鳥海山などの噴火が相次いだ。震災を機に火山に対する危機感が強まったのは必然だった。 火山学で言う大規模噴火とは火山灰や火砕流など総噴出物が10億立方メートル(東京ドーム806個分)を超すもので、国内では1914年の桜島が最後。江戸時代以降100年に5~6回の頻度で起きた3億立方メートル超の中規模噴火も29年の北海道駒ケ岳からない。 こうした状況の中、国の対策は富士山ハザードマップ作製後、火山ごとで地元に対応を促すにとどまっている。昨年度末の統計で、全国110の活火山のうち具体的な避難計画があるのは桜島だけ。国は各火山の周辺人口すら把握せず、火山灰対策のマニュアルはない。火山学をリードしてきた荒牧重雄・東京大名誉教授は「あまりにお寒い。国レベルで一元化した対応が必要」と指摘する。 昨年10~11月、インドネシア・ジャワ島中部のムラピ山が噴火、386人が死亡した。ピーク時は約40万人が避難。数年に1度噴火することから同国で最も手厚い観測態勢が敷かれていたが、被害は想定を超えた。政府は同年末、気象庁火山課長ら3人を現地に派遣。初の海外火山の視察だった。併せて勉強会を始めた直後に震災が発生。大規模噴火時の問題点の洗い出しを本格化させ、周辺に多くの人が住む火山を念頭に対策を検討することになった。 「平和な時代が続きすぎた。日本の火山は今後活発化する」。多くの火山学者の共通した見方だ。小山氏は言う。「『3・11』で災害に想定外があることを大きな犠牲を払って皆が理解した。確率が低くても規模や被害が非常に大きい現象には備えが必要だ」 ◇ 私たちの暮らしには、さまざまなリスクが複雑に潜み、突如として大きな影響を与え、逃れることはできない。東日本大震災で改めて気づかされた。リスクとどう向き合っていくか。そのことを考えるシリーズを、自然災害から始めたい。 ============== 北村和巳、八田浩輔、秋山信一、山崎征克、斎藤有香が担当します。 毎日新聞 2011年12月30日 |
放射能が列島を裂く〈リスク社会に生きる・プロローグ〉 朝日新聞 2011年12月30日 放射能への不安が、列島を分断する。 東京電力福島第一原発から千キロの佐賀県武雄市役所。11月末、千件を超えるメール、電話が殺到した。 「安全な九州を守って」。被災地のがれきを受け入れるという市長の方針に向けられた抗議は、ほとんどが県外からだった。 「離れている方も声をあげて」。首都圏からネットで抗議を呼びかける人々もいた。匿名の脅迫もあり、市長は数日で方針を撤回した。被災地でボランティアを経験した市議は言う。「なんで部外者が口出しをするのか」 ■家族さえ 不安は家族をも分かつ。 原発から230キロの東京都目黒区。「夫を置いて西日本へ逃げたい」と4歳の男児の母親(28)は思う。 原発事故が生活を変えた。幼稚園に通う息子に常に二重のマスクをさせ、晴れていても雨がっぱを着せる。帰宅後はすぐにシャワーを浴びさせ、ペットボトルの水で全身を洗い流す。 「そんなことやめろ」と夫は言う。けんかはときに、3時間に及んだ。「どうせ分かってもらえない。夫にはもう何も言わない」 人々は福島を避ける。 原発から66キロの福島県須賀川市。安全な農作物の直販を売りにしてきた農業生産法人「ジェイラップ」は原発事故後、注文が半分に減った。 この秋収穫した米や野菜に含まれる放射性物質は、日本より厳しいウクライナの基準を大きく下回った。だが顧客はまだ戻らない。「福島産というだけでブレーキを踏まれる」。伊藤俊彦社長(54)は嘆く。 不安と科学はすれ違う。 「この本、中身は間違ってると思います」。11月下旬、放射線医学のある研究者は、京都市での講演会で、内部被曝(ひばく)の危険性を訴えてベストセラーになった書籍に大きな赤いバツを重ね、スクリーンに映した。 だが、その著者に直接、議論を挑む気はない。「何を言っても分からない人はいる。そういう人を納得させるのは無理だ」 歴史は繰り返す。 東京都杉並区に住む岡田良子さん(70)は最近、亡くなった母、明子さんの半世紀前の姿を思いだす。 ■あの時も 1954年、ビキニ水爆実験で「第五福竜丸」が被曝し、魚の放射能汚染に関心が集まった。「子どもを守りたい」と母たちは署名運動に打ち込み、原水禁運動として全国に広がった。 周囲の視線は、決して温かくはなかった。深夜まで署名の確認作業を続ける母を、父親は「バカなことをするな」と叱った。その姿が、悩み惑う今の母親たちとどこか、重なる。 普段から台所に立つ母親だからこそ感じる不安がある、と思う。事故を防げなかった国に安全を任せていいのか、とも。 「怖いと思ったら、怖いって言う。それも大事じゃないですか」(松川敦志) ◇ 来年1月1日から、連載「リスク社会を生きる」を朝日新聞社会面と朝日新聞デジタルで始めます。 |
人の心と科学の距離〈リスク社会に生きる・プロローグ〉 朝日新聞 2011年12月30日 人間の文明が、人間の存在を脅かしてしまう。足元にそんな危うさをはらんだ「リスク社会」に、私たちは生きている。3・11後のこの国で、おびえ過ぎず、楽観もせず、リスクと上手に付き合うには、どうすればいいのか。 放射能だけではない。新しいリスクに行政も国民も惑う光景は、幾度も繰り返されてきた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(中略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ■怖がるさじ加減、自分の手で 政府に「安全です」と説かれると、逆に「安心できない」と感じる。そんな、もやもやを抱え、私たちは3・11後の日本で暮らす。 不信の根は、原発の「安全神話」崩壊にある。国が「起きない」とした事故が起きた以上、どんな説明にも疑念を抱くのは、当然の心の働きだ。科学的な「安全」と、気持ちに左右される「安心」の溝を埋め、どうリスクと付き合うか。それが、この社会の課題だ。 専門家と一般人のリスク評価のズレを示した調査がある。例えば発がんを招く喫煙は、専門家の評価は危険度1位。だが、市民の評価は8位だ。一方で原子力は、市民は危険度1位と見なしていたのに、専門家の分類は20位。いずれも震災前の調査である。 人は、選択可能な生活習慣より、情報の少ないリスクを怖がる傾向があるという。研究は従来、こうした現象を「客観的リスク」と「主観的リスク」の分裂と位置付け、専門家が「正しい」情報を伝えれば解消できると考えてきた。 しかし、原発事故は専門家の正しさに疑問符を付けた。リスク観のズレを調べてきた放射線医学総合研究所の小林定喜・名誉研究員は「専門家が原発リスクを過小評価してなかったか。市民の主観の方が正しかったのかも」と自問する。 ただ、政府や専門家を全否定し、むやみに恐れることには別のリスクが潜む。 国立がん研究センターがまとめた、様々な発がんリスクの比較がある。喫煙や肥満の方が、100ミリシーベルトの被曝よりリスクが高いとする内容で、「放射線を安全視している」と批判もされた。 同センターの津金昌一郎・予防研究部長は「安全だと訴える意図はない」としたうえで、「どれだけ怖がればいいか、予防にどれだけコストをかけるべきか考える目安になる」と語る。 放射線を恐れて閉じこもれば、別の健康リスクを招く。ゼロリスクを求め続ければコストは膨らむ。大切なのは、上手に怖がるさじ加減を、自前で見つけることなのかもしれない。 国が、お仕着せの安全を示す時代は終わった。リスク研究者の奈良由美子・放送大教授は「市民の不安に寄り添うべきだ」と指摘する。不信を抱く相手に人は耳を傾けないからだ。 ほどよい不安には、効用もある。「不安があって人はリスクを減らそうと動く。社会を変える力になる」と奈良教授は言う。行政に代わり、市民が放射線を測る動きもその一つだ。 一人ひとりがリスクと向き合うリスク社会。私たちの迷いと混乱は、国に「お任せ」だった安全と安心を取り戻す、民主主義の過程なのだ。(西本秀) |
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