みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

野菜、果物でアレルギー 花粉症の人は要注意/花粉症、つらい春?飛散量、例年より少なめ予想 

2016-03-05 18:35:29 | ほん/新聞/ニュース
きょう3月5日は暦の上の「啓蟄(けいちつ)」
「冬ごもりしていた虫たちが動き出す時期」。
虫たちが這い出してきそうなくらいあたたかい1日でした。

数日前、岐阜に行く用事があったので、
おいしいらぁめんを食べようと「りきどう」に寄りました。

お昼時でしたが、ちょうど席が空いたところ。
  
つれあいは合い盛りのつけめん、わたしは細麺のらぁめんを注文。

大盛りは無料なので、二つとも大盛りです。
いつもよりちょっと濃いめスープだったので、
水を入れて薄めにして、麺はおいしかったです。

帰りに、フルーツが安いトミーフーズに足をのばして、

デコポンとはるみを、箱買いしました。

柑橘類には目がないのですが、食べ合わせで、
降圧剤などで副作用も出たり、花粉症など、
人によってはアレルギーも出るので要注意です。

花粉症と野菜、フルーツの関係については、
中日新聞の生活面に稲熊美樹さんのタイムリーな記事が出ていました。

  口がピリピリ 野菜、果物でアレルギー
2016年3月1日 中日新聞

花粉症の人は要注意 ショック起こすことも
 花粉症の人が野菜や果物を食べると、口の中がピリピリしびれる場合がある。花粉と食物が交差反応し、アレルギー症状が出る「花粉・食物アレルギー症候群(PFS)」だ。花粉と食物の組み合わせによっては、呼吸困難などの重篤なアナフィラキシーショックを起こすこともある。(稲熊美樹)

 7歳で花粉症を発症した女児(12)は、9歳ごろからリンゴやモモ、サクランボ、イチゴ、ニンジンなどを食べると、口の中に違和感を訴えた。症状は軽かったが、一変したのは10歳のとき。豆乳を飲んだ直後に呼吸困難を起こした。

 女児を診察した藤田保健衛生大坂文種(ばんぶんたね)報徳会病院(名古屋市中川区)小児科の近藤康人教授は、PFSと診断。検査の結果、ハンノキやシラカンバの花粉、豆乳などにアレルギー反応(陽性)が出た。

 近藤教授は「シラカンバの花粉と豆乳の組み合わせは症状が重くなり、アナフィラキシーを引き起こすこともある」と指摘する。

 女児は、大豆製品の豆腐や緑豆モヤシでもアレルギーの症状が出た一方で、煮豆の缶詰やみそ、しょうゆなどは大丈夫だった。大豆は、加熱することでタンパク質の構造が変わり、アレルギー症状を引き起こさなくなるためだ。缶詰などはしっかり加熱されているが、加熱が不十分になりがちなモヤシの炒め物などは注意が必要という。

 近藤教授によると、PFSになりやすい花粉と野菜や果物の組み合わせがある=表参照。患者数は、国内の花粉症の患者約4千万人のうち、1〜2割とみられる。

 多くは「口の中がピリピリする」など症状は軽いが、ひどくなって受診する患者が近年増えている。喉の奥が腫れたり、吐き気、腹部の不快感などの症状が出ることもある。

 PFSの原因と考えられるのは、植物自身がストレスから身を守るために必要とする生体防御タンパク。花粉と果物のタンパク質の構造が似ていると、交差反応して症状が出る。

 飛散する花粉量の増加に加え、大気汚染や紫外線など、植物にとってのストレスが増えて生体防御タンパクが増え、患者が増えているとみられている。

 以前は「口腔(こうくう)アレルギー症候群(OAS)」とも呼ばれていたが、症状が口の中だけにとどまらない人もおり、PFSと呼ばれるようになっている。

原因物質の特定を
 アレルギーを起こす野菜や果物の種類が少なく、症状が軽いときは、食べないように自衛する。しかし種類が多かったり、症状がひどい場合は、日本アレルギー学会の認定専門医を受診(学会名で検索)。アレルギーの原因と考えられる物質を皮膚に付けてみる試験や、血液検査を実施し、原因となる花粉や食べ物を特定する。

 アナフィラキシーを引き起こす可能性があれば、症状を一時的に緩和する自己注射薬「エピペン」が処方されることもある。

 近藤教授によると、花粉抗原液の注射を数年間続け、根本治療を目指す免疫療法が、PFSにも有効な可能性がある。ただ、保険適用されたのはスギとブタクサの花粉症だけ。シラカンバやカモガヤの花粉抗原液が日本では販売されておらず、保険は適用されない。

 交差反応 特定の野菜・果物のタンパク質を、似た構造の花粉のタンパク質と認識し、アレルギー反応を起こすこと。 


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  花粉症、つらい春? 飛散量、例年より少なめ予想
2016年3月3日 中日新聞

 鼻がぐずぐず、目がかゆい-。花粉症の人にはつらい季節になった。日本気象協会によると、今年の花粉の飛散量は東海地方では「例年比」では少なめの予測だ。しかし油断は禁物。飛散のピークは今月中旬に訪れる見通しで、協会は「しっかり対策を」と呼び掛けている。

 協会は、愛知県の飛散量を「昨年比」で「200%以上」の「非常に多い」と予測し、ウェブサイトでも掲示している。一方で、担当者は「200%というデータは使わないでほしい」とも呼び掛けている。これには訳がある。

 同県内の基準値としている藤田保健衛生大(同県豊明市)での観測地点で、昨年は正確に観測できなかったため。担当者は「大学の改築工事のため、観測ポイントの周辺が囲われて、観測量が極端に少なかった」と説明する。「常に同じ条件で観測できるとは限らない。今年の愛知県では昨年比ではなく、例年比を参考にしてほしい」と訴える。

 そこで、例年比の予測でみると、愛知県が「50~70%未満」の「少ない」。岐阜県が「50%未満」の「非常に少ない」、三重県が「70~90%未満」の「やや少ない」となっている。昨夏の東海地方は低温や日照不足などで、スギやヒノキの花芽が育ちにくい気象条件だったという。

 それでも、花粉症の人にとっては安心はできない。二月十三~十四日に低気圧が発達しながら日本海を北東に進んだ。その影響で「春の嵐」が吹き、その直後から一気に飛散が始まった。ピークは三月半ばになる見通しだ。花粉症に詳しい津市の耳鼻咽喉科「ゆたクリニック」の湯田厚司院長(52)は「今週明けに予測されている雨の直後に飛散がきつくなる」と指摘。「マスクや眼鏡を身に着けたり、洗濯物を室内干しにしたりして、花粉を避けることが予防にもつながる」と呼び掛けた。
 (加藤隆士)

◆対策グッズ売れ筋は?
 花粉症対策の商品は今年も売れ行きが好調という。東急ハンズ名古屋店(名古屋市中村区)では一月半ば、マスクやスプレーなど約百五十点を集めた特設コーナーを設置した。自身も十年以上、花粉症に悩まされているという売り場担当の山本陽子さん(40)は「たくさんのグッズがそろってきている。その中で、自分のライフスタイルに合った品を選んでほしい」とPRしている。

 山本さんによると、今年の売れ筋は柔らかい素材で作ったマスク。呼吸がしやすく、耳に当てていても痛くならないという。また、鼻孔の中に差し込むタイプの鼻マスクも好評。仕事中にマスクをできない人が購入している。ともに一回の使い切りではなく、何度か使える利点もある。

 品定めしていた愛知県長久手市の六十代女性は、すでにひどい症状といい、マスクと眼鏡の“完全防備”姿で来店。「嫌だなあと思うけれど、もう四十年も花粉症だから対策には慣れている」と話し、目を洗う洗浄器を買い求めていた。


  「今すぐ対策」と「完治目標」 花粉症治療の両輪を知る
2016年3月3日 毎日新聞

福島安紀 / 医療ライター
 花粉症の人にはつらいシーズンが到来しました。年々患者数は増加し、いまや都市部では3人に1人がスギ花粉症といわれます。すぐできる対策と、完治を目指す方法、花粉症治療の両輪を「花粉症の長期戦略と短期療法」(小学館文庫)の著書もある耳鼻咽喉科山西クリニック(東京都新宿区)院長の山西敏朗さんに聞きました。

それ、本当に花粉症? 発症のメカニズム
 花粉症は、目、鼻、口に花粉が入ることで、目のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどのイガイガなどといった症状が出る病気です。この時期、典型的な症状が出ている皆さんにまずお勧めしたいのが、一度は、耳鼻咽喉科へ行って本当にスギ花粉症なのか診断を受けることです。というのは、毎年、この時期に来院する患者さんの中には、“思い込み花粉症”の方が結構いるからです。花粉症だと思っていたら鼻の真ん中にある軟骨が曲がっている鼻中隔湾曲症だったり、副鼻腔(びくう)炎やポリープ(はなたけ)があったり、まれではありますががんが見つかったりということもあります。花粉症でない場合には当然その治療法も変わってきます。

 そもそも花粉症とは、過剰に免疫機能が働くことによるアレルギー反応です。私たちの体には、鼻や口の中にウイルスや菌のような外敵が入ってきたら、くしゃみや鼻水で外へ出そうとし、鼻を詰まらせてそれ以上入って来ないようにする免疫機構が備わっています。花粉をウイルスと同じような有害な外敵と体が勘違いして免疫機能が過剰に働くために、わずらわしい症状が出るのがこの病気です。いつでも誰でもなる可能性があるので、今まで花粉症と無縁だった人も決して油断はできません。

明日からでも始められる治療法
 治療は、アレルギー反応を抑える抗ヒスタミン薬の内服が中心です。症状に合わせて点鼻薬や目薬も使うと症状がかなり抑えられます。本来は花粉が飛び始めたころから、それが無理なら少しでも症状が出だしたら治療を始めたほうが、つらい花粉シーズンを楽に乗り切れます。

 以前は、抗ヒスタミン薬を飲むと眠くなるのが難点でしたが、現在は眠くなりにくい第2世代の薬を使うことが多くなっています。服薬回数は1日1回か2回が一般的です。市販薬でも、眠くなりにくく医師の処方薬と同じ量の抗ヒスタミン薬が売られています。ただ、医療用と同じ量の市販薬は非常に高価です。できれば耳鼻咽喉科を受診して、きちんと診断を受けてから、症状や生活スタイルに合わせた薬を処方してもらったほうがいいのではないでしょうか。

オススメは鼻マスクにゴーグル 症状の悪化を防ぐセルフケア
 花粉症対策ではセルフケアも重要です。既に実践している人も多いと思いますが、外出時にはマスクとメガネをして、できる限り花粉を体内に入れないようにしましょう。仕事の関係で一般的なマスクができない人には、鼻マスク(鼻栓)がお勧めです。鼻の穴に直接入れて花粉の侵入を防ぐマスクで、洗えるものです。メガネは目の横からの花粉の侵入を防ぐためには、ゴーグルタイプが最適ですが、サングラスや普通のメガネで代用する手もあります。

 この時期は空気が乾燥しているので、加湿器などを使って室内の湿度を60%くらいに保ち、花粉の浮遊を防ぎましょう。ほこりの影響で症状がひどくなる人も多いので空気清浄機能がついたタイプのものもお勧めです。室内の花粉やほこりの飛散を減らすために掃除をこまめにするのも重要ですが、そのときもマスクとメガネは必ず着用しましょう。

お酒やスパイスは注意 口紅やマスカラも控えめに
 それから、飲酒や香辛料の強い食べ物は症状を悪化させやすいので、この時期は控えめにすることも大切です。ストレスの多い人や不規則な生活、睡眠不足も自律神経のバランスを崩し症状悪化につながります。さらに、化粧をすると花粉が顔に付着しやすいので、特にグロスタイプの口紅やマスカラなどは控えたほうがよさそうです。

 残念ながら、これを食べたら花粉症が治るというものはありません。腸内細菌を整えると過剰な免疫反応が抑えられ花粉症が改善するという研究結果も出ていますが、ヨーグルトを食べただけで花粉症が治ったという患者さんには出会った経験がありません。

 一方、少し汗をかく程度の有酸素運動は、花粉症の症状の悪化を防ぐのでウオーキングやジョギングを日常生活の中に取り入れるとよいでしょう。昼前後、夕方の日没前は大量の花粉が飛散しますから、その時間帯は極力避けて行うことをおすすめします。環境省や気象庁の花粉情報サイトをチェックし、飛散量の多い地域への旅行や遠出は控えましょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  


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3月4日(金)のつぶやき

2016-03-05 01:13:54 | 花/美しいもの

<知らなくていいの? 税の仕組み> 社会保険料にも不公平感(白井康彦) goo.gl/ILyg0M


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