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サラダのおいしさは新鮮な野菜と工夫されたドレッシング、加えてテーブルに出されたおいしそうな色が決めて手だ。夏中食べたミニトマトもここにきて熟す量が目にみえた減ってきた。それと反比例するように甘みが増している。タマネギとコリアンダーを加えて夏サラダのフィナーレとなるが、これで最後になるのはとても残念に思えるほど美味しい。
サラダはアメリカの禁酒法時代のできごとが起源になっている。1924年、酒のないハリウッドからメキシコのシーザーホテルに多数の客が押し寄せた。ここに来れば、酒がふんだんに飲めるというのがその理由である。あまりに客が多いので、ホテルの食材は底をつき、ホテルでは客に出す料理に困っていまった。料理長は窮余の策として、カートにレタス、ガーリックオイル、レモン、卵、パルメザンチーズ、ウスターソース、クルトンとコショウを載せて、客のいるダイニングの中に持ち込んだ。この材料を合わせて作ったのが、シーザーサラダである。
このサラダは客から大好評をはくし、瞬く間にアメリカ、ヨーロッパへ広がった。禁酒法は、アメリカのドリンカーを苦しめたが、こんなおいしい料理の起源になったという側面もある。
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日 俵 万智
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