蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

人のしあわせ、自分のしわよせ

2008-01-20 | 交友
私は人付き合いが不得意だ。
変人に近いけれど、まあ世間的には(たぶん変人と気付かれず)平凡に生きている。

学生時代、同じグループにいた親友が先ごろ結婚した。
結婚の理想イメージを頑なにキープする彼女は、てっきり一生独身を貫くのだと思っていたが。
本人から聞いたわけではなく、グループ同士で付き合いのあったお隣グループのメンバーから結婚話を聞いた。
年賀状で、私と同じグループだった人に「Tさん、結婚したの、知ってる?」
と書いたら、返事に、「本当に幸せそうだった」と。

ということは、彼女は結婚報告を本人からじかに受けていたわけだ。

私のグループは、卒業後いろいろあって、今では年賀状のやりとりだけの人が一人、
あとはお互い連絡先は知っているが音信不通。
事実上、空中分解。
当時の私はあまりにも未熟で、皆に嫌われたのではないかと、今は反省している。

でも、どかんと年を重ね、学生時代にプレイバックしたい回帰嗜好にも背を押され、はやいハナシ、同じようなぬるい感覚を共有したくて、
当時のお隣グループに今、居候的ではあるが、参加させていただいている。
といっても、年に一度だけ会で顔を合わせるだけだが。

旧交をあたためはじめた矢先の寿ニュース。
やっぱり、まだ嫌われているんだ・・・わたし。
仲間はずれかぁ・・・

わからないでもない。
もし私の近くに、私のような人間がいたら、私も嫌かも、とも思う。
人は見てないようで、ちゃんと人を見てる。

どこが嫌かというと、それを書くと、「嫌なヤツ指数」がアップするだけで、なんの解決にもならないので、やめておく。
嫌な部分は深く根を下ろし、生きざまにも反映し、死んでも治らないだろう。

今、居候させていただいているグループの面々の歩んできた道は、大まかにいえば皆、似たような「ほんわかコース」をたどっている。

私のいた分解分裂グループは、イバラの道コースを歩んでいる人が多い。
それはそれなりに皆、自業自得的な理由があるのだが。

いずれにしても、元の仲間が幸せになってるってことは、嬉しいことですよ・・ね。

暖かいけれど寒くて、でも暖かい

2008-01-11 | 
暖かいところに行きたい。冬は寒いから。
ということで、お正月はハワイです。

ハワイも冬なので、薄手の長袖を羽織るとちょうど。
でも夜は少々肌寒いと感じるけれど、プールでバシャバシャやっている人もいる。

ハワイの定番、ワイキキがあるのは、オワフ島。
今回、行ったのは、ホノルル(オワフ島)で国内線に乗り換え、ビックアイランド・ハワイ島へ。
コナ空港からホテルまでの景色は、延々とダークブラウンの溶岩が続く。
一面焼け野原の印象。まるで廃墟のような、工事の土だらけのイメージ。

四国ほどの大きさに、14万人強の人口。
ワイコロアは50年ぐらい前には溶岩のほかには何もなかったというエリア。
今では、高級リゾートホテルや別荘が並ぶ。

アメリカ人のイマジネーションはすごい。
島を大胆に変えてしまう。
ステイしたホテルは、ヒルトンホテル ワイコロアビレッジ。
ホテル全体が、テーマパークとなっている。
それぞれの棟の往復に、人口的に作られた川の上を船で行きかう。
あるいは、敷地内電車でGo!
オモチャパークのよう。
狭い国土の日本でチマチマ生活している身としては、スケールの大きさには驚かされる。

ハワイ島にそびえる火山、マウナケアは標高4200メートル。
日本の天体観測プロジェクトも参加している。
星を見に行ったが、吹雪。氷点下2度だった。寒い。真っ暗。

寒い日本→暖かいハワイ→寒い山頂→下山して、暖かいハワイ→寒い日本
体調を崩した。

ワイキキだけがハワイじゃない。
こういうハワイもおもしろい。