最近、好きでいつもこっそり見に行っているブログ。
先方は、隠れ読者であるわたしの存在など、まるでご存じなく、非常にそれもいい。
ブログ・カテゴリーも世代も、状況もまるで違う。
だからなのか、・・・面白い。
世代は、ちょうど娘の世代である。
比較する気は全くないが、たまたま同じ世代なので、
う~~~ん・・・・こうも違うものなのか、と、ある意味、感心する。
なにが違うかと言うと・・・
やはり、モノの考え方、行動の仕方、友人のタイプ、・・・。
180度違う。
じつは、わたしは、そのブロガーさんタイプの人間である。
ひと世代違うが、過去の自分を思い出す。
思考傾向に、共通するものがある。
(具体的な内容としては、異なるけれど)
性格的なところは似ているが、価値観の「基準」が違うところが、また面白い。
いろんな世界には、いろんな基準が存在するのだ。
同じような人々が集まるので、そのカタマリでの基準というものが発生するようだ。
いわゆる、属している属性「レベル」が似ている。その中での、モノサシ。
牛丼でいえば、少なめ、並、大盛り、大大盛り、・・・???
・・・・・・
ちなみに、とあるブログで、
キャリアウーマンのことをOLと表現されていたが、わたしが捉えているOLの意味とは異なる。
OL(オフィス レディ)は、昔昔、BG(ビジネス ガール)といって、
いわゆる「お茶くみ」「寿退社する人」「制服を着ている人」だと思っていた。
漫画やドラマで植えつけられた先入観。
今でいえば、一般職?
当然、寿退社どころか、産休の時代だが。
で、キャリアウーマンは、総合職だと捉えている。
一般職から総合職に、上る人は、たたき上げ?
ま、どっちでもいい話だが。
この僅かな捉え方の違いが、微妙な違いを生み出している。
というか、元の、根の部分のちょっとした違いから生み出された、ちょっとした枝葉の違いなのだが。
・・・・・・
「あなたの回りはさておき、あなた自身はどうなの?」
若い日のわたしに、ある中年女性はそう言った。
そのとき、わたしは、べつになにも思わなかったが、それを言った女性が、
わたしに批判的な目を向けていることはわかった。
なぜ、その女性が、そんな言葉を発したのか、想像できる。
わたしは、自慢をしようとして言ったのではないことが、彼女にとっては、そう聞こえたのだ。
わたしの言い方も悪い。
時と、状況と、相手を見て、話さなければならない。
若いわたしは、相手側に立って、受けるであろう気持ちを察して、話していなかった。
むしろ、わたしは親近感を覚えて言ったことなので、
相手も、親近感を感じてくれるだろう、と思って言ったが、逆効果になった。
その言葉で気を悪くするなんて、思いもよらなかった。
目線が違うと、湧き出る感情も違うようだ。
自分の思い上がった捉え方は、無意識で自覚がなく、悪気がないと思っていただけに、
気をつけなければならないことなのだ、と、後に自分に言い聞かせた。
いつも、この彼女の言葉を思い出し、原点に帰る。