夫方の実家に来ている。
12月30.31.1月1.2.3と、年末年始。
息子が12月31日の夜半から1月1日の昼まで実家に滞在できるので、帰省しようという方向性でいる、とLINEがあった。
海の向こうの(国内ではあるが)ほぼ、海外のようなところから、往復2日かけて、たった半日のために、無理して帰ってこなくていいよ、とLINE返信した。
息子にとっての姉妹、義兄弟、甥、姪たちがわんさか集まっている日時ならともかく、大晦日から元旦にかけては、我々(両親)のみ。
やんわり断り、また時間にもう少し余裕のある時に返って来たら?と返事しておいた。
1月2日3日は、仕事らしい。
またまた、家庭持ちの皆んなが引き受けたくない日時を引き受けたようだ。
いかにも息子らしい。
仕事優先の生活を送っているのがよくわかる。
正月には帰省しようと、気にかけてくれただけでも嬉しい。
いずれ、我々がヨタヨタヨレヨレになった頃、子供たちも定年を迎えて余裕が出来たら顔を見せてくれたらいい。
介護してほしい、とは全く望んでいない。
夫の実家で、夫と2人だけの静かな年末年始。
別々の部屋で別々のTVを観る予定。
娘たちは、自分の配偶者(=夫)の(遠く離れた)親元(嫁ぎ先)に年末から年始にかけて行く。
子供がまだ小さいから、わあわあガヤガヤして、あちらのご両親や親族たちとシラケる暇はないだろう。
娘婿のご両親は、日頃の静かな暮らしに、ドタバタ息子夫婦が大勢、孫連れで、やって来て万歳、帰って万歳だろう。
帰った後の万歳は、来た時の数倍、力一杯、ビッグスマイルでバンザ〜イ!!をしておられることだろう。
娘たちは娘婿の実家から今度は自分の実家(=父方の実家)に移り、集まる。
ドタバタドタバタ、年末年始の、恒例の民族大移動。
今は嵐の前の静けさ。
買い物は済ませてあるので、明日は代々伝わるお節料理(めちゃくちゃ粗食)や迎春設え準備にかかる。
今まで紅白歌合戦をゆっくり落ち着いて見たことがなかったが、今年は見られそうだ。
が、お正月が明けると、ドタバタが始まる。
これは、かなり濃厚な幸せの縮図である。
暗くなってきた。
寒いし、もう寝ようかと思っている。(まだ夕方!)
せめて、昨夜からの二夜連続NHKドラマ(松本清張)を見ようか?
田舎は寒いから21時まで待つのは苦行だ、、、。
と思っていたら、さすがに夫が手の先が凍えるような寒さに耐えられず、エアコンをつけた。
平和な我慢比べ。
あらま、よく見ると1部屋に2台もつけている、、、(南側と北側、空間を2方向から挟んでサンドイッチ状態)