蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

生きるために食べる? 食べるために生きる?

2011-11-30 | グルメ
昨日は、ひさしぶりにお肉を食べた。
大阪市内の某日系航空会社ホテルのステーキ・レストラン。
目の前の鉄板で、シェフが手際よく焼いてくれる。
そのプロの手さばきを見るのもまた、ひとつの、目のご馳走。

真ん中にあるのは、今、好評だそうだが、
同志社大学と、どこやらがコラボして開発したという、
食事前に飲むと血糖値の上昇を抑制してくれるという青汁。
飲みやすいクセのない味。

お肉をたっぷり食べる人にとっては、なんだか免罪符のような、
罪悪感を少しでも和らげてくれるような、
人間の欲とエゴをオブラートに包んで、ごまかしたような、
でも、自然と科学、技術が生み出した、
(そこらあたりで、人間はまた、へんに納得して喜んだりする)
そんなスグレモノ。

「べつに、宣伝しても、うちが儲かるわけではないんですが、評判が、いいみたいですよ」
と、シェフ。


そして、見かけはさほどアピールしなかったが、スープもとても美味しかった。



コースメインとなるのは、130グラムの牛肉だったが、その量が、わたしには、ぴったり。
ダンス・レッスンを2コマ(50分×2)、受けたあとの、ぺこぺこお腹には、
お腹が十分喜んでいた。


このあと、ごはん、お味噌汁、お漬物、デザート(シャーベット)。

ほどよい満腹感で、
その後、またまた、しつこく、体育館に出向いて、ダンスの自主練習を1時間半ほどした。
運動後は、のどの渇きには、爽やかビール。

運動→食べる→運動→飲む

これって、青汁と同じで、安心して食べたり飲んだりするための、自己催眠、自己弁護?

結局、体重増加だったりして???


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無駄、非効率の日常

2011-11-29 | 日々のこと
ここのところ、私生活が忙しい。

え?
私生活をブログに綴ってたんじゃなかったの?って?
うーーん・・・そうですね・・・
イエス、 もしくは、ノー です。

自分の趣味の分野なら何時間でもへばりついて、
海の向こうに渡ってまでも、ブログにアップするのに・・・

肝心の、超プライベートなことは、綴っていなかったりする。
きっと、一山超えて、問題がクリアーし、すんなり日常生活が戻れば、
またブログに、嫌気がさすほど書くかも知れない。

で、ということで、そういうときって、案外、ブログネタがない。
気持ちは、そっちに向いているんだけれど、
ブログには書けないので、宙ぶらりん。


と、まあ、ピチピチ、イキイキしたブログが書けないからって、
言い訳は、おいといて。

本日もなぜか、時間が迫っている。
ゆったり、セカンドライフについて書こうかと思っていたが、
ゆったりしている時間はなさそうだ。

では、また明日こそ。
・・・でも、明日は明日で、うーーん、予定がぐちゃっと詰まっている。
ゆったりセカンドライフは、いつの日に・・・?


メガネを、昨日、とある場所に忘れてきてしまったので、
今日は取りに行かないといけない。
無駄な動き、ばっかり。

自分のなかの99パーセントは、「無駄」が詰っていそうだ。


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写真は、今朝の庭のモミジ。
ちょっと、うすぼんやり、浅めの色合いに映ってますが、
けっこう、マッカッカです。



橋下さん、圧勝

2011-11-28 | 日々のこと
橋下さん、当選しましたね。
あの人は、しゃべるのがほんと、上手な方。
昨夜の当選会見のときに、お隣に座っておられた、新・大阪府知事・松井さんのコトバが、
橋下さんに比べると、モタモタしているように感じられるぐらい。

ただ、「口」と「実践・実行」が、同じレベルかどうかは、今後を見守るしかないけれど。
大阪府民としては、気になるところ。

高齢化社会だな~と、つくづく感じる今日この頃だが、
週末、近所をウォーキングしていると、シニア世代が大勢、歩いておられた。
今日は、なにか地域イベントあった?
と思えるぐらい。

秋の爽やかな気候は、ウォーキング日和。
幼児連れの人や、シニア層で、緑道は人がいっぱい。
結構なことだ。
ほんとに環境のいいエリアなんだと、地元を足元から見直した。

と、ここで、ウォーキング緑道の写真が入り、
いっしょに歩いた、ご近所友人の話とともに、セカンドライフの重要ポイントを何点か述べたいのだが、
かなしいかな、時間切れです。

最近、わたしのブログ、薄いなあ・・・
やる気、あるんだろうか・・・
いえ、時間がないんです。
いえ、時間は作るものなんですが・・・


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きらりメモリアル

2011-11-26 | 思い出
どうして、わたしは、パリにこだわったのか。



次は、イタリアやドイツ、スペインあたりがいいのでは?とススメてくれる人もいるけれど、

わたしは、どちらかというと、狭く、深くのタイプ。



自分が生まれ育って、住んでいる町の50キロぐらいまでしか行ったことがなかったわたしが、

いきなり、はじめて海外に行ったのは、イギリスだった。

(○十年前)



島国で、保守的ということで、とりあえず、日本に似てるかなあ・・・というのがチョイスの理由。

ホームステイ3週間に加え、帰りに、パリと、ローマ、ポンペイに寄った。



次は、まるっきり正反対の、新しい国、ということで、アメリカを選んだ。

これは、イギリスから15年経った頃、2週間、メキシコ国境に近い街、サンディエゴに滞在した。



それからかなりの年月が経った。

3度目は、パリ。



その間に、海外には度々、旅行した。

(5年前にもパリには駆け足で訪れている)



パリを選んだ理由は、小さくコンパクトにまとまった街であること。

その中に、濃厚なエッセンスがぎゅっと詰められている。

一人旅を目標に計画を立てていたわたしが選んだのは、一人で歩いて、回れる街であることが条件だった。



方向音痴なので、電車やバスは、乗りたくなかった。

それと、歴史、伝統ある美しい街であることは、周知の事実。

美しいだけじゃなくて、あらゆる分野で、憧れの街。

プラス、英語圏以外がいいかなあと。(英語もろくすっぽできないのに)




わたしの、これまでのホームステイは、まるっきりのお遊び。遊学。

英語力なんて、(もともとヒドイのに)まったく上達せず。

だが、節目節目のメモリアル・イベントとして、わたしの宝物になっている。



今回のパリも、こころの宝石箱の最も大きな宝石となって、光り輝いている。

時間が経てば経つほど、輝きは増すことだろう。


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なによっ、それって、余裕があるだけやんっと、
お思いになる方もあるでしょう・・・
外国の文化に関心があったり、海外旅行をする人は、経済的に余裕がある場合が多いそうだ。
フランスのアンケート結果だったか、なんだかに、そう書いてあった。
わたしのブログをお読みになる方は、・・・
うーーん・・・なんというか・・・
ま、こういう、世の中の動きとはちょっとズレている人も、ひとりぐらいいても、いいのかも・・・
人は人、ですから。

またまたうんざりする、海外旅行ネタで、あらら、墓穴。







仏前のお経?

2011-11-24 | ブログ
登録しているブログ村、わたしにとっては、変化があった。
これは、良くない方への変化だが。
パリ前と、パリ後。

わたしの登録カテゴリーは、「エッセイ」と「50代の生き方」。

パリ前は、わたしみたいなつまんないブログにしては、
ブログ村では、自分では、まあまあのOUT数だった。
ところが・・・
リアル・パリと、帰国後は、OUT数が落ちたまま、元に戻らず。
浮上せず。

読んでくださる方は、パリには興味ないってことだ。
そりゃあそうだ。
人それぞれ、趣味や好みがあるんだから。
来る日も来る日も、なんの興味もないパリのことを延々、熱く語られても、
うっとうしいだけだ。
旅が趣味の人でも、パリには興味ない場合も、おおいにあるし。


世代間でのくくりも加えて、発信(大げさ)していたが、
趣味のくくりのほうが、お互い、分かち合えるものがあるのかも。
パリに特化しすぎた?

その代わり、と言ってはナンだが、
もうひとつの、ちっちゃいブログは、パリ路線で行っている。
そもそも開設したのも、人気フランスブログ(ブロガーは、「BOSS」)のメンバー記事を読みたいため。
開設当初は、家主以外は、まったく人の気配がしない、幽霊ブログだったのだが、
ほんのすこ~し、人の顔が見えるときもある。
それはそれで、意外な展開。


でも、肝心の本命ブログの、ブログ村でのランキングは、落っこちてしまった。
べつに、いいんだけれど・・・
ブログ自体の訪問数には、そう変化はないから、ブログ村だけのことなんだが。

もうひとつ、いつも、文末に貼り付けてある「人気ブログランキング」(猫のカタチ)は、
実に淡々としている。
趣味のくくりでも、年代のくくりでもない、単に、「エッセー」としてのエントリー。
パリに振り回されることなく、ひょうひょうと独自のランキング結果を出している。
というか、基準が、ほとんどわからない。

ブログ村の「エッセー」で登録している他のメンバーさんも、そこにも同じく登録されている。
順位は、「ブログ村」と「人気ブログランキング」は、あまり、同じようでもない。
おもしろいといえば、おもしろい。

そんなものに、登録されず(目もくれず)、高い訪問数を得ているブログもある。
そういうブログは、毎日の訪問数をブログにアップされている。

わたしは、人間がちっちゃいので、ちょっと走っては、水を飲み、
またちょっと走っては、お茶を飲み、また、ちょっと動いては、お菓子を食べ、・・・
そういうぐあいに、
いちいち、ランキングやら訪問数やらをチェックして、ブログ更新の糧にしている。

訪問数が多いときは、喜び、少ないときは、がっかりし、実に単純。
多いときは、不思議だなと思うぐらいで分析せず、少ないときは、原因を探る。


毎日の日課となっている今、
このブログという生き物は、わたしのよき相棒である。

おばあさんが、仏壇に向かって唱える、お経みたいなものかも。
お線香をあげ、数珠を手にし、お経を唱えながら、
ちらりと夕飯の献立を考えたり、時には居眠りしたり、
自分と向き合う時間でもあるけれど、集中力が切れると雑音タイムでもある。


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写真は、現代仏壇の仏具。(仏具販売サイトから拝借)
おばあちゃんの仏壇は、仰々しいですが、こんなシンプルなものもいいかも。
本当に祈りたい気持ちを伝えたいときは、
こういう透明感がある、重々しくないものものがいいかも。


でも、パリの教会は重厚で荘厳で、すごかったなあ・・・(と、また・・・パリ)

黄金の休日を、だらだらっと過ごす。

2011-11-23 | 日々のこと
今日は、休日。
だらだらだらと、なにもせず、パソコンの前と、キッチンを行ったり来たり。
(といっても、3メートルほどしか離れていないのだけれど)

動くのは、指と、目と、口だけ。
(指の運動の中には、調理や後片付けも入ってますが)
これって、いったい充実してるの??
よくわかりませんが。

また、懲りずに、パリのアパルトマンや、航空券、そういったサイトを
ぼーーーっと眺め、
「まだ、性懲りもなく」と、下娘に呆(あき)れられた。

いったい、なにがしたいの? わたし?

自分の書いた、リアル・パリのブログを読み返したり。
そんな自分の世界内だけでの復習をするヒマがあれば、
パリで撮った膨大な量の写真のひとつでも、整理するなり、アップするなりすればいいのに。


生きるためには、おカネが必要。
生きるためには、夢が必要。
夢を叶えるためには、おカネが必要。
生きる→夢→おカネ

わたしのパリは、終わったのではなく、始まったばかり?

夢と現実を行ったり来たり。


というわけで、生きていくには、働かなくてはいけないのであります。





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こっそり、忍び足

2011-11-22 | リアル ジャパン
今回の初一人旅は、義母には内緒で、そぉっっと行ったものだから、
帰りも、そぉっっと、忍び足で帰ってきた。

他にも、「帰国の報告がないとは、水臭い」、というお叱りを受けた人がいた。

「報告が遅れて、すみませんでした。」
と、「謝り」兼「報告」のメールを入れた。

実母には毎月会うので、パリ行きは知らせていたが、
実母と義母が話す機会があり、義母には内緒で行ったことがバレて、
「あちらのおばあちゃんに内緒で行くとは、なにごとか」、と、実母に怒られてしまった。

その後、義母とは、パリの件は話題に上がらず、
別件、親戚のお葬式や、冠婚葬祭のことで、ふつうに、やり取りしているが。

「わがまま、好き勝手して」、と実母の怒り。

夫は、「俺はなにも、漏らしてない(義母に、パリ行きのことは、言ってない)」と、
バレたことに対して、無実を主張。
確かに。
(実母が、バラしたんだから)

配偶者さえ了解を得ていればいい、というのがわたしの言い分。
(ほんとは、だめだけど)

少しでも行けるうちに行っておかないと、親戚たちは、お年寄りが多いので、
いつ、どんなことになるやも知れない。
今回も、出るときはなんともなかった人が、一人、亡くなりかけたが、
どうにか持って、わたしが帰国してから亡くなった。
葬式出席・担当のわたしとしては、ギリギリセーフ。

義母は、わたしが日本にいないことを知っていると、ハラハラするかも知れないが
知らないと、ハラハラしない。
急なことがあっても、8時間の時差はあるものの、12時間(直行便)で、
飛行機で翌日ぐらいには帰ってこられるのだから、葬式には間に合うだろう。
(突然の場合、死に目には会えないか・・・)

重病や危篤のお年寄りの親戚がいると、気が気でないが、
今のところ、まだ、どなた様も、そのような兆しはないし、
去年、親戚が3人、次々とこの世を去ったので、
もう、ここ当分は、お葬式に出席しなくてもいいだろうという、わたしの読み。
とは言っても、わたしの母を含め、関係者一同、親戚は、お年寄りだらけ。

ひょいひょいと、合間を縫って、行くしかない。
もし、何かあれば、事前からフライトチケットを安く手に入れていてもキャンセルとなり、
高い飛行機代を払うことになるが、そんなことは言ってられないだろう。

時が泥の如く滞る、世の中で起こる事件の被害者もおられるなかで、
自由に移動できる身軽さは、いかにありがたいことか。


わたしのような、お気軽人間が、もし、周りにいたら、さぞ、鬱陶しいだろう、と
いつも、行動は、忍者のごとく、こっそり、忍び足だ。
でもなぜか、バレる。

今回も、家族と実家以外には、誰にも言わなかったのに、
いつもの行動範囲内で、長期、顔を出さないと「旅行?」と聞かれる。
「ううん、ちょっとね」とか、「病気だったの」とか、「母が病気で」とか、
「娘のところに行っていて」とか、
ごまかす事はできたのだろうけれど
ウソまでついて隠すのは、どうかと思って、
何人かの人に、聞かれるままに本当のことを言ってしまった。

その相手は、直接、パリにいるわたしのケータイに、電話してきた人だったり、
(本人は国内だと思ってかけてきている)
「今日、お宅に伺いたいんだけれど、何時ごろ、ご帰宅ですか?」
という問い合わせだったり、
ふつうの市民生活を送っていると、ごまかしが、ききにくい。

だが、皆さん、自分を持っておられる方が多いので、そんなに驚かれることはないのが救い。
会話や挨拶のひとつ。
一人旅というと、少し、びっくりされるようだけれど、深いツッコミはないし、
わたしも、一言、それで、オシマイ。
わぁわぁしゃべるのは、あまり好きでない。

と、延々、しまりなく、話が続いて、終わりそうもない。
外も明るくなってきたし、そろそろここで、終わります。


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人にはしゃべるのは好きでなくても、ブログには延々綴るんですね、わたし。
内向き人間。

あ、Tさんへ。今日も、オススメ・ブログではありません。

時間よ止まれ

2011-11-21 | 人生
今日、リアルなわたしを知る、ある人、Tさんに、このブログをお教えした。
ほんとは、教えたくないんだけれど、頑なに拒むというのも、なんだか失礼かなあと思って。
さっそく、ご覧になっているかと思いますが・・・
(聞いただけで、読んでなかったりして・・・・ありえる・・・)

とりあえず、今日のブログは、スルーしてください。

「ぜひ、読んでください」という、オススメ日の場合のみ、
ブログ・トップに赤い印でも入れて、推奨いたします。
そんな日は、おそらく、1日たりとも、無いような気はしますが。



あるブログを読んで、ふと思った。

ぼんやり、考えた。(いつも、ぼんやり、だけど)



娘との楽しい外食や、お出かけティータイム、したことあったっけ?
ないことは、ない。
お互い、忙しいこともあり、「今日、行こうか?」なんて、
思いついて気軽に行くようなことは、あまりなかった。
(家族イベントの時は、前々から予約して、全員集合で、ちょっと仰々しく。)

娘たちが学生時代は、お休みの日の夕方に、娘たちの服を買いに行くのが楽しみだった。
買ってあげる喜び。
買って帰った服を皆で、とっかえひっかえファッションショーをして、もう一度、楽しんだ。
わたしは、とてもとても、華やかで嬉しい時間を過ごさせてもらった。

それが、だんだん、彼女たちは、自分のお金で買うようになった。
頼もしいような、さびしいような。

わたしも、洋服を買いに、わざわざ休日に出かける気力がなくなってきた。
娘たちは成長し、わたしは、年を取った。


上娘が東京に転勤になった当初は、彼女が出張で上阪の際、時間が少しでも取れて、
誘ってくれると、うきうきして、時間を合わせた。
ご馳走してくれるときもあって、目をシロクロさせたりもした。

その頃は、毎月のように帰ってきていた上娘も、やがて帰省する間隔が長くなった。
一人減り、二人減り、子供たちは、徐々に自立して親元を離れていく。
残されるのは、共にくたびれ果てた配偶者。
それで、いいんだけれど。

我々は、老後に向かって、一歩一歩、進んでいっている。
これって、進むっていうのだろうか?
後退していっている?

時間は、止まらない。
止まらないからこそ、今の時間を大切に、悔いのないように過ごしたい。
「あの時は楽しかった」という思い出を胸に。
でも、過去にとらわれ過ぎず、前を見て。
今を見て。


そのうち、孫に振りまわされそう。
それは、それで、ジジババにとっては、大きな幸せ。
そんな日が来れば、いいけれど。


ちなみに、今日、ブログをお教えしたTさん。
今回のこういう内容こそ、読んでいただきたくない内容なんです。
わかってくださいね。(無理だと思いますが)


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見事なスベリ

2011-11-20 | 日々のこと
昨日、すってんころりんと、転んでしまった。

あるビルの6階にある、多くの人の出入りする部屋に入る時、涼しい顔をして、ふつうに歩いていたら、

つるーーっっん、と、スリッパの裏でスキーをするように、

上向きに、見事に転んだ。

手もなにもつかず、どこにも、当たらず、いきなり、ダイレクトに、フロアーにオシリを直撃。

じつに単純明快な「しりもちをつく」って、やつ。



目に映る風景は、グーグルマップのストリート・フォトを空に向けて動かすように、

ぐるんと、部屋の壁から天井へと大きく移り変わった。

次の瞬間、尾てい骨から脳天へと、衝撃が走った。




その部屋には、わたしの他には2名、いた。

「大丈夫?」と気遣ってくれてはいるものの

きっと、笑いをこらえるのに、大変だったに違いない。



場の雰囲気が気まずくなると感じたのか、

その場にいた人たちが



「鉄の角とかに、当たらなくて、よかったわねえ」

「うまく、ツルンときれいにすべったから、へんに、ねじったりしてなくてよかったですね」

「どこも、なんにも持たずに、手も肘もつかずに、そのまま転んでおられましたが、
かえって、そのほうが幸いだったかもしれませんね」

などなど、

がんばって、声をかけてくれたけれど。。。。



恥ずかしいという思いよりも、

イタイ!!

後遺症が現れたらどうしよう?!

というほうが、強かった。



いつもと同じ部屋を、いつもと同じスリッパで、

いつもと同じような荷物を持って、いつもと同じように歩いていたのに

人間って、転ぶときは転ぶんですね。



その日の朝に、駅のエスカレーターで後ろ向きに転んでいる年配の女性を見かけたが、

年取ると、ああいうことって、ありえるのかあ・・・と、他人事に思っていたけれど、

年を取ろうが、取ろまいが、ドジはドジなんだと・・・ほとほとイタく自覚した。


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あっさり、うわべだけのほうが、いいかも。

2011-11-19 | 日々のこと
金曜日はいつも、お一人様イタリアンランチ。

毎回、飽きもせず同じ店。
そこからのケータイで延々投稿です。


昨日、本屋で立ち読みした。
「パリジェンヌのパリ暮らし」
(著者は、パリと東京を行ったり来たりのフランス人女性。フランス語講師)

「イギリス流、依存しない生き方」
(著者は、イギリス生活が長い、日本人女性。編集者)

「パリでの生き方」
(著者は、日本で芸能プロダクションに所属していたけれど、単身、パリに引っ越して暮らし始めた、30才の日本人女性シンガー。)

気が付くと、あっと言う間に1時間経っていた。
(毎月、そこで、本、買ってるんで、立ち読み、大目に~)

どれも面白かったが、三番目のシンガーの本が、わかる、わかる、と思った。
パリに憧れて住むと、「うつ」になりやすいんだそうな。

徹底した個人主義。
他人は、他人。

他の本にも、人との繋がりをいかにして持つかという例が載っていたが。

パリに住む日本人には、パリ駐在員の妻たちというグループがあるようで、それはそれで、内向きで、楽なようだ。
著者は、それじゃない。 なかなか興味深い読み物だった。
ケータイでは、つっこんで書けないのが残念。

パリの上っ面だけを見て、キャーキャー騒ぐ、
あるいは、うっとり陶酔するのも、ひとつの方法。
だが、わたしは、その下にある複雑なものを感じたい。
パリジェンヌに憧れているわけではない、パリ人の暮らしを真似たいわけではない。
そう実感した。
人間を含めて、パリの街そのものを知りたいのだ。





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