年末も押し迫り、あわただしさを増してきた。
ダンスレッスンも女性の受講者の数は、ぐっと減る。
主婦は、この時期、忙しく、ダンスに興じる余裕などなく、
正月準備にアタマを悩ませる。
その点、男性は気楽なもの。
現役の方は忙しいだろうが、リタイア組は、家にいても、ジャマになるだけ。
どうせ手伝う気がないなら、とっとと、どっか、行ってくれるほうが、目障りではない。
まわりが忙しく立ち回っている時に、やる気のない姿を見せるだけで怒りを増長させる。
手伝うか、居ないか、どっちかにしてほしい。
これを、俗に言う、「居場所がない」というやつだ。
(悪妻がのさばる、ウチの家だけ?)
さて、話は変わり・・・
わたしがそっと差し出し、セカンドバッグに眠らせた、一昨日の商品券の行方は・・・
「こんなこと、したらあかんで」
と、気付いてくれた様子の、昨日の談合氏。
談合に寄り切られないための、防衛手段ツールである商品券に対し、軽くタシナメのコトバを発した。
でも、彼は頑固に受け取りを拒絶し、押し返すわけでもなく、引き取ってもらえたので、
とりあえず、ほっとする。
が、ダンスレッスンではモダンとラテン、特にサンバは息が切れるので、お腹ペコペコということで、
肉を食べに行った。
上質のステーキ。
日系航空会社系ホテルのステーキハウスなので、ちらとお値段をみたが・・・
高かった・・・
わたしの商品券は、即、吹っ飛んでしまいそうなお値段だった。
またもやご馳走になってしまったが、商品券を渡したという安心感もあり、純粋にタダメシとは言えない。
お高いモノを自腹で食べているようなもの。
今後、これが繰り返されると、わたしの交際費は、ぐぐっとエンゲル係数が急上昇することになる。
パリでさえ、部屋でフランスパンをかじって、体重減少のわたし。
このようなスタンスのお付き合いは、ご遠慮願いたい思いが、むくむく。
美味しいものは、美味しいもので、決して悪いといっていない。
良質で、栄養価も高く、サービスも充実し、雰囲気もよい。
帰りは、シェフやスタッフが、総勢でお見送りしてくれる。
でも、自腹で、上客(常客)にはなりたくない。
ああ、せこい、わたし。
それに、お腹が満腹になってしまって、その日、後半の食生活に影響を及ぼした。
日ごろ、あまり食べなれていないものを食べると、
お腹がびっくりして、消化したくないと反乱を起こすようだ。
おごっていただくのも、意に反するし、
自腹で食べるのも、わたしの嗜好(ケチ根性)から逸れる。
ということで、ゴージャスなお食事を共にするのは、ごくごくまれにしようと思った。
そして、談合の行方だが・・・
結論は、正月以降、来年に持ち越されることになった。
なあんだ・・・
オアソビって、こんないい加減で、適当でいいんだぁ・・・
しょせん、仕事でも、お家の一大事でもない、
単なるオアソビって、時間とお金をジャブジャブ使うことなんだ・・・
知らなかった・・・ような・・・いまさら、なにを言ってる??のような・・・
気が抜けたような、それで安心したような・・・
人生の先輩、オアソビの達人は、気が長い。
生き急ぐ必要はないようだ。