一昨日、学生時代の友人たちを実家にお招きした。
姫路、大阪、奈良と、遠くからわざわざお出でいただいた
初めてのご招待イベントも無事終了し、ほっとしている。
実家では、去る日曜日には、「お香の会」が催され、
西日本各地から、総勢30名、お着物の麗人の方々が一堂に会した。
その前日は、数人の方がホテルに泊まられたとか。
男性も4人、羽織袴。
各部屋内のテレビは撤去、茶箪笥、お道具類は大移動、棚や箪笥は、目隠し。
準備にテンテコマイの様子がうかがえた。
玄関を入ると、大壷に大胆に投げ入れられた、青々したもみじが目に飛び込んだ。
当日、庭の木々から感性でチョイスされ、活けられたそうだ。
部屋には真っ赤な毛せんが敷き詰められ、お香の道具が置かれていた。
お香の道具、初めて見た。
漆塗りに金箔の美しい工芸加工が施され、繊細な美しさを放っていた。
ちなみに、「お香」って、昔のお公家さんのお遊びなんだろうか・・・?
お香を「聞く」んだそうだ。(「嗅ぐ」「匂う」のではなく・・・)
私は、全くその方面は疎くて、ちんぷんかんぷんだが・・・
私の会の前日には、母主催のお寺関連の会が催され、9名が集まった。
その翌日が私の会(5名)。
お昼は、「菊水寿司」。とても美味。
5日間の間に3つ、イベント目白押し週間だ。
母は、準備など、かなり前々から、大変だったと思う。
この度の庭師は、あるご縁で知り合った庭師の方々だそうだ。
千早赤阪村から、朝6時半には出発して、実家に到着の日々だったとか。
ご苦労様。
前々からの庭師の方ではない、ということを昨日、初めて知った。
道理で、なんだか少しニュアンスが違うなあ・・・と感じていた。
いずれにしても、縁の下の力持ちが、あってこそ。
感謝、感謝だ。
友人のひとりが、庭に咲いていた花のところに立ち止まって、
あやめ、かきつばた、菖蒲の違いについて説明してくれた。
「これが、あやめ。これは、かきつばた・・・。その特徴は・・・」など等、よく知っている。
私は、庭のその花群は、全部同じ種類の花だと思っていた。
いずれがあやめか、かきつばた・・・とは、よく言ったものだ。
青紫の色が美しい、まさに6月の花。
応接間のソファーの古典柄の生地模様「金華山織り」について説明してくれる人も。
ついでにゴブラン織りやら、あれこれ、結構、ここでも話の花が咲いた。
(そのほか学生時代の話や、他愛無い話に、お腹を抱えて笑い合った。)
女性はファブリックや調度品、食器をはじめとするテーブルウエアーなど、
そういうことに、とても興味がある。
文化的、歴史的背景を知っていると、見た目の上っ面だけでなく、奥行きまで楽しめる。
確かな目をもって愛でたい。
ギンギンにブランド品で身を飾り固めたような人については、皆、同じような感想を持っていた。
西洋・東洋・中世・近代・モダン。 美も多岐にわたる。好みも人それぞれ。
空間との調和も大事な要素。
女性は、美しいもの・美味なものが大好き。美の追求には貪欲だ。
美の追求者として、学者や高名なコレクターは男性が一般的に知られているが、生活レベルでの実践者は、ほとんどが女性の方々。
美の感性や方向性は、人によって多少違うものの、美を愛する思い、真髄は同じだろう。
うっとり、自分の世界に浸る至福の時間・・・。
あれこれ感慨に耽っていたら
雨の香りが漂ってきた。
もうじき、一雨くるのだろうか。
涼しくて、しっとりした6月の日曜日も悪くない。
姫路、大阪、奈良と、遠くからわざわざお出でいただいた
初めてのご招待イベントも無事終了し、ほっとしている。
実家では、去る日曜日には、「お香の会」が催され、
西日本各地から、総勢30名、お着物の麗人の方々が一堂に会した。
その前日は、数人の方がホテルに泊まられたとか。
男性も4人、羽織袴。
各部屋内のテレビは撤去、茶箪笥、お道具類は大移動、棚や箪笥は、目隠し。
準備にテンテコマイの様子がうかがえた。
玄関を入ると、大壷に大胆に投げ入れられた、青々したもみじが目に飛び込んだ。
当日、庭の木々から感性でチョイスされ、活けられたそうだ。
部屋には真っ赤な毛せんが敷き詰められ、お香の道具が置かれていた。
お香の道具、初めて見た。
漆塗りに金箔の美しい工芸加工が施され、繊細な美しさを放っていた。
ちなみに、「お香」って、昔のお公家さんのお遊びなんだろうか・・・?
お香を「聞く」んだそうだ。(「嗅ぐ」「匂う」のではなく・・・)
私は、全くその方面は疎くて、ちんぷんかんぷんだが・・・
私の会の前日には、母主催のお寺関連の会が催され、9名が集まった。
その翌日が私の会(5名)。
お昼は、「菊水寿司」。とても美味。
5日間の間に3つ、イベント目白押し週間だ。
母は、準備など、かなり前々から、大変だったと思う。
この度の庭師は、あるご縁で知り合った庭師の方々だそうだ。
千早赤阪村から、朝6時半には出発して、実家に到着の日々だったとか。
ご苦労様。
前々からの庭師の方ではない、ということを昨日、初めて知った。
道理で、なんだか少しニュアンスが違うなあ・・・と感じていた。
いずれにしても、縁の下の力持ちが、あってこそ。
感謝、感謝だ。
友人のひとりが、庭に咲いていた花のところに立ち止まって、
あやめ、かきつばた、菖蒲の違いについて説明してくれた。
「これが、あやめ。これは、かきつばた・・・。その特徴は・・・」など等、よく知っている。
私は、庭のその花群は、全部同じ種類の花だと思っていた。
いずれがあやめか、かきつばた・・・とは、よく言ったものだ。
青紫の色が美しい、まさに6月の花。
応接間のソファーの古典柄の生地模様「金華山織り」について説明してくれる人も。
ついでにゴブラン織りやら、あれこれ、結構、ここでも話の花が咲いた。
(そのほか学生時代の話や、他愛無い話に、お腹を抱えて笑い合った。)
女性はファブリックや調度品、食器をはじめとするテーブルウエアーなど、
そういうことに、とても興味がある。
文化的、歴史的背景を知っていると、見た目の上っ面だけでなく、奥行きまで楽しめる。
確かな目をもって愛でたい。
ギンギンにブランド品で身を飾り固めたような人については、皆、同じような感想を持っていた。
西洋・東洋・中世・近代・モダン。 美も多岐にわたる。好みも人それぞれ。
空間との調和も大事な要素。
女性は、美しいもの・美味なものが大好き。美の追求には貪欲だ。
美の追求者として、学者や高名なコレクターは男性が一般的に知られているが、生活レベルでの実践者は、ほとんどが女性の方々。
美の感性や方向性は、人によって多少違うものの、美を愛する思い、真髄は同じだろう。
うっとり、自分の世界に浸る至福の時間・・・。
あれこれ感慨に耽っていたら
雨の香りが漂ってきた。
もうじき、一雨くるのだろうか。
涼しくて、しっとりした6月の日曜日も悪くない。