蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

本能

2024-04-09 | オトコとオンナ
社交ダンスのお話。
男性は多くの女性と踊りたがる。
女性は上手な男性と踊りたがる。
趣味のジャンルに留まらず、人類の広い世界のセオリーに通じる。

オスは遺伝子をバラマキたがる。
メスは優秀な遺伝子を選びたがる。
これは、本能である。

数撃ちゃ当たるとばかりに、ガンガンばら撒いているオスのお相手をするメスもいるが、
自分にとって価値がないオスの相手はしない。
もし、相手をするとしたら、よほどヒマか、考えなしか、何も知らない、わからないのか、別の企みがあるか。
なので、メスは、自分にとって価値がないオスには近寄らない、逃げる。
優秀な遺伝子を選ぶため、これと狙いを付けると一直線に全力で向かっていく。
オスは、ボヤボヤしていると、イマイチなメスに捕まってしまう。
優秀な遺伝子は、ばら撒き回ることになるが、そうでない遺伝子は、ばら撒くにも逃げられる確率が高い。
弱い遺伝子は淘汰され、強い遺伝子が生き残る。

昨今は結婚率、出生率が著しく低下している。
ではあるものの、子供を産むにはやはり女性は本能的に考えていると思う。
種を継続していくには。
動物の子育ては、ヒトの子育てと相違点も共通点もある。
参考になる。
動物は、ヒトの子育てを参考にはしていないだろうけれど。

遺伝子は操作してはならない。
今の科学では出来るだろうが、神の分野。
モヤシや豆腐なら、遺伝子組み替えしていても、していなくても、消費者にはよくわからない。

話を戻す。
男女平等になり、男女に差はなくても違いはある。
やはり男性は子供を産めない。
子宮がないから当然ではあるが。

わたしは昔人間である。
難しいことは、とんとわからず、「本能で」ものを考える。
「考える」というよりは、「感じる=直感」。
しかも、「感情」は、いつも損得「勘定」。
これは自分を護る本能だと思う。
自分が劣っている分を他で補充しようとする。
そこで、凸凹が組み合わされ、一つになる。
完成である。

凸同士なら?
凹同士なら?
それはそれで、当事者同時、試行錯誤していただきたい。

※写真は、和歌山城

またまたやたら長い、、、男女の話

2022-07-27 | オトコとオンナ
今、わたしの家の中は、子育て真っ盛りの風情。
リビングには、ジャングルジム、こどもキッチン(流し付き)、立ち入り禁止用・柵、動物クッション、、、
和室には、紙で出来た大きなお家、どっさりオモチャ、絵本、ぬいぐるみ、、、
インナーテラスには、野球盤ゲーム、、、

初めて孫ができてから、もう10年になるのに、まだこんなかんじ。
下はまだ2歳。さらに次女のところに1歳。
いつになったら、大人っぽい落ち着いた暮らしが出来るのやら。
とは言いつつ、賑やかな家になって、楽しんでいるのだが。
これが毎日だと、髪の毛を振り乱して疲れた顔をしていそうだが、週に2回だから、楽しみを味わえる頻度、距離感となっている。
ではあるものの、親抜きで、子供だけ4人同時に食事やその他の世話をすると、優しい声も維持できなくなる。
子供だけも疲れるが、やがて親が帰ってきて夕食となると、これまた、結構大人用夕食はめんどくさい。
8人分、用意するが、自分の分は食べる気がせず、翌日に回したり、孫が食べてしまったり。
世の中の、孫の世話をしているおばあちゃん、おじいちゃん、頭が下がります。
ご苦労様です。

娘婿(長女の夫)のご両親は、日頃、ひっそりシニア2人暮らしのところを、一度に6人が帰省して泊まられると、さすがに疲労困憊のようす。
お互いに疲れるため、一泊だけ、ということにしているようだ。
その前後に、娘一家は旅館に宿泊して旅気分を満喫。
お互いの精神衛生上、良い。

と、皆さまには他人の家庭など、どうでもよいとは思うものの、わたしのおしゃべりは続く。


ある人気ブログ。ブロガーさんは団塊世代シニア。
夫婦円満の極意を紹介されている。
生まれも育ちも違う二人が夫婦になったのだから、意見や感覚の相違はある。
お互いにそれを踏まえて理解して接し合おうとのこと。
シニアになってから卒婚を言い渡された妻や夫もいて、家庭内別居を余儀なくされているとか。
昔は夫の言うままに、白でも黒と言わされた妻。
「はい」を強制された。
今もそんな国がある。
21世紀の時代に、なんと恐ろしいことか。

しかし、今も自分の考えに同調させたがる男性は確実に存在する。
同じような女性もいる?(あまり知らないが)
わたしの知っている男性のほぼほぼ100%は、自分の意見を押し通そうとする。
たまたまなのか?
それとも、わたしがなんでもハイハイと頷くタイプだったからなのか?
従わせやすい?

男性を立てる女性など、今時シーラカンスかも知れない。
自分に力がないから、奥の手を使っているのかも知れない。
わたしは、超超超、時代遅れの女性である。
たまたま生まれつきの性質なのか、環境のせいなのか、はたまた生きる知恵なのか。
いずれにしても、時代錯誤感があるのは否めない。
男性というものは立ててこそ力を発揮する。
が、踏みつけられても力を発揮する。
どっちみち、力を発揮する。

と同様に、女性も褒められて伸びる。
けなされても、悔しさをバネに頑張る。
どちらにしても、頑張る。

みんな頑張っている。
それにしても、、、優しそうで柔軟性のありそうな男性でも、必ず立てなければならない、、、と、わたしは思っている。
なぜなら、立てると、力以上の力が出てくるように思う。
(逆に、ジェンダー価値観を押し付けられ、役割期待感に耐え切れず押しつぶされる人もいるが)
男性が女性に対して優越感を感じている部分が、 DNAにまだ残存しているように感じる。
(今の若い人はさておき)
歴史の流れから見ると、女性解放運動、ウーマンリブからまだ50年ぐらいしか経っていない。
女性の参政権が認められたのは昭和21年だということを今、調べてみて知って驚いた。
明治時代後半ぐらいかとタカを括っていた。
そんな最近だったとは、、、!!!

男女雇用機会均等法は1987年施行、、、というと、まだ35年しか経っていない。
意外や意外、ほんの少し前のことだったのか。
そうなると、男女平等、女性の自立、社会での活躍は、長い歴史の時間の中では最後ラストのちょっと期間。
原始時代から生きている人間の DNAは、そうそう短時間に急激に書き換えられない。
しかし、直近の出来事で全てがオセロゲームのようにひっくり返ることもある。

ちなみに、高齢少子化の波は、もはや波などというものではなく現実である。
中国やインドなどの人口が多い国は、強い。
マンパワーは有力な資源である。
円安で日本買いが進み、不安を抱いている。
バブル時、外国の土地やビルを買い漁っていた日本が、、、変われば変わるものだ。
日本は先進国だと安心している人に警告。
発展途上国ではなく、衰退途上国だと表現する人もいる。

時代の移り変わりに着いていけなくても、崖っぷちの草にしがみついても、自分の位置だけは確保したいものだ。

で、男性を立てる話しは?
忙しくてまとまらなくなってきた。
お互いに協力し合わないと、ピンチを切り抜けられない。
どっちが上とか下とか小さいことを言っている場合ではなく、力を合わせて頑張らなければ。



一般的な多数派である自分を振り返ってみる

2020-03-08 | オトコとオンナ
LGBTについて、ググってみた。
案外、知っているようで、正確には知らなかったこともある。
性的マイノリティーの人たちが声を上げ始めたのは、そう昔ではない。
社会でも認識され、行政や企業も前向きに取り組んでいるようだ。

身近に、そういう人が実際にはいないので、(いたとしても、カミングアウトしてないだけかも知れないけれど)、実態に見知ったり、聞いたりしたことはない。
が、今、ブログ村エッセイ注目記事を読んで、知識や理解を深めはじめている。

知らないからといって、偏見は良くない。
まずは正しく知って理解すること。
わたしは、ストレート(異性愛者)なので、同性愛傾向はない。
だが、女性には、ボーイズ・ラブのコミックが人気がある。
わたしも、最近、綾野剛扮する、男性を好きになる男性を描いた映画「影裏」を観て、ガツンと来た。ドキリ。
性別にとらわれず、恋をしてしまいそう、、、
それ以来、ボーイズラブものにハマるとまではいかないが、同性愛に対する拒絶反応や否定感は、すーっと消えた。毛嫌いはしない。
実際に自分もその傾向に走るかというと、わたしは全くその気はない。
わたしは男性ではないので、ボーイズラブの実践は無理。
一旦男性に性転換してから男性を相手にする、、、としたら、ちょっと面倒。
更に、一旦男性に性転換した元女性が、これまた男性に性転換した元女性とラブ組み合わせ、なんてことになると、見た目はボーイズラブだけど、元は女性同士のガールズラブ(こんな言葉はあるのか?)

省エネ派のわたしは、ボーイズラブは見るだけにして、現在の女性のまま、男性を相手にしたほうが手っ取り早い。
ただ、いろんな感性、嗜好は存在して、一つ一つ認めるべきだと思った。
だが、どうしても生理的に受けつけないこともあるだろうから、それはそれで石を投げつけるのではなく、距離を持って見る、認める。
お互い、嫌なもの同士が無理やり認め合わなくても、なにも、いがみ合う必要はない。
わたしは積極的推奨者ではないものの、消極的ではあるが理解者である。

ダンスをしていると、男足を踏む男役の女性がいて、組んで踊ることもあるが、わたしは同性には拒絶反応を示す。
柔らかく線の細い女性らしさが気持ち悪い。
同じ女性でも、筋肉質で骨太、がしっとした大柄の女性にはあまり抵抗感がない。
丸く、ふわっとしていたり、そういうのが苦手。
華奢で細くて小柄の男性も苦手。
単なる肉体面の好みであるが。

幼い頃から意識するのは異性オンリー。
中には、意地悪な同性と関わったことも一瞬あったが、ほんの短時間だった。
わたしは、能天気で、超が付くほど楽天家のため、意地悪されるのは、気がある証拠と思っている。
女子から意地悪されないのは、女子たちに、あまりライバル視されていない、箸にも棒にもかからないからだろう。
キャラ自体が(思春期以降は封印したが)お笑い系だったためもあるかも知れない。

女子には一目置かれていた面もある。なぜか?
今、想像するには、身体が大きかったからかなあ??と。
理由が単純すぎるか?
マセていたので、同級生は子供に見えた。
男子はわたしより頭ひとつ小さい。
なので、隣のクラスにわたしと同じぐらいの身長の男子がいたが、とても嬉しかったのを覚えている。
小学生は男子は成長が女子より遅いから仕方ないが。
早く大きくなあれ、と、植えられた小さい芽に、ジョーロで水をやるごとくの気持ちだ。

それでも、なんの関わりもない上級生の男子たちには意地悪されたりした。
当時は不愉快だったが、きっと、好かれていたのだろう。(ああ、楽天家!)
一部の男子クラスメートにもイジメられていたが、成人になって和解した。雪解けムード。
年かさ行かない未熟な男子のすること、許してやろう、という上から目線。

関わりがあるのは、全て男子。男性。好きになるのも。
女子が好きになったり憧れたりしたことは一度もない。ライバル視することはあっても。
無意識のことなので、同性が好きになる人々も、きっと無意識のことなのだろう。

今は、若い頃と違って女性ホルモンも減少して中性寄りになっていると思う。
が、やはり身もこころも女性色100パーセントで、惹かれる対象は異性。
ごく普通の平凡なマジョリティである。
わざわざカミングアウトする必要は全くないが、自分を振り返り検証してみた。

恋愛について

2020-02-06 | オトコとオンナ
本日は、わかりやすい、なんの変哲もないタイトルにしてみた。
同じようなテーマの2つのブログを読んだ。
やはり、テイストには好き好きはある。

うーーん、と考えさせられた。
というか、文章の合間に合間に挟み込まれた写真、ショットが美しすぎて、はたと脳波が止まってしまう。
このブロガーさん、フォトグラファーかしら?
魅了されるのは、わたしだけではないはず。
目と脳とこころに、染みる。しばし静止。

まあ、それは良いとして。
継続は力なり、だが、諦めることはさらに難しい。
そういう内容。

ちなみに、わたし、モノフェチなので、モノに対する思い入れがハンパない。
例えばバスタオル。
長女がカナダ留学の際に持たせた、白地に花柄、両端には15センチぐらいずつ紺色一色。(わかりにくい説明)
これを帰りに荷物が多いからと、現地に放置して帰ってきた。
あのバスタオル、わたし、大事にしていたのに、、、。
もう一枚、またまたバスタオル。黄色でワッフル織。
アメリカからの交換留学生(高校生)のホストファミリーになった時、この男子が別の受け入れ家庭の娘さんに熱を入れあげ、その家に通った。
プールか、なにか忘れたが、バスタオルが必要だったのでバスタオルを持たせたら、その彼女の家においたまま、持ち帰らない。
あのバスタオル、お気に入りだったのに、、、。
歳下の高校生を弄ぶ、某一流企業総合職、社会人一年生の女子、罪作りだ。
というか、わたしのバスタオル、返してちょーだい!

と、セコイ話になってしまった。
あ、あと一枚。ピンクのイチゴ柄ミニタオル。
パリ、エッフェル塔、至近距離のアパルトマンに滞在した時、バスルームで忘れてきた。
あれ、新品だったのに、、、
あ、あと、あれ、、、、キリがない。

まあそれは良いとして、、、。
(思い出と共に、モノも忘れてきている)

なんの話だった?
そう、恋は、量ではなく質だと思う。
母や姑は、一生で一度きり、同一人物との関わり(結婚)。
父は、しょっちゅう、気の強い母を離婚したいとボヤいていた。
18歳の時に9歳年上の、近隣地出身の父と結婚した母。
結婚前も結婚後も、何にも知らない子供のままである。
子供のまま過ぎて、感情をコントロールすることも、言葉を選ぶことも出来ないので、わたしは実家から出られたことは、激戦地からの脱出であり、最大の喜びだった。
まあ、父も似たような、短気癇癪持ちなので、どっちもどっちだが、その間に生まれ、育つと、大変である。

まあ、それはそれとして。
一生にたった一人の男性!
今、母は、父の写真を見せても、この人誰?という。
わたしの嫁ぎ先住所や子供たち(孫)の勤務先は覚えていても。

まあそれは、それとして。
血が繋がらない夫なんて、そんなものだ。
血を分けないと、脳には沈殿しないようだ。
一生でたった一人、しかもその男性との間に沢山の子供を産んでいるにもかかわらず。
女性の、ある一面、実態である。
1番先に忘れるのか、、、
なんと幸せな母。

それはそれとして。
何人も恋をしたとしても、最後あたり、人生の終盤戦は、どれぐらい脳に刻まれているか。
直近だけの人か、1番長い期間の人か、1番想い、愛が強かった人か、1番印象に残った人か、、、

なんでもいいのだが。

ブログ記事内で、痺れる発想に触れた。
相手からどれだけの光を浴びるかではなく、いっそ自分で自分を発光させるのはどうか、と。
これは、素晴らしい。
こうなりたい。一人で生きる!

だが、わたしには最も出来ないことだ。
わたしは月。太陽の光がないと光らない。
いや、地球かも?
自転する間、太陽に照らされない闇の時間もある。
朝が来て夜が来て、、、
恋もそうだが、太陽は芸術のテーマだ。
と、こう書くと、まともに恋愛したことがないのが、バレバレである。

とは言うものの、一人ではやっていけないことは、痛いほど知っている。
生きていけない、と書こうとしたが、やめた。
生きては、いける。
イキイキと、やっていけないだけ。

美味しいものを知らないのは、もったいなさすぎる。
そのままでもいけるが、平坦、平常すぎる。
メリハリがあってこその平時。
こころは、弾んだり萎んだり、喜んだり悲しんだり。
プラスもマイナスもあり、いっそ、かき乱される根元を切ればどんなに安泰か。
が、切りたくても切れない、複雑な要素をいっぱい同梱している。
例えば、不倫は幸せにはなれない、という価値観、道徳観。
国によっては、死刑もありえる。
いったん、離婚してからなら良いのか。
結婚、離婚、結婚、離婚、、、エリザベス・テーラーのように繰り返し、青い鳥を探す。

私生児など、ひと昔前なら世間体はどんなだったか?
父なし子と、言われた時代。
差別と偏見の雨嵐。
今は、シングルマザーという位置付けが確立されている。
といっても、ワンオペでは子育ては大変だ。

昭和中期、戦後生まれのある女性Aは、不倫相手との子供を二人産んだ。
周りは、やんややんやの大非難。
その女性の姉B。見合い結婚をして正式な子供を二人産んだ。
今、Aさんは、息子さんは逆玉の輿婚で左団扇(表現が昭和、、、)。
勉強よりも、女性に対して能力を発揮したらしい。
そしてAさんは娘一家と住み、孫にも恵まれ安定の老後。
(その後、自分の住まいを娘一家に明け渡し、自分は一間の賃貸暮らしと聞く。
他から見えるものと、内側、色々あるんだろう)
一方、Bさんは、娘二人、一人は既婚、一人は婚外恋愛、二人ともノーキッズ。
つまり、非難轟々のAさんと、祝福されたBさん。この姉妹、半世紀後は?
子供を産んだモノ勝ちとは言わないが、子供ははっきりカタチとしてわかる。残る。未来に繋がる。
だが、あまり、子供、子供、と無神経に騒ぎたてると、悲しい思いをする人は必ずいる、デリケートな問題だ。

姑は、自分に子供がいるので、それが当たり前と思い(プライドにもなっていると見受けられる)、子供のいない人の気持ちや、状況、事情が全くわからない。
理解しようともしない。
自分の身に降りかからないことは、すべて、全く関係がない。別の世界。想像力が欠如している。
が、自分の身を守るための知恵である。
デリカシーのない発言をズケズケしていたが、戦中派だからまああんなものかと、時代背景から想像する。
と、非難するでも擁護するでもない、わたしのズルい立ち位置。
(ぺこぱ、好きだ〜)

と、文字数ばかりが増えている。
早く、〆ないと。
さあ。さあ、さあ、さあ。(掛け声ばかり、、、)

恋愛は、一人ではできない。
が、マイナスになるようなものなら切るとよい。
ひょっとして、相手が泣いてすがって、別れないでくれ、と言ってくるかも。
そこで、ズルズルいくのか、スカッとスッキリさせるのか、本人が決める、、、とは言うものの、情に流されることもあるだろうし、いや、それではまた悶々とした日々、、、
なんて、ぐるぐる、元の木阿弥。
理性と感情の出口のない、終わりない闘い。

流れに任せたら良いと思う。
自分のこころの声を聞いて、そのままに動く。
あとは神様に任せちゃえ!
丸投げは、楽で良い。
悪い結果になったとしたら、神様を逆恨みしたらよいのでは。
(無神論者のわたしは、お気楽)

なるようにしか、ならない。
なるように、なる。

わたしの恋愛論、お粗末過ぎて笑える。







男性の浮気、女性の浮気

2020-01-18 | オトコとオンナ
男性は、いつでも戻れる巣から、ちょいちょい出て、つまみ食いして、また戻ってくる。
いつも、いつまでも、巣を守ってくれているから安心して浮気できると思っている。
軸足は、片足。
浮気のつもりが、本命と浮気相手の両方とも失うことがある。


女性は、浮気性のパートナーの帰りなど待ってない。
浮気するような不誠実な相手は切り捨てる。
見切りをつけ、新しい巣を探しながら、巣からちょいちょい出る。
良い人がいたら、巣を交換しようと考える。
元の巣には戻らない。
両足移動で、乗り換える。
浮気ではなく、本気。

可愛げゼロの憎まれ口

2019-12-05 | オトコとオンナ
靴下を裏返しにしたまま履いている人を見ると、、、
私の場合はスルーする。
裏返しのまま、洗濯機に放り込み、裏返しのまま干し、裏返しのままセットしてクロゼットに戻す。
(幼児、子供、ハンデキャップのある人は別)
朝、出勤前で忙しいのにかわいそうかな、と、ちらりと脳をかすめる。
が、なんでわたしが元通りにせにゃいかん、自分が裏返した自分の靴下、自分で元に戻せば良い、と考える。
気がつかずに、か、時間がなくて、か、裏返しのまま履いていたら、壇蜜みたいな人な助けられるかも知れない。
が、わたしが今後、将来、国連総長に就任する確率ぐらいかと思う。

ちなみに娘は、娘婿の靴下は裏返しのままで元に戻すらしい。
(夫婦分担制。洗濯、掃除は娘。食事作りは娘婿)
娘と娘婿と、最初、脱いだ後、裏返しのままの娘婿の靴下の処置について二人で話し合った結果、娘婿が、「裏返したままで結構です。僕が履くときに表にします」との結論に達した模様。

「どうにかしてあげなくては」は、母性本能をくすぐられ、精神的バックアップなのか、肉体、あるいは頭脳を駆使して労務することなのか。

わたしは、どうやら母性本能は、ゼロのようだ。
かわりに、人間愛には満ち溢れ、ちょっとしたことでも涙する。
涙ポロポロ、感涙パターン。
元々、ダメンズは嫌い。
搾取されるのは嫌だ。
男性に意味なく尽くす、いや、尽くすことが喜び、という路線ではなく、男性に尽くされるほうが断然好きである。

靴下を裏返しにして履いている男性がいると、近寄らないだろう。
逆に、わたしが裏返しに履いていたとして、「あなたの靴下、裏返しですよ」とご親切に言ってくれる人がいたなら、もっと近寄らない。
恥をかかせるような、他人へ指摘はよくない。
デリカシーがない人も嫌い。
(注意してくれる人を逆恨みするのか??
でも、無神経はかえって人を傷つけることがある)

わたしの年齢で、靴下を裏返しに履いていたら、誰がどう見ても、ぼけにしか見えない。
靴下レベルなら、見て見ぬフリをするのが思いやりだと思う。

家を出る間際に、自分の靴下の片方がどこかに行った、と大騒ぎしているわたしには、人の靴下まで気が回らない。
ましてや、人へのフォローなどとんでもない。
行方不明になった片方の靴下を一緒に探してくれるような、そんなフォローをしてほしい側である。

自分のことで精一杯。
優秀なヘルパーさんしか相手にしてくれないことだろう。

補足、追加。
身の回りの世話は焼きたくないが、自分にしかできない内容のフォローで相手を喜ばせることはしたい。
ただし、自ら喜んで自主的にしたいと思う場合。
強制されたら嫌。
ああ、なんて、自己中。
やはり優秀ヘルパーさんしか相手にしてくれない、、、に違いない。



子供が欲しい

2019-05-20 | オトコとオンナ
24歳年下夫と離婚したタレント。
理由が哀しい。
若い夫は、「自分の子供が欲しい」と。
不貞だとか、DV、ギャンブル狂などならわかるが。
責めることができない、かといって、子供が産めない年齢の、自分の要望を通すわけにもいかない。
子供好きな男性ならきっと優しい人なんだろう。

結婚生活7年のうちに、妻が急病を発症した際の夫の対応、サポートで重篤になることを避けられたエピソードもある。
それで感謝してやまない、らしい。
いつかこんな日が来ると覚悟していたかも知れない。
親からはぐれた野生の動物の赤ちゃんが、自立後は野生の森に帰っていくように。
愛情をかけて大切に育てた子供が自立していくように。
楽しい時間をありがとう、という気持ちだろう。
最初からわかりきっていることだったが、人は微妙に変化するのも想定内。
受け入れるしかない。

ちなみに、わたしなら、24歳年下男性と結婚するほどの甲斐性も魅力もない。
わたしは超サボりなので、自分が年上というシチュエーションは、選ばないだろう。
結婚や、異性の対象とは見なさず、介護やサポート、執事、用心棒、召使いの対象に選ぶかも知れない。(限りなく上から目線)
男性であれ、女性であれ、身近にいると信頼も生まれるが、裏切られる可能性も大きい。
血が繋がっていても、紛争やトラブルが起きるのだから、他人ならなおさら。
ビジネスと割り切った、からりとした関係のほうがマシか。
が、人材は要。
優秀な、自分と相性の合う人材を確保、維持するのは並大抵ではない。

件のタレントさん、7年も、ふた回りも年下の男性と楽しい時間を過ごせて良かったではないか。
でも、楽しさには必ず終わりが来る。
これは、動かしようがない。
楽しみの内容や、質を工夫して変えていかない限り、未来永劫に同じ状況をキープするのは不可能だ。
それがわかった上で楽しむと良いのだが、人間だもの、割り切れない。
竜宮城にいつまでも、いたい。
自力で岸に泳ぎ着く自信があるならいつまでも竜宮城に留まるとよいが。
岸への無料バスが出ている間に乗っておいたほうが、リスク回避だ。
自力を過信すると、後で自分が大変である。
何事も一歩手前で終わるのが理想。
しかし、そうは行かないのが、人生だ。
C'est la vie.


自分の子供が欲しい夫と、子供が産めない妻の場合、他にも解決策はあるはずだ。
だが、代理出産だとか、人工的な方法では困難があり、そこまでしたくない人も多いだろう。
となると、子供をあきらめるか、別れるか、二択か。
相手の要望のために身を引くのは、ある意味、美徳。出来た人だ。
24歳もの歳の差婚は、男性が上ならともかく、女性が上だと、もともと無理がある設定だったかも知れない。
運命のイタズラだとして、それも彩りか。
バリエーションを楽しむのも、ひとつのメリハリだ。

楽しいパーティは、いずれ終わる。
お祭りは、終わる。
ぱっと咲いて、ぱっと散るのも潔い。
楽しめない人生より、楽しめる人生。
別れても、また、次の出会いがあるはずだ。
さあ、次。
次、行こう!
きっと次には、さらに輝く幸せが待っていると信じて。

【おまけ】
だが、いつもアンハッピーエンドの流れの人は、そういうことに必然的になる体質である。
ハッピーエンドを想定しない選択を常にしているという側面を持つ。
価値観それぞれ、人それぞれである。

トロフィー妻をもらった、その後は、、、

2018-07-03 | オトコとオンナ
歴史を紐解くと、美女と一緒になりたいために頑張る男性が、歴史に名を遺す率が高いらしい。
モチベーションの強さは、高いパワーを発揮する。

庶民レベルでは?
男性の経済力、女性の美貌。
生まれた子供は、父親似の容貌と、母親似のパープリン頭。
しかし、実は男性はお金儲けには長けていても、打算以外の私生活では純粋?
一方で、パープリンに見えて、したたかな女性、実は夫を手玉に取っている。
でも、男性は物理的に美女を手に入れたらそれで満足だから、深くは考えない。
生まれた子供は、父親似の単純な単細胞と、母親似の非純粋性を合わせ持ち、強烈なキャラになるか、あるいは単にスポイルされたアホになるか。

男性は夢を見ている。
釣った魚に餌をやらないのは、女性である。
自分で食事ぐらいしてね!と、夫を置いて出掛ける妻。
歴史に名を遺すレベルの大金持ちなら、食事ぐらい、自分で出来るんだろう。
一般庶民でも出来る。

出先からの帰りに好物のカップ麺とヨーグルトを買って自宅で、くつろぎながら食べる男性。
それも良いと思うけど。


何重も掛け持ちして、少子化を回避する策

2018-05-31 | オトコとオンナ
顧問税理士K。
ある例会で、税理とは全く違う話になった。
少子化を食い止める策を力説する。

一夫一妻制が良くないのだと。
一人の力のある男性に多数の女性。
アフリカを例に取る。
未婚の若い10代女性が望む結婚相手は、牛30頭持っている男性。
たくさんもっている男性は、たくさんの女性、子供を囲う。

女性は優秀なDNAを残そうとする。
男性の魅力は経済力だったり、運動能力だったり、戦闘能力だったり、女性が求める能力を持っている。

一人の能力が高い男性を父親にして、それぞれの女性が子供を産む。
父親は、責任をもって、それぞれの子供の養育費を支払う。
そうすれば、どんどん子供は増える、と。
キリスト教の影響色濃い、一夫一妻以外、婚外は不倫で背徳であるという道徳観を排除すべきだ、と。
どうせ恋愛感情なんか3年もすれば冷めて、次に移り、また冷めて、また移り、次々延々と繰り返す。
次々に子供が生まれる度に養育費を払い、子供を増やしていけばよい、らしい。

しかし、現実的に考えると、
男性が死んだらどうする?
多額の養育費を払ってないまま。
税理士Kは、多額の保険をかけているから分配すればいい、と言う。
誰が分ける?
実務的な仕組みは?

まだ詳細は詰めていないようだが、なにしろ、不倫を糾弾する世論がダメだそうだ。
深読みしてみると、
彼の私生活で、複数の女性をどう納得させようかと考えてのことではなかろうか。
女性たちを説得するためには、魅力ある力ある男性には、複数の女性がいてもいいではないか、と。
男女不公平になってはいけないので、魅力ある、力ある女性も複数の男性がいてもいい、と付け加えていた。
力もないくせに、不貞を働くから叩かれるのだそうだ。
力があれば、不倫は不倫ではない説を例会お開き時間が来ても延々と訴えるK税理士。

色々議論の余地はあったが、不毛と見なされ、司会者がうんざりして強制閉会と相成った。

彼自身の自己肯定、自己満足に付き合わされただけの時間となった。
わたしは面白かったけど。

本妻と妾

2016-07-15 | オトコとオンナ

とあるブログを、初めて読んだ。
素晴らしく文章がキリリと冴え渡っていた。
思考回路、目線にしびれた。
それよりも、なによりも、表現の仕方よりも、中身。
お料理も見かけも大事だが味。人間も然り。
その中の、「雀のお宿」の、本当は怖いグリム童話・日本昔話版を読んで、無性に書きたくなった。

本妻と妾。
妻妾同居は、かつて、国の福祉政策代わりに、おカネのある人がやっていた。
国家のおカネを歳出するのではなく、個人のおカネで救済していたと見る。
まあ、それはよいとしよう。(よくないが)

女性が夫と男妾と同居している例は、あまりない。
文豪同士で、元女房をやりとり、交換していた例はあるようだが。
芸術家の岡本太郎のお母さんも、あっちへ行ったり、こっちへ来たりして、芸術を爆発させる元を作っていたのか?
一人の女性に複数の男性。重複・同時進行型。

まあ、それはよいとしよう。(人は人)

愛を勝ち取るための、冷静な戦略。
これは、すごい。
愛でなくても、国盗り物語風の、国家戦略とか、逆に、国を牛耳るための策略とか、
自分の思いを遂げようとすると、情熱だけではなく、知恵と理性と策略と実践力がいる。
強力な優秀ブレーンがいると五重マル。

一時の嫉妬や激情に振り回され、理性を失うのではなく、じっくり自分のもとに夫が帰ってくるような冷静な判断ができる思慮の深さこそ、
これがホンモノの愛だ!!なんてことになるのだろうけれど。
わたしは、策略を練る余裕のある(男女の)愛なんて、クビをかしげる。
愛は常に狂気を伴うものだと思っているからだ。
冷静な慈愛に満ちた愛は、男女間の愛には、ちょっと違和感を感じる。
恋のライバルを蹴落とす方法を、刃を研いで練る、というのも、わからないでもないが。
策略を練るシーンとしては、わら人形系がぴったり、しっくりする。

まあ、それはよいとしよう。

自分のもとに戻ってくるための、緻密な計画を練り、冷静沈着な人って、怖くないか?
善人なのか?
(確かにヨミは鋭いが)
しかも、良い人、素晴らしい人、よく耐えた人、という絶賛評価つき。
狂って、はちゃめちゃしている人のほうが、人間らしくてかわいいような気もする。

物語は、たいがい、「頑張った人にご褒美」というコースが用意されている。
そのほうが、読む人が安心するからだろう。
自分が辛い立場にあっても、地道に努力を続けていると、神様が見てくれている、と思いたい。
うまいことやった、要領の良い人が、のうのうと幸せをつかむストーリーは、不公平で腹が立つに違いない。

なので、気の毒だった人が、頑張って、乗り越えて幸せになる筋書きに、人は惹かれるようだ。
意地悪人間が、はじめは勝っていても最後は、負ける、そういうのが好きらしい。
水戸黄門さま的勧善懲悪が、日本人は、毎日の安心ご飯か。

まあ、それはよいとしよう。

賢い知恵者に対して、いささかの胡散臭さを感じてしまう。
それもそうだが、雀のお宿(本当は怖いグリム童話・日本昔話版)の、最後は奥さんのもとに帰ってくる夫、
このハナシ、出来すぎ。
元妾はもちろんのこと、奥さんにも見放されるほうが、ハナシとしては現実味があり、活気があると思う。

「あんた、いらん。お払い箱」
ぽいっ。

そこからストーリーが始まるほうが、面白い。

(いまや、そういうのも、斬新さや新鮮さに欠けるかも知れないが)


ふと思った。
カネ目当ての元妾が、とっとと逃げていった、あの展開、
「カネ目当ての妻がとっとと逃げていった」にすると、笑うに笑えない、ストーリーになるのだろう。
(第一生命のサラリーマン川柳で優秀作品があった。
「退職金もらった瞬間、妻ドローン」)

元妾は、カネ目当てではなく、愛情を抱いていたとすると、これまた平凡な、お仕着せ倫理ストーリーになって、温度が下がる気がする。
愛情ではない、なにか、ということにすると・・・?
なにか、って、なに?

いったい、どんな展開がいいって言いたいの?と自己ツッコミ。
う~ん・・・
人の数だけ人生はあるけれど、読み物と現実は交差してるのか?

みなさん、自己責任で各々の幸福を追究してください。

 

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