橋下氏、辞めるようだ。
政治にまったく関心のない私だが、昨夜は、なぜか、手に汗握って、
テレビで刻々と推移する数字、・・・大阪都構想、賛否の結果を見ていた。
ほぼ、五分五分の戦いとなった。
橋下氏、手に職があるから、政治家を辞めても、食いっぱぐれはないだろうし、
あの知名度、今後も実業界など、まだまだ挑戦できる分野はあると思える。
私は、大阪府民なので、非常に実のところ、関心があった。
橋下さんと対抗する勢力の訴える、
「よくわからないコトには、賛成しないほうがよろしい」というお勧めフレーズ、
まさに、よくわからないお年寄りには、効いたのではないか。
残念ながら、私は大阪市民ではないので、投票権はなかった。
しかし、税金の使い方などは、確実に大阪府民も巻き込まれるはずなのに、受け入れる側の大阪府民には投票権がないなんて、
非常にアンフェアだと思っていた。
あそこまで、ぴったりと賛否が半々に分かれるということは、大阪市民の皆さんは、よくわからない、ってことなんだろう。
「都構想」の言葉ばかりが先に歩いたかんじで、
生活に直接関わってくる市民としては、実態がつかめないまま、実際に後押しするのに怖気づいたといったところか。
昨日のためにせっせせっせと、長年、準備していた大阪府、大阪市の公務員の方々、
橋下氏とともに討ち死に、いっしょに負けた感があるんだろうなあ。
税金はああいうカタチで使われるのだと不思議なものでも見るような、わたし。
だけど、何に使われているのやらわからないよりは、ずっと、はっきりとしたカタチとなって現れ、実感はあった。
かつて、オリンピック誘致を中止することに方向転換し、それまで進めてきたことに使われた税金がパーになる、
と非難を浴びていた人、時代を、ちょっと思い出した。
と、昨日のこと、長く、書きすぎた。
私生活、実生活では、もっともっとプライベートな家族のこと、行事がけっこう、あったのに。
そういうことは、その時、その時に、リアルタイムで燃焼してしまって、あえて文字にする気持ちにならない。
そういう日常の喜びや充実感を通り越して、もっともっと自分のことを掘り下げたことが書きたくなった。
一昨日、外出先に向う途中の、地下鉄のエレベーターで(足、減るから、エレベーター使用してます)
鏡に映る自分の顔を見て、げげっと、はっと、息をのんだ。
皆さんもよく書かれているが。
そこに映るのは、見知らぬ老婆。
え?
これ、あかんやろ。
わたし?
あの日のわたしは、完全に老婆だった。
突然の老婆の顔に、わたしはうろたえた。
目の下のクマの部分が少し黒ずみ、落ち込んでいる。
前日、夜中遅くまで、アイフォンのちっちゃな、ちっちゃな画面で、コミックを読んでいたからか?
まあ、それはどうでもいいとして。
(どうでも、よくないが。自分を納得させる、なにか具体的理由が欲しい)
宗教は、病、戦争、死、老の苦から逃れるためのものらしい。
老いは、死ぬほど辛いのか?
しかし、若死にしない限り、生命体は必ず老いる。
逃れようのない宿命である。
女性は特に見かけがどうのこうの、男性に比べて、どうのこうの、美がすべて、どうのこうの、・・・
と言われている。
しかし、わたしの年齢になると、女性にあれこれイチャモンやら理想やらを押し付けてくる男性も、
自分の姿をもっとよく見て欲しい。
一方的に映画でも観る感覚で、女性の外見に思いを馳せたりしているが、
双方向のコミュニケーションを取りたいのであれば、たとえ、夫婦でも、自分の身も構わなければ、人にばかり注文はつけられない。
女性は見られて、なんぼ、男性は、見て、なんぼ、では決してない。
ある男性が、あるSNSで、女性のファッションにとても興味がある、と言っていた。
あれこれ主張しておられ、わたしにも、「あなたはセンスがいい」
と、(わたしの外見を知らないのに)コメントのようなものをくださったが、
「見るばかりではなく、そういう男性も、女性の目を意識していますか?」
というスタンスで、男性のお洒落について、わたしが書いたら、いつか知らない間に、その人は消えてしまった。
嫌な奴かも知れない、わたし。
と、話がそれまくっている。
ちょっと、書き始めると、止まらない。
起承転結は、まったく吹っ飛び、キーが踊る・・・のはいいのだが、
時間を考えずにスタートしたので、突然になるが、こここで、終わりとなります・・・。
ああ・・・ブログの私物化。
でも、これ、あたりまえ。わたしのブログですから。
ここで、やむなく強制終了いたします。
ごめんあそばせ、あそばせ、です。
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