今日は、たんなる自分のための、こころの整理です。
人生の重大事でもなんでもないので、お時間のない方は、すっ飛ぱしてください。
明日は、社交ダンスの、ある教室の更新日。
わたしより、お年をやや召された、お金持ちの生徒さんのグループレッスン。
その教室に通いはじめて、1年半。
やめようかと思っている。
まず、その教室のスタンスが気に入らない。
ご自分たちのダンス教室を主宰している先生夫婦。
大手デパートのカルチャー教室に参入しているが(テナント出店みたいなもの)、他にも教室があるようだ。
教室はあっても、自前のレッスン・スタジオをお持ちなのかどうかは知らない。
1年に1回は、必ず、自分の教室主催のパーティを開く。
参入しているカルチャセンター主催のパーティにも参加する。
他にも、ミニ・パーティを開催する。
生徒は、そのパーティに参加する。
嫌なら参加しなくてもいいが、レッスン内容が、パーティのグループレッスンでの出し物になっているので、
「わたし、参加しません」とは、言い辛い。
グループレッスンの後、引き続きプライベートレッスンを受ける方々は、パーティのデモ出演のための練習をしている。
しかし、デモのレベルは、かなり低い。
上手かろうが、下手であろうが、先生にとっては、デモは、お金の稼ぎ時、ボーナスのようなもの。
教室の運営費を、下々から吸い上げる。
評価できる結果で、正当な金額ならまだいいが、明らかにそうではない。
難関受験塾で、高い授業料を払っても、実は、大勢の下の生徒から集めた上納金で、
ピラミッドの頂点の優秀な生徒だけが合格できる、あれに似ている。
なので、あほくさい。
しかも、嫉妬の炎、めらめらの、例外を目の当たりに見ている。
K女史。
高いお金を払って、プライベートレッスンを受ける人は、
目標は、たいがいは、発表会(大パーティ)でのデモのお披露目か、
公の競技、または、メダルテスト。
先生のプライベートレッスンの生徒の一人、H氏は、競技に出ることが目的。
自分だけでなく、ペアを組む相手の、全費用をH氏が持つことを前提に、コトが進められている。
そこで、先生が目をつけたのが、K女史。
K女史は、まだ社交ダンスをはじめた直後、1ヶ月も経っていないのに、
H氏の相手、ということで、先生直々にレッスンを受け、
競技にも出て(レッスン料、ドレス代、出演費、すべてH氏持ち)
(想像するに)めきめき、上達している。しかも無料で。
(H氏に支払わせているドレス代だって、先生のお下がりなのは、見え見え)
「無料で」とわざわざ追記するあたりが、わたしのセコさ、浅ましさ、醜さ、露呈。
この世界、実は汚い世界で、プロの先生は、多額のお金が動かないグループレッスンでは、
まともに生徒に技術を教えない。
教えてほしければ、プライベートレッスンを受けてね、と、そこで儲ける。
ブループレッスンは、プライベートレッスンに引き込むための客引きみたいなものだ。
(そうでない先生もおられるが)
なので、わたしみたいに、グループレッスンをいくら週に何度も受けたからって、
上達の度合いは、たかが知れている。
というか、プライベートとグループでは、レッスン内容自体が、すでに違うのだから。
お金がついて回る、ダーティさには、前々から嫌になっていたのだが、
しぶしぶ参加した、先日のパーティの写真が出来て、「もやもや」が「確信」に変わった。
「スローさん、写真代、4800円です」
と先生は、さらりと涼しい顔で言う。
写真なんぞ、撮ってほしいと言った記憶はまるでない。
しかも、プロの写真とは思えない、
普通の(わたしでも撮れます、あんなレベル!!)ピンボケ写真を数枚焼き増しして、
写真屋さんで無料でくれるようなフォト・ノートに差し込んでいるだけのもの。
立派な台紙に貼ってあるわけじゃなし、なんで、そんなに高い???
1人で写っているものなんぞは、当然1枚もなく、5~6人といっしょ。
美しいショットならいざ知らず、ヘンな顔、表情の瞬間ばかり。
いらんわ、こんなヘンなの。
(でも、お金払いました。ちらと見ただけで嫌になる、写真。持ち帰ったまま、ほったらかし)
さらに、集合写真は、これまた、「ご入り用なら、こちらは、1枚1800円です」と。
こちらは注文を受けてから焼き増しするようだ。
素人が撮って好意でくださるのなら、「ありがとうございます」とニコヤカに、いただくが、
実費程度ならともかく、さすがに、お金儲け主義をありありと感じた。
マネ、マネ、マネ~(アバの曲)がわたしの脳内に流れた。
「世の中、銭(ゼニ)でっせ」
またまた脳内で、ミナミの帝王が、ささやいた。
曜日・時間帯・場所が、今のわたしには、ぴったりだったので、通っていたが、
徐々に、鼻につくお金のニオイがぷ~んと、においはじめ、
システム、内情、舞台裏が見えてきた。
わたしが、ケチなのか?
優雅なお稽古事には向いていないのか?
お茶・お花・日舞・・・目をむくような多額な金額で、免許を取得する。
お披露目、発表会に、お金を湯水の如く使う。
そうやって、優雅な技術が身につくというものなのか。
つまり、お金持ちのオアソビっていうわけか。
貧乏根性の持ち主には、手の届かない、雅やかな世界?
じゃあ、K女史、お金持ちかどうか、まったく知らないが
(女手ひとつで、子供さんを2人も育てられたことは、立派ではある)
最低料金(オプションは、すべて無料)で、実にうまく世の中を渡っている。
(また・・・「無料で」、って、書いちゃってる・・・)
わたしは、お金を払うのか嫌だと言っているわけではない。
先生へのレッスン料がお高くても、その内容に値するのであれば、対価として気持ちよく払うだろう。
そうじゃない、中途半端なケチくさいところで、ちまちまお金を儲けようとする、
その心根が見え隠れすると、とたんに嫌気がさす。
(わたしのケチな根性とスパークリングする?)
グループレッスンの時間内なのに、先生は、K女史につきっきりで指導。
その指導料は、H氏からいただいているのだろうけれど、
お金をもらっているなら、グループレッスン時間にではなく、別枠をとって、やっていただきたい。
正規のレッスン時間である我々は、アシスタントに、まかせっきり。
スタジオの半分をぶん取り、音楽もK女史指導の曲を流す。
ジャマだ、目障りだ。
第一、スタジオは大手デパートが所有しているんだし、
わたしはそのデパートのカルチャーセンターに申し込んで習っているわけで。
ということで、書けば書くほど、腹が立ってきた。
そのスタンスは、どうしても受容しがたいものがある。
スタンスはよくないが、レッスン内容がすばらしい、ということなら続ける価値がある。
肝心の内容は、上にも書いたが、アシスタントに委ね、先生は、ほとんど、本当にほとんど指導しない。
発表会用のダンスのステップを立案するのみ。
アシスタント女史は、きっちりした基本を指導できない。
長年やっている、同じ教室の先輩たちのダンスを見ればよくわかる。
わたしが、習いたいのは、こんなんじゃない。
(別のどこかの先生に、プライベートレッスンを受けるのがベストなんだけど。
時機を見ているところ)
せっかく、ぽっかり空いた時間を(場所的にも)有効にうまく使えて、その意味では、よかったんだけど、
明日の更新、しないことに決めました。
別のところを探そう。
長くてすみません・・・