人は、認められたいと願う動物だ。
そんな気持ちは、みじんもない、という人がいるとすると、・・・・
すっぱいブドウの進化形、ひねくれ形ではないだろうか。
認められたいが、その姿が、自分の理想としていない姿だったとしたら、
自分を捻じ曲げてまで、認められたいか、どうか。
生活がかかっていて、乳飲み子や育ち盛りの子供を育てていかなければならなかったとしたら、
理想だとか、認められたいだとかもなく、ただただ現実の、必要なものを手に入れるために、必死になるだろう。
もし、選択肢があるとすると、いかに、多く、手早く、効率よく、手に入るか、選択して、ステップアップしていくことだろう。
生きていくため、食べていくために、なにがなんでも、しなくてはいけない。
ハングリー精神は、一定のラインを満たすと、やがて、質を問うモチベーション、欲求へと姿を変える。
社会が成熟し、福祉も整い、餓死するような惨事はほとんどない、平和な日本。
生活保護も、あるし。
(生保の打ち切りを告げられ、市の職員に頭突き攻撃した人もいるそうだが)
目は肥え、舌は肥え、理想は、高まり、
馬の目前にぶら下げるニンジンは、たんなる普通のニンジンでは、なかなか全力では走らなくなっている。
走るのはしんどいから、ニンジンの代わりに、ニンジン・サプリメントでもいいか。
ハングリー精神、どこ行った?
ちなみに・・・
ハナシは、変わるが、
自分の書きたいものと、ウケがいいもの、これには、いささかギャップがある。
これは、ブログ村ポイントや、ブログへのダイレクト訪問数を自分なりに、統計集計、分析してみて、そう感じた。
タイトルのつけ方で、影響があることもわかった。
が、媚を売るかのごとくの、タイトル付け、これって、・・・・・どうなんですかねえ・・・(自問自答)
なので、ウケ狙いの過激なタイトルを一旦考えても、また、自分の感覚に忠実に従ったタイトルに、戻したりしている。
(あまりにも訪問数が激減すると、その逆のパターンもある・・・見苦しく、浅ましい、行ったり来たりの生煮え)
自分が楽しいことを、書く。書きたいことを書く。
自分のこころを解放するために。
訪問数が減ったって、ランキングが落ちたって、べつにいい。
と、思うことは思うのだが・・・。
が、あるブロガーさん、
前は、ブロガーさんが置かれている、たいへんな状況に、同情、共鳴、理解することもあったが、
依然、その人が楽になれるような、ご自分のこころの内部の内容ばかりが続き(最初からそうだが)、
これは、読んでいても、読み物としては、あまり面白くない。
(わたしが、お気楽、ノーテンキ、苦労知らずで、人の痛みに鈍感なせいもある)
なので、ざ、ざ、ざー、スクロール、斜め読みとなる。
わたしのブログだって、人の揚げ足取りやら、性格悪い腹の中、真っ黒、こんな長々、延々、文字の大安売り、
ざざざー、には、ぴったりだ。
あるリアル人は、「あなたのブログ、ざざざー、ばっかりしてるのよ」、と言っていた。
まあ、来てくれるだけ、ありがたいのだが。
(わたしは、小心モノなので、いくら、ざざざー、だといっても、
もしものことを考えて、その人の悪口は、絶対に、一行だって一文字だって、決して書かない。
あんまり、リアル人のことを悪く思ってないということが、根にはあるのだが)
ざざざー、なのに、なんで来るのか・・・
あまりにも退屈で、することもなくて、街にぶらり出てみた、とか、お店をのぞいてみたとか、
本屋に立ち寄ってみた、気分転換を図ってみた、
が、面白いものは、なかった・・・
そんな感覚だろう。
いいんです、それで。
それとは別に、無意識に、アタマやこころに焼きついて残ってしまうブログもある。
そのブログ内容に、反応したことを部分的に、気付かずに書いていたりする。
それが、お互いだったりして、あとで、発見して気付き、不思議な含み笑いとなる。
読んでいる人に気付いて欲しいとか、そんな、作為的なことは全く思わないのに、
無意識な反応であるところが、実に、ビミョーな、特定の周波数、振動、リズムの共鳴を感じる。
「A+B=C」になっていて、別の合同作品が生まれる。
これが、また楽しい。
ダンスと音楽、ちょっと似ている。
(実際のわたしのダンスは、ただただ相手に合わせるだけで、音楽に合わせているわけではないので、
自立したダンスをすることが、今後の課題であるが、なかなか実現は遠い)
他のブロガーさんの意見をブログで読んで、意識的に、自分のブログに自分の考えを書くこともある。
これは、あくまでも意識的であり、時には、ケンカを売っていることもある。
わたしは、何度も言うが、小心者なので、自分の意見・反論を書いた後は、その後の反論・攻撃が怖くて、
戦々恐々としているが、何事も無かったように、ブログは行き過ぎると、ほっとしている。
説得力のない、取って足りぬ、つまらん「ほざき」なので、無視されてるのかも、知れないけれど。
それは、それで、いいのだ。
ディベートは苦手だ。
一つ目の反論を受けると、即、「あ、すみません、そうですね」と、ぎゃふんと、めげて、ひっこめ、すぐに砕ける。
今日のブログ内容は、まったく一般受けしないだろう。
それこそ、自分の内面、自分が興味を示していることだけを、だらだら書いているだけだから。
ざざざーの、スクロールには、ぴったりであります。
暮れの、大掃除その他、忙しさを前に、ちっとも火がつかない。
ぎりぎりまえで、一歩たりとも、微動だにしない自分が、予想できる。
来年初頭から、チアノーゼになりそうなぐらい、わたしの能力のなさが問われる、一大イベントが控えているのに。
あんまり騒いで演出オーバーヒートして書くと、
またリアル人に「一刻も早く掃除しなさい」と、怒られそうだし。
とりあえずは、のんびり、嵐の前の静けさを、半分、麻痺しながら、ヤケになりながら、楽しもう。