とりあえず、今日は、ブログ更新から時間を使ってみよう。
さあ、書くぞ!! 時間は確保した!!
そう思って、パソコンの画面に、前のめりになりつつ、イスから上体を近づけ、やる気むんむん。
・・・・・
いざ・・・!!
となると、わたしは、ダメなタイプだ。
時間がなくなって、時間に追いかけられないと、走れない。
人生、何事も受身タイプ。
今日で有効期限が切れるマイレージが、ある。
あれを先に手続きしようか。
小説、下書きしてるものを手直しし、続きをちょっと書こうか。
それから自分のブログ更新に行ってもいいよね・・・
なんて、ブログ更新の順序を後にすると、やはり、ブログ更新は、終了時間をオーバーしてしまい、
そして、バスに乗り遅れ、タクシーとなり、乗車運賃の高いほうの電鉄会社利用になり、さらに・・・
さらなる遅刻は、お金では穴埋めできないことになって・・・(これは、昨日、書いた)
じゃあ、帰宅してから更新すればいいじゃない?
なのだが、わたしの楽しみは・・・・なんと、行き帰りの電車の中で、自分のブログを読むことなのだ。
べつに、超・ナルシストでもないし、自意識過剰でもないし、自己顕示欲の塊なわけでもないのだが、
自分の考えを整理したものを、ふむふむと、改めて、また読み直す。
「自分」の感じたこと、思ったことを、「自分」にわかりやすいように、うまく表現で来ている。
あたりまえだ、自分が、自分のことを書いているのだから。
取材も、聞き取り調査も、なにもいらない。
直接、考えたり感じたりしている人と、筆者が、同一人物なのだから。
第三者の手に委ねられていない。
こりゃあ、便利だ。
産地直売みたいなものだ。
流通コスト、ゼロ。流通、手間隙、ゼロ。
しかも、自分のことを書いているので、
よくも、書いたな、あばいたな、誹謗中傷だ、と、訴えられることもない。
ただし、脳内・変換ソフトがいる場合もある。
こう思っているけれど、うまく表現できない、言葉が思いつかない、そういう場合。
えっと~、えっと~、ええっと~、なんだっけ、どういうんだっけ~
ちゃかちゃかちゃかと、チャチな脳内・検索が始まり、即、終わる。
容量が少ないから、結果がすぐ出る。
「わかりません」「見当たりません」「検索結果→ゼロ」となると、飛ばすか、別の言葉に置き換える。
少々、言いたい意味がずれても、時間がないので、こだわる余裕もなく、決行。次。GO!
なので、ブログ完成度は、とても低い。
書き直したり、戻ったり出来ないので、すごいスピードで、書くだけ書いて、書き散らして、
慌てて、家の中でモノを足で引っ掛けて、散乱しても、元に戻す余裕も時間もなく、すっ飛んで家を出る。
そして、電車の中で、誤字やら、マチガイやらを発見する。
所詮、自分のブログなので、どんなにレベルが低かろうが、文句を言うのは、自分しかいない。
文章に関しての自意識は、ほぼないのだ。
だだだ・・・と思っていることをキーを打って、あとは、ああ、すっきりした!!となる。
そして、いつも、「遅刻ギリギリ」と「本当に遅刻」の中間あたりで、冷や汗をかいている。
ああ、よかった、あの厳しい時間で、どうにか、遅刻ギリギリで済んで・・・と、ほっとする。
その、最後の段階で気が緩んで、バスに乗り遅れることもある。
で、ここまで、無駄な文字を打ったところで、今日の書きたいことが、ふと、アタマから、もわっと出てきた。
今までの入力分は、削除して、本来は、ここから、アップするのが筋だ。
↑というふうに、時間があると、こういう無駄なことに時間をうだうだ使うばかり。
ちっとも、建設的でもなければ、濃度が濃くなるわけでも、完成度が上がるわけでもない。
余裕の時間をすべて、助走の時間に使いきってしまう。
ふと浮かんだ、書きたいことは・・・現在の自分の居場所について。
自分というものが、はっきり見えた瞬間について。(これ、昨日、ある瞬間に、突然、見えた)
これを書いたが、この後に続けるのはやめた。
ここまでの文章の流れから、さらに引き続き読んでいただくには、もう、けっこー、げっぷ、
だろうなあと、へんに気を回した。