《さ》
『サウンド・オブ・サイレンス』(原題:Don't Say A Word)
精神科医のもとに至急診てほしい患者がいるとの依頼が。
患者は看護士を切りつけた少女。
彼女は誰にも何も喋らない、触れさせない。
そんな間に精神科医の幼い娘が誘拐され、
犯人から「娘を返してほしければ、
少女から6桁の番号を聞きだせ」という命令が。
ぜ~んぜん期待せずに、ま、新作だからと思って借りたら
結構ハラハラどきどきさせられたサスペンス。
《し》
『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』(原題:Shadow of the Vampire)
その昔の無声映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』の主演俳優は
役への入り方が凄かったらしく、
本当に吸血鬼なのではないかと噂されていたそうな。
そんな噂から企画された映画らしい。
あの俳優が本当に吸血鬼だったとしたら。
俳優役を『プラトーン』(1986)のウィレム・デフォーが熱演。
コウモリに喰らいつくシーンなど、マジで吸血鬼。
《す》
『スウィート・ノベンバー』(原題:Sweet November)
仕事人間のキアヌ・リーヴスの前に現れた女性。
彼女はひと月かぎりの同棲を提案する。
頑な彼も次第に彼女のペースに巻き込まれるが、
彼女は不治の病いに冒されていて……。
ひと月ごとに同棲相手を変えて、
男性陣の心を癒す女性という設定はおもしろいと思ったけど、
なんだかなぁ、これで死なせるなよっちゅう感じ。
とっても安直なオチになりました。
《せ》
『センターステージ』(原題:Center Stage)
名門バレエ学校が舞台。プリマの座を争う少女たち。
フツーの展開だけど、実はこういうダンスもの、
スポ根ものと一緒でなんとなく観てしまいます。
展開は見え見えなんですけど、なんか好き。
《そ》
『ソードフィッシュ』(原題:Swordfish)
政府の闇資産の眠る銀行を襲撃して大金を得ることをもくろむジョン・トラヴォルタは、
天才ハッカーをチームに入れる。
離婚した妻と親権を争うハッカーは、
事件を起こしたくないからと断るが巻き込まれて……。
オチがてんこ盛りすぎて、はっ?
これって騙されてんのやろか、私も。
ハッカー役は『ニューヨークの恋人』で
メグ・ライアンの相手役だったヒュー・ジャックマン。
彼は今後もあちこちで見られそうです。