夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

今年観た映画50音順〈か行〉

2002年12月18日 | 映画(か行)
《か》
『カンダハール』(原題:Safar E Gandehar)
フランス/イランの作品。
アフガニスタンからカナダへ亡命した女性ジャーナリストが
祖国に住む妹から日蝕の前に死ぬという手紙を受け取る。
妹を助けるべくカンダハール入りを試みる姉。
赤十字がヘリコプターで搬送する義肢。
義肢は砂漠めがけて落とされるが、
地雷によって脚を失った人々がそれを求めて駆けだす。
誰もがカンダハールという名前を知ったときに公開された、
悲しくもタイミングのいい映画と言わざるを得ないかな。

《き》
『キス・オブ・ザ・ドラゴン』(原題:Kiss of the Dragon)
中国系の麻薬組織の捜査のため、パリにやってきた捜査官。
罠にはまって追われる身に。
道中知り合った娼婦の娘を救うため闘うジェット・リー
これでジェット・リーに目覚めました。
キスシーンすらない、珍しいアクション付きラブ・ロマンスか!?

《く》
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』
『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』
これはどうしても2本挙げたい。
前者はビデオで観ましたが、後者はひとりで観にいきました。
平日のミナミの某映画館、
観にきていたのはオタクっぽい男性2人組と子ども連れの女性、
そして私のたった5人。
クレヨンしんちゃんを侮ってはいかん!

《け》
『KT』
金大中の拉致事件を基に『顔』(2000)の阪本順治監督が撮った社会派サスペンス。
佐藤浩市主演。筒井道隆が在日韓国人役で出演。
彼は久々に見たような気がします。
どうしてはった~ん?

《こ》
『殺し屋1』
1年にいったい何本撮るねん!というぐらい
映画を撮って撮って撮りまくる三池崇史監督の作品。
首ちょん切れる、体まっぷたつ、血飛びまくりの展開にびびり、
一応ビデオを最後まで廻したもののほとんど直視できず。
すんげえスプラッタ・ムービーです。
しかしこの監督はこんな映画もあるかと思えば
コメディあり、ほのぼのあり、ハードボイルドあり。
いったいどんな思考回路をしているのか不思議。

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今年観た映画50音順〈あ行〉

2002年12月18日 | 映画(あ行)
「あ、い、う、え、お」とやっていって、
良くも悪くも最初に思いだしたタイトルです。
50音全部いけますかどうか。
たまにネタバレするかも。あしからず。

《あ》
『アザーズ』(原題:Los Otros)
古いお屋敷に住む母と娘と息子。
使用人3人がやってきた日から屋敷のなかに異変が。
娘は屋敷の中に誰かがいると言いだし……。
今年観たなかではかなりポイント高し。
『シックス・センス』(1999)と併せていかが。

《い》
『イビサボーイズGO!DJ!』(原題:Kevin & Perry Go Large)
童貞とサヨナラするため高校生2人はビーチへ。
あまりに下品すぎて直視できなかった映画。
下ネタは決して嫌いじゃないです。でも品なさすぎ。
某映画雑誌では結構評価が高かったけど、
だいたい40すぎのおっちゃん2人に高校生役をやらせること自体無理がある。
私は「自分を高校生だと思っている役」だと思ってしまった。
ほんまに高校生の役なんやと思って目が点に。

《う》
『ウーマン・オン・トップ』(原題:Woman on Top)
最愛の男性に棄てられて傷心のまま街へ出る女性。
彼女はすばらしい料理の腕前の持ち主で、
その美貌から料理番組にスカウトされ、一躍有名人に。
よりを戻したいダンナがやってきて……。
トム・クルーズとすごい結婚式をするらしいペネロペ・クルス主演。
ちなみに《あ》の映画はトム・クルーズの元妻主演。

《え》
『エネミー・ライン』(原題:Behind Enemy Lines)
訓練中に撃墜され、敵地に入り込んでしまった青年。
彼をなんとか帰らせようと奮闘する上官と、
政治がからんでややこしいので彼を見殺しにしようとするお偉方。
深みはまったくなし。
主演のオーウェン・ウィルソンが「ヘタレ」なのが救いで、
あれが「なんとしてでも国のためにがんばる」的英雄だったら
映画は最悪だったかも。とにかく帰りたいがために走りまくります。
がんばる上官、ジーン・ハックマンがちょっとは映画の格をあげたかな。

《お》
『オテサーネク』

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