『ミラクル・ペティント』(原題:El Milagro de P. Tinto)
監督:ハビエル・フェセル
出演:ルイス・シヘス,シルビア・カサノバ,パブロ・ビネド
ハビエル・アリェル,エミリオ・ガビラ,ハンフリ・トペラ他
1998年のスペイン映画です。
大家族の立派な父親になることが夢である少年。
学校の廊下で劇的な出会いをした盲目の少女とそのままめでたく結婚。
だけどいつまでたっても子どもができない。
子宝に恵まれないまま50年が経ち、やがて夫婦のもとへ、
故障したUFOから宇宙人がふたり、落っこちてきます。
続いて、医療刑務所から脱走してきた巨漢の男が。
老夫婦は天からの授かりものと信じて、
彼らを自分の子どもとして育てます。
なんというのか、私のツボにハマりました。
少年と少女の「劇的な出会い」というのも、
授業中、紙に「幸せな大家族の風景」を落書きしていた少年が
先生に廊下に放りだされたところへその少女が。
盲目の彼女はトイレで使う紙を探していて、
そこへ落書き片手の少年が現れるのでした。
「これを探していたの」と彼女。(^^)
子どものできない理由というのもスゴイです。
少年と少女は、大人同士の会話を耳にします。
「子沢山になるコツは、タラリンタラリンと励むことだよ」
と、大人がサスペンダーをきしませながら話すのを聞き、
タラリンタラリン=サスペンダーをパッチンパッチンさせることと思いこむ。
そのまま50年、ひたすらサスペンダーをきしませつづけるんだから。
宇宙人の発見を通報してNASAの裏口から通されることを目論む火星人マニアの修理工や、
三位一体を必死で説く、前髪が自慢の神父、
教会用のウエハース作りに誇りを持つ職人、
出てくる人物がすべて愛らしく、おかしいです。
天真爛漫と無知は紙一重だと言った友人がいますが、
この映画については天真爛漫のほうだということで。(^^)
監督:ハビエル・フェセル
出演:ルイス・シヘス,シルビア・カサノバ,パブロ・ビネド
ハビエル・アリェル,エミリオ・ガビラ,ハンフリ・トペラ他
1998年のスペイン映画です。
大家族の立派な父親になることが夢である少年。
学校の廊下で劇的な出会いをした盲目の少女とそのままめでたく結婚。
だけどいつまでたっても子どもができない。
子宝に恵まれないまま50年が経ち、やがて夫婦のもとへ、
故障したUFOから宇宙人がふたり、落っこちてきます。
続いて、医療刑務所から脱走してきた巨漢の男が。
老夫婦は天からの授かりものと信じて、
彼らを自分の子どもとして育てます。
なんというのか、私のツボにハマりました。
少年と少女の「劇的な出会い」というのも、
授業中、紙に「幸せな大家族の風景」を落書きしていた少年が
先生に廊下に放りだされたところへその少女が。
盲目の彼女はトイレで使う紙を探していて、
そこへ落書き片手の少年が現れるのでした。
「これを探していたの」と彼女。(^^)
子どものできない理由というのもスゴイです。
少年と少女は、大人同士の会話を耳にします。
「子沢山になるコツは、タラリンタラリンと励むことだよ」
と、大人がサスペンダーをきしませながら話すのを聞き、
タラリンタラリン=サスペンダーをパッチンパッチンさせることと思いこむ。
そのまま50年、ひたすらサスペンダーをきしませつづけるんだから。
宇宙人の発見を通報してNASAの裏口から通されることを目論む火星人マニアの修理工や、
三位一体を必死で説く、前髪が自慢の神父、
教会用のウエハース作りに誇りを持つ職人、
出てくる人物がすべて愛らしく、おかしいです。
天真爛漫と無知は紙一重だと言った友人がいますが、
この映画については天真爛漫のほうだということで。(^^)